光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪の絵

2009-01-28 18:53:02 | 散策
  どこかに行っていた月が、西の空に見えていてこれがずいぶんと大きい。もしかしたら、地球照も見えているようで、また夕焼けの色も格別である。

  太陽と地球の間に、これを結ぶ一本の線が出来るが、この線の内側に月がうまく乗っかると、日食になって、このVTRが、きのうのTVで、一昨日かも知れないが、流れた。金環食のようで、これもうまく太陽と地球の結ぶ線の中心に月が来るから、おかしいというか、信じられない。金環食はもしかしたら、皆既日食よりも不思議かも知れない。
  皆既日食の場合、月の影に太陽は隠れてしまう。まったくそこには、太陽の光球は見えず、それ以外だと、プロミネンスとかコロナが見えるときもあるが、これも簡単に見えるかどうか、はっきりしない。過去に、皆既日食というものを見たような気がするが、これも怪しい。
  それに比べると、金環食の場合、太陽のある部分、真ん中が真っ黒になって、目には見えない。こうゆう現象のほうがわかりにくいような感じがする。真ん中がなくなるというのがいかにも不安定である。それなら、いっそのこと全部消えて、それからしばらくするとまた現れる、皆既日食は、太陽のしばらくのお休みという意味にもとれて、わかりやすい。このようなことは、学校などで理屈を教えてしまうと、その現象の不思議さの程度も落ちるようで、今頃思うが、知らないで見る驚きのために、その記述はない方がいいのではない。
  
  月も欠けたり、またもとに戻ったり、見えなくなるときもある。難儀なものが、この空の上で起こって、これの謎を解決した人は偉かった。が、その時代が、かなり昔から続いているから、誰が日食を発見したかなどの記述はないのだろう。
  月が地平に近いと、かなり大きく見える。また地上の風景と、この痩身の月はよく合うようで、好ましい。暗すぎて、しかし記録に残らないが、記憶には残る。

  TVなどでは、気温が上がって春のようなお天気になりました、と言っていたが、これは気の持ちようもあるし、また年齢もあるし、その他お腹の減り具合というのもあって、私はただただ寒い一日のように思えた。少しだけ書いたが、
  日当たりの悪いというか、建物の影というところは路面が凍っている。雪の残りの影響のうち、一旦溶けたものがまた凍ったというものもあるようで、自分の頭の中から抜け落ちていた。道の脇に置いてある雪が解けると、路面にはゆっくりと水が流れる。水たまりも出来るだろうし、これは凍結する。一番低いところへ流れてゆく間にも凍ってしまう可能性がある。水は凍るように出来ていて、しかしこれはこれで役にたっている。

  つるり滑りそうになる危険性がお昼近くまで続いたようで、これも自分の判断できるところであって、これ以外にまだ凍ったままというところは当然ある。雪はなかなか、完全には消えない。
  それで、つるり滑る可能性もありながら、時間を探してその辺りの様子を見てきたが、どう見ても雪の跡とそれ以外は、枯れ草色と、大きな木の中で、常緑というと杉が思い浮かぶが、これがいつもより茶色い。この辺りに多いサザンカも、ときどきヒヨドリがその蜜を突付くようだが、鳥も餌を探すのに苦労している。
 
  それなら薄っすらと残っているそうゆう雪を撮ってみたらどうかためしてみた。それくらいしか、思い付くものはない。ことしはほどほどに雪は降っていて、これでなんとかしのげると思ったが、これは大間違いであって、もう雪の中を歩くなど出来ないのである。寂しいような気もするが、これも人それぞれで、その中から、出来ることを探さないといけないと思う。





  朝の木々の様子。いずれの木々の葉っぱも凍り付いているようで、見ていると美しいが、さぞかし寒い。




  これで、ちょうど一対の雪の木々が出来上がる。左側に見えるものと、右側に見えるもの。




  ファイルで見ると、雪も凍ると、夏に食べるカキ氷になってしまう。黒い穴が出来て、ちょうどいいような。




  少し明るめに、画像を調整。雪というより、ッやっぱり氷。




  想像していたものと大体同じようなものが画像に出ている。なかなか、これはっというのはないようで、考えてみると当たり前か。
  これくらいの緩さで、この後もゆくしかない。

