ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

「総裁選挙」 西田昌司氏の見方

2024-09-10 22:06:26 | 徒然の記

 「前代未聞の立候補者数」「過去最多  7人以上の争いへ」

 千葉日報の記事のタイトルが、今回の「総裁選挙」の異常さを伝えていますけれども、おかげで国民には「派閥」と「長老」の動きが手にとるように見えます。

 これまでは水面下で行われていた駆け引きが隠せなくなり、自由民主党の議員の動きも今度はよく見えます。9月12日の告示日に、各候補者の推薦人の名前が公表され、誰が誰を推薦しているのかが分かると、この人物が左翼系の反日とリベラルの議員たちです。

 保守でもないのに保守の顔をし、曖昧なことを言って国民を誤魔化していた亡国の議員名が明確になりますから、今後は彼らに選挙の一票を入れなくすれば良いのです。

 「右から左まで、自由民主党の幅は広い」と、詰まらない自慢を止めさせ、日本の独立を回復する議員を増やすことが可能になります。

 金儲け第一のマスコミが上脇教授の〈社会活動〉を取り上げ、「裏金問題」で騒いでくれたお陰で、滅多にない状況が生じました。もしかすると今回の「総裁選挙」は、日本の戦後史に残る大事件なのかも知れません。

 大事件が「ねこ庭」に及ぼした出来事は、西田昌司参議院議員への印象の変化です。

 「ねこ庭」は先月14回のシリーズで、「西田昌司議員の研究」をしましたが、結論が出せませんでした。

  ・説明が回りくどく曖昧で、氏は保守なのか左翼系なのか判断できない。

 失望と軽蔑を交えた結論になり、氏を評価される「ねこ庭」の訪問者の方と意見がぶつかったりしました。

 前代未聞の「総裁選挙」のお陰で、西田氏の明確な意見を知り、保守政治家としての氏を確認することができました。自分の早計を反省する意味でも、氏の意見を紹介したくなりました。

 氏の動画は沢山ありますが、下記3件を息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介しようと思います。

  1.  令和6年8月19日 「西田昌司ビデオレター」

         ・ 自民党総裁選 大乱立。  正しい国家観を持つのは高市早苗さん以外、いません!

  2.  令和6年9月  5日 「週間西田」

   ・「自民党の新総裁は誰を選べばいいのか。政治家を見極める選考基準とは?

   ・日本の舵取りを任せる人を、損得勘定で決めてはいけない!

  3.  2時間前 に配信済み     「虎ノ門ニュース」「総裁選」

     ・  <出演> 竹田恒泰(作家)        西田昌司(自由民主党 参議院議員)
 
 分からなかったことが分かり、疑問が解けるのは学徒の喜びです。久しぶりに明るい気持ちになりましたので、次回からの紹介に力を入れます。
 
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「総裁選挙」 山口敬之氏の見方

2024-09-10 16:59:15 | 徒然の記

 9月は27日の「総裁選挙」が終了するまで、自由民主党の候補者たちのニュースが世間を賑わすことでしょう。

 ネットの世界でも左系、保守系の評論家が、連日「総裁選挙」の行方を解説しています。「ねこ庭」のように、上脇教授の〈社会活動〉との関係で「総裁選挙」を説明する人物は皆無ですが、「長老」との関係での解説は見られます。

   麻生太郎氏 ( 83才 )    菅義偉氏 ( 75才 )    森喜朗氏 ( 87才 )    二階俊博氏 ( 85才 ) 

 前回「ねこ庭」は上記4人を、現在の長老として紹介しましたが、評論家たちは岸田首相を長老に加えています。現職の首相ですが、実質は過去の人なので納得しました。岸田文雄氏 ( 67才 )

 昨日9月8日付の文化人放送局で、山口敬之氏の動画を見ました。氏によりますと派閥は建前上解散したことになっているが、バッチリ生きていて「総裁選挙」に介入しているそうです。

 つまり自由民主党は、相変わらず「派閥と長老」の政治をしていることになり、「ねこ庭」の推測がなんとなく当たっています。

 山口氏の動画を取り上げたのは、氏が12名の候補者の推薦人議員数の予測を説明しているからです。今の時点で予測数字を発表するには、勇気が要ります。

 長老と派閥の介入で、激しい「引き剥がし」が行われていますから、極端に言いますと数字は日々変動しています。氏の勇気に敬意を表し、「ねこ庭」で紹介することにしました。

 12名の候補者について数字を表示する前に、各候補者の年令、所属派閥、前職を ウィキペディアで調べましたので先に確認してください。この情報を頭に入れておくと、山口氏の説明がよく分かると思います。

    小林鷹之氏( 49 才) 旧二階派 財務省出身

    石破茂氏( 67 才 )   旧石破G 元三井銀行勤務

    河野太郎氏( 61 才 )  麻生派 元富士ゼロックス勤務 日本端子社員

    小泉進次郎氏( 43 才 )  無派閥 米国・戦略国際問題研究所非常勤研究員 

    高市早苗氏( 63 才 )  無派閥  前・近畿大学経済学部教授

    林芳正氏 ( 63 才 )  無派閥  元・三井物産 関連会社勤務

    茂木敏充氏( 68 才 )  旧茂木派      マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務

    上川陽子氏( 71 才 )   無派閥  グローバリンク総合研究所代表取締役  

    加藤勝信氏( 68 才 ) 旧茂木派 財務省出身

    斎藤健氏 ( 65 才 )     旧石破G 旧通商産業省出身

    野田聖子氏( 63 才) 無派閥  前・帝国ホテル勤務

    青山繁晴氏( 72 才 ) 無派閥  前・独立総合研究所代表取締役社長 元・共同通信社記者

 〈 候補者の推薦人議員数の予測 〉

    小林鷹之氏( 49 才) ・・ 36名  高市潰しのため、岸田派が支援

    石破茂氏( 67 才 )    ・・ 15名  菅G・旧石破Gが支援

    河野太郎氏( 61 才 ) ・・ 16名  麻生派が一部支援 菅Gが支援

    小泉進次郎氏( 43 才 ) ・・ 20名  菅Gと二階派が支援

    高市早苗氏( 63 才 ) ・・ 15名  旧安部派が支援

    林芳正氏 ( 63 才 ) ・・ 23名  岸田派が支援

    茂木敏充氏( 68 才 )  ・・12名

    上川陽子氏( 71 才 )   ・・12名   麻生・岸田派が支援

    加藤勝信氏( 68 才 )  ・・12名

    斎藤健氏 ( 65 才 )  ・・  5名    旧石破Gが支援  石破潰しのため立候補

    野田聖子氏( 63 才)   ・・  4名

    青山繁晴氏( 72 才 )   ・・  3名  和田政宗氏が支援

 以上が氏が掴んでいる推薦人の数字で、横の注釈は長老と派閥の動きです。日々変動するから、日々更新すると説明していますので確定数字ではありません。

 しかし数字を見るのは始めてですから、確定でないと説明されてもインパクトがあります。この数字を見て、5人の長老が新たな動きをするのかも知れませんし、「勝ち馬」に乗ろうとする議員が、別の動きを始める可能性もあります。

 むしろ山口氏は、それを狙っての数字の公表かも知れません。

   「この12人の候補者の中の大半は、碌でもない親中派かリベラリストです。」

   「まともな保守政治家は、二人しかいません。」

 一人は市川氏で、もう一人は青山氏だそうです。次回は、西田昌司氏の意見を紹介します。

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