2021.4.15
厚生労働省は4月14日、感染力が強いとされる新型コロナウィルスの変異株について、
自治体のスクリーニング検査で、疑い例が46都道府県(山形県を除く)で計3564人確
認されたと発表した。前週比で1525人(7~13日分)の増加。このうち大阪府と兵庫
県で3分の1を占め、最も増え幅が大きかったのは東京都で418人(319人増)、次い
で京都146人(76人増)、愛知144人(67人増)、神奈川140人(63人増)と続
いた。
国が感染拡大を懸念するのは英国、南アフリカ、ブラジル由来の変異株。いずれも感染力が
強いとされる「N501Y」の変異がある。疑い例のうちゲノム(全遺伝情報)解析で確定した
のは1341人(検疫200人を含む)だった。英国由来は41都道府県で計1076人(前週比261人増)
に確認された。一方、関東や東北で増加していた「E484K」の変異を持つ株は2164人確認。
N501Yのように感染力が強いとされる変異はないが、免疫やワクチンの効果の低下が懸念され
ている。 感染者の年代別では、10代未満100人 ▽10代125人 ▽20代225人 ▽30代128人
▽40代158人 ▽50代135人だった。
厚生労働省は4月14日、感染力が強いとされる新型コロナウィルスの変異株について、
自治体のスクリーニング検査で、疑い例が46都道府県(山形県を除く)で計3564人確
認されたと発表した。前週比で1525人(7~13日分)の増加。このうち大阪府と兵庫
県で3分の1を占め、最も増え幅が大きかったのは東京都で418人(319人増)、次い
で京都146人(76人増)、愛知144人(67人増)、神奈川140人(63人増)と続
いた。
国が感染拡大を懸念するのは英国、南アフリカ、ブラジル由来の変異株。いずれも感染力が
強いとされる「N501Y」の変異がある。疑い例のうちゲノム(全遺伝情報)解析で確定した
のは1341人(検疫200人を含む)だった。英国由来は41都道府県で計1076人(前週比261人増)
に確認された。一方、関東や東北で増加していた「E484K」の変異を持つ株は2164人確認。
N501Yのように感染力が強いとされる変異はないが、免疫やワクチンの効果の低下が懸念され
ている。 感染者の年代別では、10代未満100人 ▽10代125人 ▽20代225人 ▽30代128人
▽40代158人 ▽50代135人だった。