田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

Hちゃん、今年も彼岸花咲きましたよ  麻屋与志夫

2013-09-23 11:31:56 | ブログ
9月23日 月曜日

●鹿沼石の塀の外で彼岸花が咲いていた。

いままで気づかなかった。

カミサンに注意された。

というのは、この花は下沢のHちゃんが移植してくれたものだ。

「センセイ、あぜ道にたくさん咲いてたよ」

その心がうれしかった。

思い出の彼岸花だ。

もう、その彼女も20代なかばだろう。

●石塀の際に数本の茎。

その先にパット花火が開いたよう咲く花々。

GGは下沢の田畑の畦道に咲く彼岸花の群生に思いを馳せた。

幻視するあぜ道を幼い女の子が歩いている。

あたりは収穫まぎわの金色の稲穂。

そしてあぜ道の彼岸花。

女の子の手にひと茎の彼岸花をもたせる。

たらさらに絵画的を効果が上がるだろう。

ここから小説を――このシーンから小説はじめたら、

牧歌的な恋愛モノが書けそうだ。


●と……GGは小説家的には考えるのだった。

●カミサンがパチパチとカメラを彼岸花に向けている。

●わたしのブログに写真を添えてくれるらしい。

期待していよう。

  

  





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