田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

吸血鬼との恋

2008-12-26 21:48:42 | Weblog
12月26日 金曜日
●「あら……雪が……」
カミサンの声が勝手口でした。わたしは二階の書斎でうとうとしていた。ひさしぶりで、朝寝坊をした。

●レースのカーテンをひいてみる。日光の空から風花がとばされてきた。
「雪にはならないだろうな」と独りつぶやきなから部屋をでる。ブラッキーがあわてておいかけてきた。これは風花だ。風花。なんて日本語は美しいのだ。

●暮れになると芭蕉の句を口ずさむ。

●胡蝶にもならで秋ふる菜虫哉

●十年一日のように暮らしている。なんの変哲もない北関東の極み、関東平野の、扇でいったら要のような場所にある町だ。南はひろびろと関東平野となる。背後は日光の山並みが迫っている。冬は寒い。

●このまま東京にはもどれず田舎町で朽ちはててしまうのだろう。それなりの努力はしているのだが、物語を作り上げ能力にかけている。いまは面白い話、それも体験に裏打ちされた刺激的な話がうけている。読んでみると、それなりに感動する。それでいいらしい。たしかに感動はあるのだが……。わたしにはなにもいう資格はない。

●くやしかったら、若者を感動させる小説をかこう。精進はしているのだがなかなかおもうようにはかけない。

●いつも感謝している。わたしのこのブログは若い人の声援でなりたっている。

●インターネットサーフィンをしていても書き手も参加者もすごくわかい。まぁ、学習塾の主宰者なので若い人との付き合いはある。漫画文化については彼らに教わっている。

●それにしてもよくも文化趣向がこうも細かく枝分かれしたものだ。

●それでもGGが止まるべき枝はないようでさびしい。わたしと同世代のひとたちがもっとこのPC文化になぐりこみをかけてくれれば、GG文化バイザイなんて古めかしい気勢をあげることができるのですがね。

●吸血鬼の話で一年すごしてしまった。

●来年からは、「恋」の話をかきたい。もちろん吸血鬼小説の中で恋をかたりたいのだ。

●「恋は不滅よ」というのがカミサンからの忠告だ。


one bite,please. ひと噛みして!! おねがい。
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ああ、快感。



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