田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

白アリの恐怖/麻屋与志夫

2011-07-13 10:28:47 | Weblog
7月13日 水曜日
プログです。

白アリの恐怖。
●遠くでtelephoneがなっていた。
広い家なのでかすかにきこえる。
暑いので2階の書斎から(毎年の慣例)階下の書斎におりてきて仕事をしている。
ことしは、暑さが来るのが早かった。
もう一月ほどこの部屋でがんばっている。
カミサンが電話にでている気配をイメージする。
ともかく、25メートルもかなたのことだ。
東京のともだちは、昭和初期の家がどんなボロヤに成っているか想像がつかない。
すごい豪邸にわたしが住んでいるとかたく信じてくれている。
たしかにひろさだけはすごい。
でもその凋落ぶりをみたらおどろいてしまうだろう。

●telは畳屋さんからだった。
これから伺うということだった。
畳替えをするので畳をもちあげてくれた。
ところが、あらたいへん、床が白アリにくいあらされていた。
ふるい木造の建物なので白アリにはなやまされる。
この書斎も、そて去年は仏間が、白アリにやられていた。

●いちど「闇の中の家」でその恐怖をかいたことがある。

●ときどき、家が白アリにくいあらされて倒壊する夢をみる。

●家が白アリにやられるのならまだいい。
頭の中を白アリに侵食される夢はもっと怖い。

●大脳の細胞から白アリがウジャウジャわきでてくる。
こわいですよ。

●昨夜はおそくまでPCで原稿の整理をした。
ひと区切りついてフロにはいったのは5時だった。
電話がなったのは7時頃だったのだろう。
それからまたうとうとした。
カミサンから白アリの話をきかされたのは、ベッドのなかだった。
頭の中が真白になった。
白アリの話はもうたくさんだ。


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コメント (2)
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