光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

降り続く雪

2009-01-24 18:48:59 | 散策
  降ったり止んだりの雪だが、もう氷点下の気温になっているので、外の金属の枠の上の小さな雪の塊、ふわふわの綿菓子、も溶けていない。30分前、1時間前と記憶を遡るが、現時点での積雪の量は、屋根の日当たりのいいところだと多くはない。それ以外が問題である。で、雪は今も降っている。

  雪かきは楽しい。そうゆうときもある。次第に、いやになるもので、それも色々な条件による。まわりに特に何もなければ、屋根の雪の重みで「いえ」がつぶれるような、ものすごい積雪というのはあまりになく、よって、適度に道を作ったりしていれば何とかなる。最小限の仕事で、さほど心配はない。隣とか、その他道路面に接していると、他にもあると思うが、問題になる。また昔のうちだと、木が残っていて、この木も手荒い扱いを受けるからか、一部は腐ってくる。そうゆうものが、高いところにあると、これが雪の重みで折れて下に落ちる。これには十分に注意が必要。
  雪が悪いというのは、今はあまり感じない。昔だと、大雪のときは、本当に困ったようだ。話しか知らない。雪はお山の方で降ってくれれば問題はなく、しかし、平地でも降る。ほどほどの雪は楽しい。子供と雪遊びも出来る。雪合戦やら、ソリ遊び。悲しいかなこのくらいしか出て来ない。

  防風林というのがあったように、防雪林というのもあるようで、防風林一つで雪も雨もシャットアウトできた時代がある。が、この木も傷んでくる。寿命というのもあって、なかには病気もある。で、最後はというと、これまで頑張ってくれていた分の、付けが返って来るようで、なかなかうまい話はない。だから、最近はそうゆうものははやらないようだ。庭木で、という程度である。
 
  夢のような話は置いておいて、きょうの雪かきは、久しぶりに本格的になった。書いたように、頭の上の雪から始める。この雪を棒のような竹ざおでたたいて落とす。竹も痛むが、木のほうも傷む。また、木の枝はというと、雪をかぶるとかなりに垂れてくる。自然界、自然林、原生林などでは、こうゆう状態が続けば枝は折れる。この繰り返しがあって、最後には古木はたぶん倒れるだろう。
  枝も適当な長さになると、竹でたたいて折れるなら折ったほうがいいような気もする。むろん自然と折れた枝は幾つかある。竹で枝を押すと、細かい枝は一部折れる。笹などは、これは少しの雪でも折れ曲がる。曲がるが雪がなくなるともとに戻る。これが垂れて運悪く、邪魔になるから、最後は切るしか方法はないが、結構笹を切るのは力がいる。雪の中、ノコゴリでゴシゴシやる。笹も出て来るときと出ないときがある。この植物もよくはわからないものである。

  あとは重い雪の移動。これもやった、少しは体が動いてくれた。でも、ほどほどには?やったが、大部分は、晴れ間もあるので、太陽光による自然に起こる雪融けに頼るしかなかった。雪は気温が4、5℃あれば、かなりのスピードで溶ける。これで、雪が降らなければ、それこそ大した雪かきはやらなくて済む。しかし何ごともそんな都合のいいようにはことは運ばない。また雪雲がやって来て、一気に吹雪いてくる。でも、積雪は昼間は少しずつだが減っている。
  だが、もう真っ暗である。
  明日の朝まで、また雪が降る予報が出ている。雪に弱いところは必ずある。それも心配だが、雪は他にもあって、穴があってもそこはきれいさっぱりと隠れてしまう。簡単な例だが、雪はある意味では楽しく、しかし必ず危険とは隣り合わせでもあって、これは今はというと、憂鬱の何ものでもないということになる。





  日の出。雪はもういいという感じで。


  

  このような太陽でも出るとありがたいものだ。




  今の心境を現わす雪というと、こんな感じのものになる。




  きょうの雪晴れ。青い空に、白い点のような輝きがあるが。




  あまりに雪の悪口を書くといけない。今日も雪は降ったが、ちゃんと青空もあった。そうゆうことも書いておかないといけないと思う。

  明日はどうなっているか、誰も知らないが、祈るしか手段はない。 

雪の大木

2009-01-24 16:24:38 | 植物・花(冬)
  この雪に泣くのは誰か。

  あー、結構積もった。このままではいかんので
  ゆるい合羽を着て、エチッラ、オッチラ雪をどかす。
  最初は、頭の雪。木に積もっている雪を落とす。

  だんだんくたびれる。
  疲れる。寒くなる。
  汗が出ないくらい寒い。

  笹が傾く。どうしようもないものは、切るしかない。
  風が吹いて、雪が舞って、笹を切る。簡単には切れない。
  バシと折れる。同時に、顔に雪がかかる。
  惨め。折れても、完全には切れていない。
  何でも切れるという、はさみの大きいのを持ってくる。
  かわいそうな気がするが、ちょん切る。

  やっぱり、雪はいやだ。





  きのうは、青空があって、ポカポカした。



  
  一日で、というより一晩で、これだけ積もった。


 

  元の状態がわからないくらいに、木々の枝も曲がってしまった。

  これだけは、少しだけよかったような気がする。




  大木に雪。雪雲が切れて、太陽のスポットライトが当たった。




  モノクロームのモードに変換して、さらにエッジ出しを強めにしてみた。
  冷たさの感触に変化はあるかないか。 

120点満点の雪

2009-01-24 06:47:45 | 散策
  朝のお天気、雪。これは間違いなく、また積もっている。風はないようだが、先ほどは、吹雪。付いてないねー。積雪は見た感じは、10cm。きのうの、南国のような暖かさからは、考えられない出来事。でも事実。アメダスの6時の気温、0.3℃、気圧は1014.1hPa、積雪は10cm。室温、7.8℃、きのうの余熱。

  雪はきのうの夜遅くから、降りだしたようで、気が付くともう雪で当たり一面真っ白。きのうのお天気談義をラジオで聴いていたが、ぴったり気象協会の人の予言は当たった。ちょっと信じられない暖かさがあった。で、その後の急激なお天気の変化、雨と風と、雲。その変化もしばらくしてもうおさまった。これが、本物の寒気の実力か。
  輪島の上空、5000mの気温が、マイナスの30℃以下に下がっているということのようで、この「輪島上空の気温」という言葉を聴くのも久しぶり。で、上空、5000mの気温がマイナスの30℃以下になると、これは大雪になるという。一般的なもののようで、そのとおりになったわけである。
  この気象協会の方の予報を聴いていて、一番アチャーと思ったのは、ラジオの担当の、パーソナリティの方かも知れない。

  しかし、寒いのは本当にこたえる。これに無反応になるにはもう少し歳をとらないといけないようだ。何でも諦観して、こんなもんだべーというわけにはゆかない。
  空は少しだけ、明るくなった。犬は喜んで庭を駆け回らず、また人も雪下ろしをやる。下を向きながら。車に雪が積もる。これを下ろす。道路にも雪は積もる。あても外れる。でも世の中大体こんなもの。