光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪道の歩き方

2009-01-14 18:53:17 | 散策
  雪の道は、まずは歩きにくい。

  新雪が、2、3cmというと、まずはサクサクと歩ける。これに問題はあるが、慣れれば大丈夫で、ただこうゆうときは滅多にない。2、3cmだとすでに溶けていたり、また先に車が走っていて、その痕が残っている。新雪は細かくいうと、あるところは圧雪されて、ほぼ真っ白になるが、その横側は、少し盛り上がる。
  そうゆう雪なら、何だが楽しそうだ。現実はというと、そのような理想的とも言える、雪道はない。なかなかない。
  極普通に、ぐちゃぐちゃの雪、水たまりのあと、また圧雪された雪、それ以外に、そこを踏むと靴の中に雪が入ってくる、そうゆう道になっていて、これは雨の場合とまた違った筋肉を使うようで、高々10分歩いても、足首とか、ふくらはぎとか、その他色々に疲れる感じが残る。年々、これが疲れとしてひどく残る場合もある。しかし、依然としてかような雪ではびくともしない、そうゆう方もいる。それと、滑って転んで、というものは、また話が違う。新雪なり、またそうゆうものの後の圧雪では滑って転んでというのは、少ないと思う。ただ、歩きにくいのである。

  きょうは雪が残る、朝で、放射冷却もあって、冷え込みもひどい。これに南の風が加わった。あまり感じないときもあるが、これが強くなる。日が高くなると、この風がかなりひどく、その後々これには少し参った。このお天気で病院も少しだけすいていたが、それでも職員の方は、定刻にはその場にいないといけない。
  病院の中は暖かいが、そこを出ると結構な風が吹いていて、もう一枚着ていてよかった。このもう一枚という感覚がなくなっているので、二度三度迷ったが、一枚多目でよかったと思う。例えば、このときの気温というものをもっと正確に知っていれば、考えも変わったようだが、晴れで、朝の風はさほどでもなく、気温も上がりそうで、油断しそうになる。冬は厚着で、困ることもありそうだが、私の場合はそうゆうことはなさそうである。

  これで、雪の残っている道を歩く準備はたぶん大丈夫だ。そう思った。両手は何も持たないで、肩にバッグをかけた。道は、これは予想外かも知れないが、歩道の雪がほぼ5cmくらいに圧雪されて、そのまま残っている。でも、ここはほぼ平で、まずはそこを歩くことにした。やってみないとわからない。若い方とか、雪道も、凍っている道でも大丈夫という人はいる。まるでスケートをやるように歩く。また雪の降る、そうゆうところに住んでいても、イザそこ以外の雪の降り積もる、また凍る道を歩くときは、神経を使うし、思ったように歩けないのは、これは事実で、何ごとも簡単ではない。雪の質も違う。また路面の段差とか、スロープも違う。色々違いすぎて、基本を忘れるとつるっとゆく。
  その、5cmくらいは氷付いている、道というのも、いくらかは、氷はデコボコがある。かなり細かいデコボコで、さらに、雪のあるいは氷の破片というものも、残っていて、その辺りだと、歩幅を短くすることで、大体は大丈夫だった。スロープというところは避ける。しばらくすると、凍っている道を歩く感覚みたいなのが出来上がる。ここで、調子にのると危ないが、もうそのような滑りそうな、雪が凍っている道もなくなって、それ以外は、いつものコンクリートの、あるいはタイルのような模様のある、街の道に変わった。

  風があった。南の風で、それはあるところでは弱く、ビルなどの建物がその風を止めているかのような気もしたが、まー本物のビル風があるところとだと、前に進むことが出来ないくらいであって、こんな経験も珍しい。
  
  正直なところ、一番歩くのに難儀したのは、このビル風のあるビルの下の道で、どうにか、入り口までたどり着いた。そこの中に入って、深呼吸したが、その中はというと、さすがに他のお客さんもまばらなようで、自分の順番というものも、これは病院ではないが、あっさりとやって来た。


  今は外は雨が降っているようで、まだまだ溶けない雪はたくさんある。明日からというか、また雪予報が出ているし、最低気温も下がる。ここはもう少し雨が降って出来るだけ雪は溶けて欲しい。で、もはや底をついた感もあるもので、




