田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

高等遊民には猫がよく似合う。  麻屋与志夫

2015-02-01 19:58:32 | ブログ
2月1日 日曜日

●「結婚するまで、あなたが、何で生活しているのか、わからなかった」

結婚して、何年過ぎてからカミサンがいったものだ。

カミサンの家はサラリーマンだった。

遊民にわたしが見えていたらしい。

まいにちぶらぶらして働いていない。

ように、

みえたのだという。

わたしが悠然としているので、

親に食わせてもらっているとでも、思ったらしい。

●たしかに、いまでもそうだが、

世間話はしない。

芸術全般。

ほとんど文学に関係あることしか話さない。

●小説をかくか、本をよむか、

その他のことではエネルギーを消耗しない。

疲れると猫のブラッキ―とたわむれている。

むるいの猫好きだ。

家にいて、

ほとんど動きのないわたしは猫みたいなものだ。

なんら生産的なしごとはしない。

遊民には猫がよくにあう。

●高等とつかないのには訳がある。

経済的にはみごとに自活し家族を養ってきた。

これは、わたしが、商人の出だからで、

お金を稼ぐ才覚があったからなのだろう。

●やっぱり、わたしは精神貴族。

だ。

ひとに寄生しなくても、

じぶんで堂々と生活してきた。

でも、心のもちかたは、遊民諸氏とまったく同じだ。

●若いとき、よく思ったものだ。

「ほくを養ってくれれば、五年でいい。かなりいい小説がかけるようになるのにな」

●遊民になる条件。

高学歴。

働いている時間がもったいない。

この時間に本をよみたい。

女の子にやさしいこと。

ハンサムであること。

ブ男はだめ。

話がおもしろいこと。

できれば、小説家修行中。

●デート~恋とはどんなものかしら~の巧くんにも、

作家への道を選んでもらいたいものだ。

もう筋は決まっているのだろうけど。

●寄生させてくれた、宿主に軽蔑されない意味でも、

巧くんには一流作家への道に進んでもらいたい。

と思うのは、

「もう期待するのに、つかれてしまったわ」

とカミサンにいわれたからだ。

それはそうだろう。

カミサンとしりあってから何年経っていると思うのだ。

もういいかげんで、あきらめたら。

いや、

まだこれからだ。

まだまだ。

死ぬまであきらめないのが、

精神貴族、

あるいは高等遊民の性だ。

●だよな。ブラッキ―。猫はニャンとも応えない。ジイッとGGの顔をのぞきこんでいる。



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老いてますます夢はふくらむ。 麻屋与志夫

2015-02-01 05:50:29 | ブログ
2月1日 日曜日

●フルタイム作家宣言をしてから三日が過ぎた。

月が変わって二月になった。

●宣言をしたからといって、

生活ががらりかわるわけではい。

今朝は四時に起きた。

あいかわらず、寒かった。

米を二合ほど研ぎスイッチをいれる。

カミサンがまだ風邪から回復したわけではないので、

水をおおめにした。

●「三億八千万年の孤独」の改稿。

書き足す事はあっても削ることはすくなかったのだが、

思いきって何ページも削除した。

なにか身を斬るようでつらいが、

いたしかたない。

私小説的で、思い入れのはげしい部分は、

全部ないものにした。

小説観が、書く上での方法がかわりつつある。

ともかく読みやすく、

はらはらどきどきしてもらえるように書きたいのだ。

●中学生は受験まぢか。

がんばっているかな。

二年生以下は期末テスト。

まだ、塾もやめた訳ではない。

みんな、がんばれがんばれと声援。

わたしも小説がんばるから。

週に四時間しか教壇にたたない。

それで、フルタイムの作家宣言をした。

でも、生徒がきてくれるうちは塾もつづける。

宇高志望の生徒でも入塾したくれないかな。

週に十時間ていどの授業なら、

このまま小説を書くことに全精力をかたむけていける。

老いてますます夢がふくらむなんてしあわせだ。



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古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き

栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。











 ●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。







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