光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨の朝の緑

2008-10-28 16:20:22 | 植物・花(秋)
  朝は激しい雨が降っていた。それが少しずつ
  弱いものになり、いつしか止んだ。
  その後は雲が切れると、ギラギラの太陽が輝いて、 
  分厚い雲が来ると、急速に暗くなる。驟雨がありそうでない。
  
  ある封筒を、これまたある方の郵便受けに入れて、
  しばらくして、中身を入れてなかったことに気が付いた。
  これが郵便物でなくてよかった。
  その後、ありがたいことに、わざわざ中身がないので、
  尋ねてきてくれた。まったく申し訳ないと思う。


  朝の雨のあと、明るくなったころの、まだ朝の緑。




  きれいな緑。小さいまま冬を迎える。そして雪の下になる。




  これは緑以外にも、桃色とか黄色とか紫がぼやけていてよかった。




  水滴で、硬質な感じがなくなってしまう。もっと暗くするとまた一味違うが、もとのままにした。

冬のトマト

2008-10-28 06:48:25 | 散策
  朝のお天気、シトシトの雨。空が泣く、とこんな感じになる。でも、これで、空も気分転換をしている、と考えるとよく、ただ号泣されるとこれは困る。雲が見えているが、この動きがはっきりしない。だから、風は今はないようだ。アメダスの6時の気温、11.6℃、まだ10℃をきらなかった。地上の暖かさが残っている。気圧は1013.8hPa。室温15.5℃、これは寒い。寒がり。

  冬なのに、トマトの苗が大きくなる。もう少し前だと、秋だったが、このトマトもまだ小さく、夏だと、このトマトは、まだなかった。年がら年中トマトを食しているが、夏は一番多く、一部はそのヘタなどは、ポイ捨てされる。ここの土は肥えている。なんでも、土に返るものはポイポイ捨てることにしている。ミカンだの、バナナだのリンゴだの、その皮は捨てられて、それはやがて露と消える。
  お花も切花は捨てられて、切花の最後はすこしかわいそうだ。しかしこれも、土になって跡形もなく消える。

  その中から、たまにその子孫が出て来る。圧倒的にトマトは多く、バナナはない。リンゴもない。ある訳がないが、トマトだと、それが起こる。理由は、簡単に考えると、捨てたものの中にタネもあって、それが芽吹く。まわりには、栄養がたっぷりあって、そのまわりになぜか雑草は少ない。雑草さんはもしかしたら、あまり栄養を好まない。こうして秋にトマトの芽が出て、それが大きくなる。過去に何度もあって、花を付ける。実は、しかしならない?。確認出来ない場合もある。

  ここのすこし奥まった、だれもいかない、だれもいけそうにないところ、秘境とも言えるが、ここにだんだんと赤くなる実を付ける蔓性の植物があって、これはたぶんカラスウリである。色はなかなかきれいだが、何しろ秘境にあるので、近づけない。双眼鏡で眺めたりする。この実、去年もあった。カラスウリは、少し探すとボチボチありそう。でも、キカラスウリではない。
  キカラスウリも、その葉っぱだけだと、見ることはある。刈り取られたあとから、またキカラスウリは伸びてくる。しかし時期が悪いのだろう。もうそんなに暖かくもなく、日照も盛夏の時と比べると、少ない。だから、花は咲かず実もない。キカラスウリがきれいな垣にそのグリーンの葉を絡ませている。でも、たぶんキカラスウリとわからないで、そのものはなくなったようだ。カラスウリの実はあるが、キカラスウリのそれは今は知っているところではない。

  それで、冬のトマトだけど、まだ今のところ枯れることもなく、大きくなっている。葉はまったくの緑。このままの状態で、冬の間もいてくれると、どのようになるか、見ることは可能。で、お天気は冬型、日本海側は雨、山は雪で、太平洋側は晴れ。高気圧は張り出すが、こんな天気、あー冬型で、耐寒トマトは現われるか。

どうゆう記憶は正確か

2008-10-27 18:35:46 | 散策
  もう朝も暗くなく、そこそこ明るく、寒くもなかったころ、ある病院の入り口の辺りにいて、しかしそれはイレギュラなもので、普通の場合とは違った。それから、ゾロゾロと後をついてゆくとそこが病棟で、しかも4階だった。4階でよかった。それより上だと、これまた面倒である。7階ならそれこそ各階停車だと6回は止まらないといけない。すべてのボタンは押されたという経験はないが、また1階から乗るときにすべての階のボタンが押されていたという経験もないが、

