伊藤貫氏の関連動画41篇のうち一編の紹介が終わり、残りは40篇です。このペースで行きますと、7月一杯はかかる気がします。それでも、「ねこ庭」で全部紹介したいという意欲は薄れません。理由は次の通りです。
・自己中心的な姿勢が禍し、視聴者には伊藤氏の印象が良くありませんが、氏が提起していることは現在の日本にとって、重要案件ばかりである。
・伊藤氏関連の動画が41篇もあるということは、氏の意見がネット社会で重要視されていることになる。
・馬渕氏の意見に共鳴していましたが、現在は氏に対し、前回紹介したコメント4を入れた方と同じ気持になっている。
「先生方は、日本をどういう国にされたいのですか。それがはっきりしないと、何を話されても無駄です。」
・残りの40篇を確認すれば、戦後の日本が先送りしてきた重要案件について、解決の糸口が発見できるのではないか。
理由は以上ですが、〈 戦後の日本が先送りしてきた重要案件 〉とは、言うまでもなく次の2つです。
1. 亡国の「日本国憲法」を、戦後77年経ってもなぜ改正できないのか
2. 皇室崩壊の要因となった「11宮家の皇籍離脱」を、戦後77年経ってもなぜ元に戻せないのか
この2つは日本の土台となる重要案件で、何度も「ねこ庭」で取り上げてきましたが、一向に進まない難題です。
「日本国憲法」のお陰で、日本は今だに自分の国を守る軍の再建ができず、自衛隊という曖昧な組織でごまかしているため、愛国心という国の背骨を失ってしまいました。自分の国に誇りを持てなくし、ご先祖を批判し軽蔑する思想は、この憲法から生まれています。国民を分断する亡国の憲法を、77年間も持ち続ける国は、世界には日本以外にありません。
敗戦直後に「11宮家の皇籍離脱」が行われたことによって、安定的皇位継承が困難となり、皇室崩壊の原因となる「女性宮家」、「女系天皇」の議論が左翼系の学者・政治家・マスコミによって喧伝されるようになっています。
知識人と言われる人間なら誰でも知っていますが、この2つを実施したのは、敗戦後の日本を占領統治していたGHQです。彼らの最大の目的は、「未来永劫にわたる日本の弱体化」で、日本政府に実行を命令した人物名も分かっています。マッカーサー軍民政府にいた、民生局長ホイットニー准将です。
現在日本を揺るがせている2つの問題は、伊藤貫氏と馬渕氏が他人事のように解説している、米国のグローバリストと深い関係があります。イラク戦争の時アメリカは、イラクが大量破壊兵器 ( 国際法で禁止されている生物化学兵器、もしくは核兵器 )を隠し持っていると言う理由で、全面戦争を仕掛けました。
結果として、イラクには大量破壊兵器はありませんでしたが、米国は自国の主導する裁判でサダム・フセイン大統領を有罪とし、絞首刑にしました。77年前の日本が、そっくり同じことをされています。「大東亜戦争の責任は、すべて日本の軍国主義者にある。」と言う理由で、7人の政府指導者を「A級戦犯」と断罪し、絞首刑にしました。
日本を恐れ、憎み、危険視したアメリカのグローバリストが、戦後の日本処理に関わっていたことを示す証拠の一つが、今回紹介した馬渕氏の発言です。
馬渕氏・誰が脅かしているかというと、それはユダヤ勢力がしているんです。
コメント4・・馬渕先生、伊藤先生、最高レベルの識者方々の事実確認論議ですが、日本国民への啓蒙という観点からは、何を目的としての議論であるのか分かりません。先生方は、日本をどういう国にされたいのですか。それがはっきりしないと、何を話されても無駄です。
馬渕氏に敬意を払いながらも、隔靴掻痒、もどかしく歯痒い思いをしている気持にピッタリでしたので、コメント4を紹介しました。
テーマを外れた横道になりますが、最高レベルの識者とほめられている両氏が、肝心な問題点に関しその知識を披露していない事実を、次回は報告いたします。息子たちにも役立つのでないかと、少しも楽しくありませんが、期待しながらシリーズを進めたいと思っています。
先日の 拙PC交代の件はご心配をおかけしました。
お蔭様で、何とか立ち上がりました。
今回の貴連載も、一読レベルではありますが拝見致し
ました。伊藤 貫という人物は、馬渕元大使に負けぬ
思考バランスを持ちながら 自身の発言を強引に優先
させる意図を捨てられない所が「球に瑕」という所か
というのが、ここまでの拙印象であります。
そうは申しても、お二方の議論から 同盟を組む米
合衆国が、真に我国の独立自立と主権保持を良しと
しているのか疑わしい想いに駆られたのも事実です。
貴連載がまだ途上につき 今回これ以上は控えますが、
日頃貴方ご指摘の「固有文化の中心としての皇統護持」
と「真の独立に向けた自衛力構築の為の憲法改正」
と並ぶ問題なだけに、これからも拝し 追って参り
たく思います。
余談になりますが、新しい拙 PCの準備には 数日を
要したのが正直な所です。全く意味や手順の分らぬ
箇所もあったは事実で、一時は購入した販売店に相談
をとも思いましたが、ネット上などの情報を繰り返し
読み込む内に 徐々にそれらが理解でき、終わって
みれば「やればできる」との少しく清々しい気分に
なれている所です。
私ならとっくに音を上げて。長男にSOSを発信しています。
それを独力で回復させたというのですから、尊敬いたします。きっと清々しい気分と自信を得られたことでしょう。
ただ機械音痴の私も、現在の日本の大きな課題二つにつきましては、生きている限り自分で考え続けますので、これからもよろしくお願いいたします。