田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

あなたは建築資材の「とんぼ」を見たことがありますか。 麻屋与志夫

2018-06-12 06:57:43 | ブログ
6月12日 Tue.

●昨日は一日降ったり止んだりのいかにも梅雨らしい天候だった。
庭の草木はにわかに緑色にいきづき、濃くなってきた。
ともかくカミサンが園芸趣味で、その趣味に全精力を傾けているので、狭い庭なのだが樹木や草花の名前を無精者のGGは覚えきれないでいる。

●緑におおわれた庭を眺めていると、まるで森の中にいるようだ。
野鳥が囀っている。

●梅雨といえば紫陽花だろう。
額紫陽花がみごとだ。
カミサンがはじめて手掛けたのが、庭を飾ったのが、この花だった。

●緑のかずかずの葉をみていて梅雨空をみあげると濃い灰色の雲がうすれ、空の隅の方に陽光がかすかに射していた。
網膜に緑の色彩が感覚としてのこっていたのだろうか。
雲が利休鼠に見える。
昨日も書いたがこのあるかなしかの淡い緑の色調を秘めているような灰色がGGはすきだ。
でも実際には利休鼠といっても、パソコンで検索してみてもピンとこない。

●むかし、栃木の義兄が「トンボ」を製造販売していた。日本にたった一軒しかない職業だった。
京都の茶室などの壁を塗るときに、クギに麻をトンボの羽のようにまきつけてあるのを広げて漆喰の上からうちつけるものだ。
漆喰が剥げ落ちるのを補強する建築資材だ。

●わたしは茶室に興味を義兄の縁でもつことになった。
ああこれが利休鼠かと納得するような壁の色にも出会ったことがあるはずなのだが、記憶はうすれてしまっている。

●今朝も曇り空。外猫ちゃんが来ているかな。これから、裏庭のデッキにいこうかな。


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