  帰って来るときは、無論一人でエレベータで1階に降り、それから正規の入り口であり、出口でもあるというところから、外に出た。それから翌日に、またそこに出かけるが、まずはその病院の入り口に入ったところから始めると、不思議と迷うことなく、きのうの逆の道を歩いた。初めてに近い大病院の中を、きのうの朝はイレギュラなところから入ったが、こんどはちゃんと正規の入り口から入り、ちゃんとエレベータにも乗って、正しくナースステーションに着いた。まったく自分でも呆れるくらいに、うまくいって少し誇らしくもあった。

  それでも、迷うところは多い。これも昔話になってしまうが、地図で、しかもかなり正確な地図である。それで、確かめて新宿の東口から歩いて行くところを西の方にいってしまったことがある。まずは、当時の新宿の駅もかなりややこしく、大体駅の中ではどっちが西か東か、それもわからない。
  新宿駅で降りて、次の京王線とかに乗る、小田急でもいいが、そうゆうことにあまり迷うことはなかった。ただ、地図を見て目的の場所に行くときに正反対の方向に行ったのは、今思うと似たような名前があって、それで間違えたかも知れない。いずれにしろ、時代にかかわらず、大きなところというのは間違いやすく、そこに長くいても、未知のままでいるという場所は多いと思う。池袋駅も似たり寄ったりで、もう行くこともないが、今はどの程度に複雑なのか、その辺りの謎で、小説の10や20は出来そうな気もする。私は生まれは神奈川県ということになっているが、そこが今どのようになっているか、これも知ることはない。

  お墓というのも、どこにあるのかわからないものだが、ここがそうだといわれると、そうゆうものかと思う。このお墓のミステリもあって、昔、祖母と行った墓というのが、その後のお墓とまた違うようで、これには一つだけこうゆうことではないかという推論が成り立つが、あまりに私的なことで書くこともない。
  今のお墓も滅多にゆかないが、昔は交通網があったのであって、ガタゴト電車で揺られると、駅にすると一つだけだが、昔はそれで行くことが出来た。今もそうだとすると、また時代が違うから、墓詣でにも行こうとするし、その先の海にも、こっちのほうが興味津津だが、ゆく気になる。
  そのお墓だが、これまたここを曲がるといいのではないか、と思ったところがぴたりの道で、なんだか気が抜けた。お墓への道くらいはすこし迷ったほうが面白いのである。

  それにしても、正確な記憶というものは滅多にない。大体がいい加減でそれで人の安定も保たれている。自分だってまーそんなには悪いことをしていない、と思っている。だから、特に大きな顔もしていなが、また下を向いて歩かないといけないというようなことはない。そうでも思っていないと、ホンマ、この世の中生きていけません。


  晴れ間の時間、チョウの姿。




  どんなチョウも、最初は警戒する。このセセリチョウも一回は逃げた。そのあとに、石に止まった。それで、少しずつ接近する。ネコのような気にもなる。

  モンキチョウ。このチョウの姿もなかなか目の前に出来ない。




  このチョウも最初にこの花に近付いて一旦は逃げたが、また戻ってきた。だから、真正面を向いている。




  顔の位置がすこしだけ上がって、その様子がよくわかる。




  ストローの位置がすこしだけ前方に動いた。わかりにくいが、伸びている。

百花繚乱ではないけれど

2008-10-27 15:58:46 | 植物・花(秋)
  雨が降って、晴れ間が出て、遠く立山、剱岳辺りは
  また真っ白な山肌を一時見せている。
  山は雪か、霙か、吹雪のようで、
  平地は、雨か晴れ。

  晴れ間があってよかった。食べ物を慌てて買いに行く。
  雨には打たれたくはない。
  雨は降ったほうがいいが、ときどきには止んで欲しい。
  そうゆうお天気であって、しかしこれが冬型のお天気の
  始まりのようだ。明日の最低気温は10℃を割るかも知れない。

  同じ花がたくさん咲いていると、それで撮像素子を埋めたくなる。
  うまく並んでいてもよく、だらだらでもよく、それだと
  縮小のみで、出すことが出来る。サイズ、バイト数が限界に近いけど。




  桃色の菊。畑のふちで、まあるく咲いていた。




  この黄色の花は、なにかなー。公園にあった。




  白い小花と菊とが一緒に咲くともっときれいだが、ここの菊は蕾。

冬が接近している

2008-10-27 06:47:33 | 散策
  朝のお天気、雨。結構な降りようの雨で、このまま降り続くと、ちと具合が悪い。少しでいいから晴れて欲しい。雲の動きを見ると、西から東へ移動している。雲の隙間もある。アメダスの6時の気温、12.6℃、気圧は1013.7hPa。室温16℃、たぶんこの秋初めての16℃台。

