「JNN」の親会社が「TBSテレビ」で、「TBSテレビ」を支配している親会社が「TBSホールディングス」というところまで分かったのに、誰が「JNN」をコントロールしているのかが更に不明確になりました。普通なら株主を調べれば会社を支配している者が明らかになりますが、「TBSホールディングス」の株主数は19,457人というのですから驚きです。
それなら主要株主を調べたらどうかと、挑戦してみました。
株主 株式数 比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 13,966千株 8.29%
日本マスタートラスト信託銀行(退職給付信託口・電通口) 9,311千株 5.52%
MBSメディアホールディングス 8,848千株 5.25%
三井不動産 5,714千株 3.39%
NTTドコモ 5,713千株 3.39%
日本生命保険 5,006千株 2.97%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 4,479千株 2.65%
三井物産 4,288千株 2.54%
ビックカメラ 4,190千株 2.48%
講談社 3,771千株 2.23%
ちょっとした散歩のつもりで歩いていた森の小道が、気がついたら深い森の中まで自分を連れてきた・・・簡単に言いますとそんな気持ちです。
国際社会がこんなに不安定な時、腰の定まらない日本の政治を更に混迷させるような、ヘンテコな「次期総裁世論調査」の結果報告をする、JNNの株主は誰 ?
単純な疑問でしたのに、調べるつに連れ疑問が増えました。玉ねぎの皮を剥く猿の姿が浮かんできます。皮を剥いて中身を食べようとする猿が、剥いても剥いても皮ばかりなので最後に癇癪を起こすという話です。猿は癇癪を起こしますが、物見高い私は更に好奇心が大きくなります。別の言い方をすると、「知る喜びを求める学徒」でしょうか。
猿の例えより学徒の方が聞こえが良いから楽しいのですが、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々にはどうでも良い話です。これから先は面白くもなんともない「ねこ庭」になりますので、どんどんスルーされることをお勧めいたします。
一人になった私は、心おきなく知らないことを一つずつ調べます。まず知りたいのが、流行語になっている「〇〇ホールディングス」という言葉の意味です。ネットに説明がありました。
せっかく歴史を語るのなら財閥を解体し、持ち株会社を禁止させたのがGHQだったということや、平成9年の政府が橋本内閣だったことを補足すればもっといいのにと思ったりします。興味深いのはここまで断行した持ち株会社の禁止を、なぜ平成9年に解禁したのかと言う理由です。さまざまな説明がありますが、一番面白いのは共産党のものでした。JNNの株主は誰 ?・・と言う本題からどんどん外れますが、気にしないことにします。
同党の意見は当たらずとも遠からずで参考になりますので、次回に紹介します。