日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

若き朋友 mさんの日常から

2014-05-11 23:33:48 | 日々・音楽・BOOK
mの日常(前半)2014-04-26  am5:50 目覚まし時計が鳴り、細君がTVを点ける。
5:55 NHK(TV)の天気予報が流れる
5:59 フジテレビにチャンネル変更、星占いを聞く
    *三田アナ、可愛いっすねー!(^^)v
6:15 細君が布団を出て朝食と弁当の支度開始
6:30 mがノソノソと布団を出る、朝食と支度
7:00~7:20 mが偉そうに「フェアレディZ」で出勤
9:00 会社始業(8時前には会社着)

mの日常(後半)
18:00 終業(この時間に退社することはまずナッシング)
 ~   残業(管理職につき休日出勤含め手当なし)
22:00 平均退社時刻
22:30 帰宅
 ~23:30 晩酌+夕食
23:30~24:00 入浴
24:00 就寝

このスケジュールは、僕の若き朋友、飲み友達でもある mさんの4月26日土曜日終日のスケジュールである。僕のこのブログのコメント欄に書いてくれたので読んだ人がいるかもしれないが、土曜日だというのにと驚いて電話をした。
土曜日は休日、でもほとんど休んだことがないという。彼は建築の設計事務所をつくって設計をやっていたが、資格を取り、確認審査機関へ転職したサッカーを愛する好男子だ。僕には到底出来ないことを見事に仕切る優れもの。<本稿掲載許可済み>

残業(管理職につき休日出勤含め手当なし)という括弧つきの一行に苦笑してしまう。
だがふと若き日の僕自身を振り返るとまったく同じことをやっていた。寝袋を用意していた所員もいたし(残業代払ったことなし!払ったらやっていけなくなるというのも情けないが)、僕も終電で帰って4時間ほど寝て事務所に出てくる繰り返しをやったりしたが、馬鹿ばかしくなって毛布を用意して事務所で寝てしまうこともあった。

夕食を所員たちと一緒に食べに行ったあと、ちょっと一服といって五目並べをやって今日は仕事やめた!ってなこともよくあった。
おそらく、建築の設計事務所の、ことに著名建築家のアトリエでの仕事の仕方は、五目並べは出来ないだろうが、今でも同じだろう。いやそうではなく建築にトライする志のある奴はみな・・・

大学での後輩、JIAで保存問題委員会の委員長を僕の後に引き継いだ篠田は、JIAの会合の後皆で軽く一杯やりながら食事をした後、毎回ちょっと事務所に寄るのでと、今でも同じようなことをやっている。
恐れ入る、というのが実感だが、「ものづくり」というのはそういうものだろう。
情けないが、流石に僕はそういうことのできる体力に自信がなくなってしまった。
でも(用があってだけど)好奇心には勝てず、全国・アチコチ出かけていってしまうが・・・

<写真 好奇心に駆られてということではないが、24日(5月)に那覇市民会館で行う「世界のなかの沖縄文化」と題したシンポをコーディネートするために沖縄に行くが、その沖縄文化の一齣>