  秋を通り越して、冬が来そうで、暖かかった夏が懐かしい、というかよかったというか。布団の中はさほど寒くもない。お腹のまわりも、そんなに寒くはない。ただ、懐具合はというとはっきり寒い。値上げしたもの、もとに戻してちょ。
  喉の異変はまだ続きそうだが、特にひどくなる感じもなく、しかし長引きそう。ちょっとの汗とか、それからそのあと冷えからこうゆう風になるが、なんだか歯痒い。

  朝が来るが暗い。雨で、しかもきょうは20℃に足しないようだ。なんだかな、急に寂しい感じがしてきた。時計を見る。あと5分という感じで布団の中にいる。
  それで、顔を洗うのは後になって、先に牛乳を飲んで、それでいよいよパンを焼くとなるとこれがない。完全にないわけではなく、冷凍庫にはあるが、あれだけ食パンがあった。散々もう食パンは買わなくていいと言われたが、その後買ってないから、やっぱりなくなった。それに、食パン以外のパンもほとんどない。パンは、カメさんで、撮る写真のように簡単に調達出来ない。やっぱり、なにか抜けていて、それで、パンもあるから大丈夫など思っていると、なくなる。

  新米はおいしいかというと疑問符が付く。どうも、新米ですと言われて買ったお米の味はただ、水っぽいだけで、これをとぎ、また炊いているかたに申し訳ないが、去年のか、いつのかわからんが、そのお米のほうがはるかにおいしかった。食感はそれぞれ違うようだ。
  パン屋さんが昔は結構あった。このパン屋さんのそばを通るとまことに香ばしい匂いがして、つまりは粉をこねるところから始めているのだろうが、この匂いはなかなか忘れられない。そのお店で、食パンを買った記憶はないが、しかしこれが一個の商品になるとあの香りもどこかに行くようで、これもそれなりの理由があるのだろう。パンは新しいものが絶対においしい。私はそう思う。
  だから、冷凍パンは悲しいかなおいしくはない。それでも、オーブンで焼いて食べるとお腹の中には入ってゆく。

  パンで冬も感じられるわいと思って、おしまいです。

犬に吠えられる。

2008-10-26 18:37:26 | 散策
  午前の後半にやけに眠かったが、その後は特に感じなかった。

  お昼過ぎの時間、いつも、いつ外に出るか、特に日曜は変則的な感じがあるので、迷う。でも、珍しくもう一人の自分がさっさと歩いたほうがいい、と言ったような気がした。たしかに、体の重さはない。どっちかというと、グタグタして、その後も今ひとつ元気がないのが、日曜だが、こうゆう日はたまにあって、さっさと歩いたほうがいい日だった。
  
  何かがあるわけではなく、きのうと同じで、これまでは反時計回りに歩いていた。真上から眺めるとそうなる。きのうは時計回りに歩いた。きょうもそれで、ゆくことにする。一枚余計に着てちょうどよかった。
  犬の鳴き声の印象というものも、あまりないものである。外に出ている犬も滅多なことでは鳴かないものが多い。鳴かれると、少しだけドキッとするが、相手がこっちを見ているかまずは確認しないといけない。
  ワンちゃんの馴染みというのも変だが、この2匹のワンちゃんはまずは鳴かない。それと、寒いときやら、暑すぎるときはちゃんと影に、あるいはうちの中にいる。どっちにしろ、やけに静かな対面となる。こちらは、多少は興味はあるが、向こうはというと、チラッと見てくれればいいほうだ。でも、その犬の顔を見ていると、にこやかになる気がする。

  きょうはそこに行く前に、まずは小型犬に吠えられた。縫いぐるみのような犬で、名前はというとわからないが、体毛の様子からだとそれが毛糸のようで、しかもふわふわというかよじれている。こうゆうワンちゃんは、まずは写真集など見ると、すぐにこれだと言える。このワンちゃんは、ときどきうちの庭の中だが、外に出るのだろう。しかもきょうは日曜。頭だけ塀から出して盛んに吠えてくれる。怪しんでいるのか、嬉しいのか、それ以外か、よくはわからない。目もその毛の中に隠れるような小型の犬は、たしかにこちらを見ていた。
  いつものワンちゃんの一人目は、チラッと見えただけで、二人目はすこし寒そうだが、ごろんとしている。

