田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

鹿沼。むかしの繁栄は今いずこ? 麻屋与志夫

2015-02-17 15:22:47 | ブログ
2月17日 火曜日

●T歯科。

帰り道。

西武子川の橋を渡らず右折。

風はまだ冷たく、曇っているので男体山は見えない。

鹿沼の周囲の山々の景観を楽しみながら、

川縁の道を行く。

●川の水はキレイだ。

でも、

ペットボトル、

ビールの空き缶、

牛乳パック、

ポリ袋に入れたゴミと狭雑物が浮いている。

あまり気にしないことにした。

この現実を素直に眺めるだけにした。

もう歳だから、

現実を批判的に見ないことにしているのだが、

それでもやはりすこし悲しくなる。

●左折。

住宅街に入る。

ここは、

わたしの、

『夏の日の水神の森』

の舞台となった帝国繊維の、

水神山のgrandのあったところだ。

世の変遷を想う。

『テイセン』の工場には、

日本で初めての水力発電の設備があったほどだ。

鹿沼がいきいきとしていた。

繁栄していた。

ともかく懐かしい。

●中学生とすれちがった。

男子生徒。

腹痛でもして、帰って来たのか。

スゴク苦しそうな顔をしていた。

学校でなにか不愉快なことでもあったのか。

学校教育がもうしわけないが衰退している。

鹿沼の未来を想像してみた。




夏の日の水神の森


夏の日の水神の森
著者麻屋与志夫
150円(+税)  (税込 162円) 

超伝記の世界に生きる男の、朱色への恐怖がかもしだす心理サスペンス。あなたは、その裏に隠れていた恐怖に耐えられますか!


人狼よ。わたしはお前の早贄(はやにえ)なのか。保存食なのか。朱色の恐怖に慄く男は敵である人狼に怒りをたたきつける。その誕生のときより、悪霊のような人狼に狙われた男。三度の襲撃から辛うじて生き延びてきた。画家を志しながら成れなかった男。父に疎んじられ、学校の先生からも、クラスメイトからも、周囲のすべての人から迫害された男がたどり着いた出生の秘密。 朱色――あるいは鮮血の赤への恐怖は、生きながら血をながし人狼の生贄となるはずだった男の恐怖だった。餌とされ、生肉を咀嚼されたかもしれない記憶の底にわだかまる恐怖。超伝記ホラー作家を責め苛む恐怖の世界。そして、生涯優しい日本的な朱色を自然との調和を目指した三村節子画伯との思い出。美と醜。優しさと残酷さがいりみだれる世界。ラストに驚愕の事実が明らかになる。






ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星


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