田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

この冬一番の寒さだった。 麻屋与志夫

2015-02-02 08:45:52 | ブログ
2月2日 月曜日

●シャーベットのようだ。

緑色でざらざらとしている。

砕いた細かな氷のようだ。

●緑に色がついているのは「ポリデント」が入っているから。

そのために、ぴんと氷が張らなかった。

カップに指を入れ入歯をとりだす。

もちろん氷の冷たさだ。

えっ、今冬一番の寒さじゃないか。

洗面室のカップの水が氷るなんてはじめてだぁ!!!

●どおりで、昨夜は寒かった。

すっぽりと毛糸の帽子を顎のあたりまで下してかぶった。

それでも0度近い温度。

寒過ぎ。

一晩じゅう暖房をした。

ガラス戸の外は氷点下。

●子どもの頃は、もっと寒かった。

でも、スケート靴を肩に――。

田んぼに水を入れ、

凍らせた即製リンクにむかって家を飛び出したものだった。

そうそう、

いまの子は下駄スケートなんて見たことも、

聞いたこともないだろうな。

金もの屋さんで、エッジだけ売っていた。

鉄板をぶち抜いてつくったおそまつなものだった。

●わが家には、姉の赤茶色のスケート靴があった。

仲間の羨望の的だった。

ほかに靴で滑っていたのは、

石橋町の洋服屋のFくんくらいだった。

女の子は滑っていなかったように記憶している???

●入歯はとうぜんのことながら、

ひんやりと、

つめたかった。



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