  この先は、逆に歩いているから、柿の実がたくさんあることろだ。その柿は路上には落ちておらず、葉っぱはさらに少なく、曇り空にまだまだその存在を誇示していて、しかしもしかして頭に落ちたら、これは痛いし、悲劇だ。
  そんなことを考えていたら、また同じような犬の鳴き声がする。どこから聞こえるのか、早足で歩きながら考えるが、わからない。ようやくブロック塀の隙間、ちょうどいい大きさの穴があって、そこから先ほどと同じ感じの小型の、毛糸で体を覆われている犬の顔が見えた。「これこれ、」っとかいう人の声もする。別に吠えられてもなんとも思わない。だから、飼い主と思われる人に、会釈したら、これ、「ももちゃん、」と言われたので、これもすこしだけおかしかった。茶色の小型の犬で、もしかしたら自分の毛糸の上にさらに毛糸で出来た何かの飾りを付けていたかも知れない。

  あっさりと歩いたら、さほど時間はかからず、帰って来ていた。犬に吠えられる一日で、これはよかったかもと思った。

  それで、いつものその辺りの、寄って撮ったもの。




  寄れるだけ寄って撮った小さな花。




  ここの垣の、サザンカ。まだ暗い時間。繊細な花。



  
  これも朝だった。細い冠毛が美しい。これはあるものの右側。




  こちらが、左側で、中央辺りは、重複する。
  雑草の作る、小さな宇宙のようで、好ましい。

ピラカンサ

2008-10-26 16:18:55 | 植物・花(秋)
  午後になって先ほどから、雨。

  秋の赤い実で、目立つのは今はちょっと小型のもの。
  この名前が出て来ない。
  次は、ナンテンのようだが、これもあちこちにあるようだが、
  まだいい色合いのものは見かけない。早すぎるのかも。
  ついで、モチノキの赤い実だが、これは地味かも。
  その点、ピラカンサの大きいのがあると、派手で、よく目立つ。

  これも奥まっているとだめで、道のほうを向いているとありがたい。
  真っ赤なピラカンサがあった。




  実が重なると、なんだかそれらがくっ付いているように見えるが、
  これはしょうがないかも。




  ションボリしているとき、この赤い実に出会うと元気が出そう。




  一番初めに見つけたピラカンサ。今年の出来は上々。
  上のほうが飛んでいるが、これまたしょうがないか、対策がわからない。

曇天の朝

2008-10-26 06:55:34 | 散策
  朝の天気、曇り。これは本曇りで、風は南から。窓を開けると、かなり強く感じる。曇りだと、朝は暗い。かなり暗く、これでは外灯もいるかも。アメダスの6時の気温15.1℃、気圧は、1014.9hPa。室温、18℃。暖かだが、風になると冷たいかも。

  のどのイガイガがある。鼻うがいをしている。他には普通のうがいもする。夜中に咳が出るとこれは困るが、そうはならなかった。風邪といっても、様々でまーからだが弱っているからそうなるのだろうけど、たしかに人ごみやら、密室に近いところにも行って、そこには人もたくさんおられたから、なにかをもらったかも知れない。風邪のウイルスというものはあるようだ。ウイルスによって風邪の症状がでる、といった方がわかりやすいかも知れない。でも、風邪の「菌」となると、これはよくはわからない。体が弱ると、いろいろな菌はあちこちで増殖する。
  一般に菌の多いところというと、これが口の中のはずで、口中の細菌の種類は多い。

  冷蔵庫の中の牛乳の賞味期限が見えない方向に入れてあってこれを反対にするが、パックの表面が「ぬるぬる」している。なんだろべ、どうも油である。牛乳パックから油も考えられず、他の何かから出ていたか、こぼしたかだろう。
  これの処理が面倒。3本もベタベタしている。みな取り出して、まずは油を拭き取る。透明に近い、薄目の茶色で、食用油のような感じがする。牛乳を拭き、冷蔵庫の仕切り板を拭き、触ってみてベトベトしないかたしかめる。最後に自分の手もきれいに拭いた。これが一番大切で、それにしても災難だった。口の中に、細菌はウジャウジャいるが、冷蔵庫の中というのも物置に近く、あまりきれいとはいえない。ここで、なにかをひっくり返すと、それこそ一大事だ。
  朝からパッとしない。
  固くなったパンを齧っているとようやくすこしだけ明るくなる。

  きょうは日曜だった。出だしはよくない。まー少しだけ書くことはあったが。他のことは忘れた。

散歩道を反対に歩く

2008-10-25 18:42:00 | 散策
  お天気も上の空だが、この先のお天気はご機嫌斜めという記憶かかすかにあって、それでどうするか、考えることもないが、散歩道を反対方向から歩く手もあると思った。こんなことを思うのも珍しいというか、自分にしては上出来だった。