  朝の太陽で、かなりまぶしい。




  この輝きは、快晴以外の何ものでもない。




  これはしばらく時間がたったもので、同じように窓越しで撮っている。




  上のものも多少の光の玉があるが、これにはまるで信号と同じ色が現われたので、不思議で笑えるものとなった。




  この光の玉というと、出来やすい、またいつも同じパターンというものがあって、これでいいのか、壊れていないのか、と思うこともしきりである。

平凡な雪の風景

2009-01-14 16:33:30 | 散策
  きょうは、朝のある時間、べらぼうに寒くて、
  もしももう一枚、少し長めのコートのようなものを
  着ていなかったら、大変なことになったなー、と今頃
  自分の判断の甘さを反省している。思い遣られるなー。
  でも、迷った最後には、それを着ていたから、何とかなったが。
  今思い出しても、ゾッとする。

  晴れだが、冷えて、加えて、風。雪の降る時期、
  雪があって、晴れで、放射冷却で、風があるとなると
  これは体感的には、非常に寒い。しっかり、忘れないようにこのことを
  書いておく。

  晴れのお天気も、だんだんと陰りがみえる。今は次の寒気の
  接近というか、その前兆があって、雷鳴と強い風が吹き始める。


  雪は結構降ったから、ファイルがあると思う。思うが、
  似たようなものばかり。
  最後に残るのは、ごくありふれた、雪の景色となってしまう。




  明るい空と、溶け始める雪。




  中央左に、小さい黒いものは、キジバト。




  雪晴れ。




  強い光と、雪融けの水で、キラキラ枝は輝く。この美しさは、
  肉眼でないとわかりにくい。




  屋根の雪。これでも、20cmくらいは、多いところは積もっているようだ。

雪の後の夜の晴れ間

2009-01-14 06:47:16 | 散策
  朝のお天気、晴れのようで、恐らく晴れ、ただし薄雲が全体に広がっているようである。まさかの晴れで、南風がある。そういえば夜は南の地域は晴れ、とか天気情報で言っていたことを思い出す。アメダスの6時の気温、マイナスの1.2℃、気圧は1021.7hPa、積雪は17cm。湿度84%。室温、4℃。しばらくすると、この温度はきついことがわかる。

  きのうの晴れ間はありがたいが、まさか夜まで晴れるとは。もう窓を開ける気力もなかった。外を見ることなく夜はふけた。屋根の雪が溶けるときがあるが、これが昼でも夜でも、気持ちのいいものではない。昼間に、雪が落ちてこれで家が壊れる心配もない、など思うが、雪が頭の上から落ちて来るということもあるから、かなり遠くに離れないといけない。その上に、木の雪があったりする。
  夜に雪が落ちると、音がする。ゴトン、瓦から、瓦へ落ちる音で、これでよく穴が開かないと感心する。まだ降りたての雪で、さほど圧雪されていないが湿っぽい雪だから、結構に音が大きい。きのうからきょうにかけて、その音は、
  あまりしなかった。まだ北側とか、日の当たる時間の少ないところだと、雪は溶けずに残っているはずだが、音は少ないか聞こえない。気にすることもなく、しばらく時間はたつ。

  カーテンの一方というのは滅多なことで開かないが、きのうは窓の結露もひどく、少し風が通るようにした。カーテンも少しだけ開けた、どっちからでも開くようにしてある。日付が変わるころか、変わった後だろうか、右向いていて眠っていて目が覚めたが、少し辺りが明るい。ある部分だけで、ハハーン、これは窓からのもので、それもたぶん雪明りと思ったが、違って、月が出ていて、その光が入ってきた。月だって、ということは、外は晴れ。
  あー寒い。起きて、はっきりしない窓から、上のほうを見上げると、白い月がある。天井からずれてきて窓の視界に入ってきた。

  朝、ほとんど晴れ。窓は開く。月を見る、南風が冷たい。月のまわりが多少白んでいる。薄曇か。それでもほとんど快晴に近い。冷えているわけで、凍っているかどうか。こうゆうときの夜は曇りがよく、日も出るころに晴れて欲しいもので、さてツルツルの道があるかどうか、これはそこに行かないとわからない。