凍結した朝

2009-01-28 16:26:10 | 散策
  今頃になってようやく少し暖かな感じになる。
  朝から晴れていたが、一向に暖かくなる気配はなかった。
  予想外の冷たさがある。
  
  外の明るさは文句の付けようがなく、しかし、真冬の格好で 
  ちょうどいい。一枚脱ぐと寒すぎる。
  道に雪は少ないが、屋根やら木から落ちたものやら、そうゆうものも
  残っていて、一番危ないのは、薄っすら膜状に残っている雪。
  ほぼ透明になっているから、気が付かない。
  アスファルトが出ていると思うと大間違いで、つるりゆきそう。
  危ないところである。
  この時期はいつも下を向いて安全を確かめないと、と
  また思う。こんなところで滑ったら、考えただけでも恐ろしい。


  朝は放射冷却の、きれいに晴れた空がある。




  まだ漠然としているが、日の出の位置が、冬至のころよりも、より東に
  移動している。




  稜線からの日の出。久しぶり。




  日の出のしばらくした後の、明るさというのは、
  この曇りガラスで表わすのが一番のようだ。




  瓦がキラキラ光る。この様子がなかなかうまく捕らえれない。
  日の出る前だと、まるで透明な氷の幕に包まれているかのようである。




  この色もあまり出ないが、瓦の凍る様子というのは、かなり神秘的な感じ。
  日が出てから、キラキラ光りだす部分が出来るようで、
  空気の水分が凍り付くのかも知れない。 

快晴の朝

2009-01-28 06:48:26 | 散策
  朝のお天気、快晴。星がよく見えていて、これがかえって寒さを助長するかのようで、嬉しいような、悲しいような。外の状態ははっきりしないが、水たまりは凍っているのだろう。風はあまりない。アメダスの6時の気温、マイナス1.2℃、気圧は1030.7hPa、積雪は、0cm。室温、4.2℃、慣れない寒さ。

  窓ガラスは早くから、細かい水滴の曇りガラスとなって、これは息を吹きかけた状態に近いもの。あー今頃晴れている。冬の星も、西の空に傾いている。いかにも寒そうで、この姿で凍える。窓は多分開くが、これは今は開けられない。

  朝が来る。自然と目が開くのは、早寝だからで、きのうは寝付きもよかった。目覚ましのスイッチもセットされていなくて、危うく寝過ごす感じもあったが、どうも目のほうが先に開く。寒い。ブルブル震える。溜め息と、寒さと、朝の温度をどうするか。4.2か4.3のどっちかで、両方とも違うだろう。
  電気ヒータのお湯がなかなか沸かない。また、着物を、これは綿だが、暖めているが、これもほどほどの暖かさにしかならない。

  もう星空であるのはわかっていたので、一番最初に、外に出た。ツルッと行くのが怖い。ゆっくり、外に出る。あー、星の形も変わってしまった。星の形というと変かも。星の並び方が、変わった。北の空だと、これまでは北斗七星は、東西に寝ていたが、これが西の空に移動して、傾いている。春の星座の代表である、しし座も西に移動して、おとめ座やうしかい座がちょうど真南にあるようだ。土星も、春夏モードの星空の中にあって、その明るさはあまり目立たなくなっている。
  明るくなるかも知れない、「彗星」もそろそろ気になるところであるが、この寒さだと、2、3分外にいるのがいいところ。
  最後に、夏の星座である、さそり座を認めて、さっさと建物の中に入った。寒すぎる。

  息をするのも忘れていたようで、大きく深呼吸。後々も、寒い中で、お湯で、手を洗い、鼻うがいをし、やかんを火にかけて、パン焼いて、リンゴ皮付きで食べて、湧いた麦茶を洗ったポットに入れて、あとは何が残っているか。
  朝が今までより早く明るくなるのがはっきりとわかる。星も見えていた時間に、もう東の山々の稜線も見え隠れする。明るいのがいいときと、暗いほうがいいときがある。欲張りかも知れない。