  天気はいいが気分は晴れ晴れではなく、まー湿っている。色々やらないといけないが、まだいい方だと思うが、でも先は長い。そのことを考えると朝も早くから目も覚めて面白くない。こうゆうときこそ、身近でしかも短い距離だけど、歩かないといけないと思う。いつも来てくれる姉を見送って、それからさらにしばらくTVを見ていて、だらっとしていた。

  反対から歩くと、まずは見える景色もすこし違う。そういえば、通勤電車に乗っていたころ、それがたまの土曜の昼だと、帰りの風景は朝と違った。もっとも、朝は風景も何もなかった。帰りはというと、富士山ではなく、筑波山が見えて、見え方によっては、後者の方がよかった。
  その反対からの散歩道というのも、まったくの初めてではないから、最初は見慣れている。さらに目玉をギラギラさせる。人の声が聞こえるのも、土曜の昼過ぎだと思う。早速にサザンカの花を見つける。秋のムクゲはさすがにもうなかった。サザンカの花。雨を受けてその咲きようはどうか。この判断はむつかしい。
  先に能登半島の見えるところに来る。その先のほうが、本当の半島だが、そこに至る部分もきょうは見えていない。雨が降った後でも視界に関しては、他に原因があってよくは見えない。この辺りはさっさと歩くしかない。ときどき、車が通ってゆく。

  菊の花がないかすこし探したら、道の先に派手目の小豆色か赤茶色のものの塊が見えてこれが秋の菊だと直感する。こうゆうのが色違いでそろうと、絵のセットになる。ワンちゃんがいるところ、今日は見えない。歩いている人がいる。いかにもそうゆう感じがする。自分の格好は最近あまり見ないが、誉められたものではない。普通に歩いていると、何とも思わないが、向こうから颯爽と歩いている人に出会うと、下を向きたくなる。
  この先は田んぼで、さらにその先にはお墓がある。お墓はどこにでもあるが。空き地というのも結構頭に入っていて、そこに何かがある。薬をまかない限り、かなり間違いなく草は生えてくるので、そこの雑草を見る。タンポポの冠毛が多い。花が咲いて、タネが残る。ここに来るのも久しぶりだ。

  チラチラ、っと気づいたこと。ピラカンサの赤い実がきれいに咲いているおうちがあった。ちゃんと太陽の方角を向いている。これで、ピラカンサのある場所が増えた。他はと、小型の同じピラカンサは、かなり小さくなったが赤い実も少ないが付いている。これも来年くらいになると、また勢いを取り戻す。バラの木、これもそんなにたくさん、外を向いて咲いているところはないが、このバラの木もだめだと思ったものに、絨毯のような赤い色のものがまた咲いていて、そう悲観しなくてもよさそうだった。でも、キカラスウリは、これの実は、どうもなさそうである。
  秋の最初から咲くフジバカマを最後に見てきたが、これは細い茎がたぶん風で傾いて、そのままで残っている。自然の結果だけど、そこにある姿が自然には思えず、ちょっと惜しい。今日はチョウも、甲虫もおらず、彼ら、彼女らも、他のところに新しい花を探しに出かけているのかも知れない。花にしろ、虫にしろ、それなりの時代に適応しているようで、その生命力というものを見習わないと、など思ってしまった、きょうの反対方向からの散歩道である。


  なぜか、それと関係のないもの。
  セイタカアワダチソウとその後にかすかに見える山と。




  そんなに暗くはないのだけど、山と空が明るいと、黄色いセイタカは暗くなって、これでは秋の晴れ間の色ではなかった。




  これだと、少しはよく見えるかな。




  薄っすらと、剱岳。この下に鉄塔が見えるが、切り取った。




  これくらいが、セイタカアワダチソウの、まーまーの色具合だろうか。実際の色の感じは、もう少し明るく、すがすがしさもある。

秋・小径

2008-10-25 16:16:53 | 植物・花(秋)
  朝、少し喉がおかしいので、鼻うがいをする。
  鼻から水を吸って、口から出す。
  口からはほぼ自動的に出て来る。
  これをしばらく繰り返す。すこし喉の奥、鼻の奥もツーンとする。
  これで、喉の違和感はすこし楽になる。

  午後になって、また喉が変で、鼻うがい。
  なんだかやばそうだが、風邪引いている暇はない。
  弱ったなー。

  朝の時間。
  まだまだ植物は輝いている。ネコも、走っていたりする。




  太陽光の勢いで辺りが白く浮き出た。これがなかなか出来ないのである。




  小さい白い花。小さすぎて、肉眼で観察するには虫眼鏡がいる。




  この花も小さいが、いくつか合焦していて、無理して言えば、
  星座みたいな感じもする。