9. 「伊藤貫の真剣な雑談 第9回 」 ・・プラトン哲学と国家の独立 ( R4/10/8 )
10. 「伊藤貫の真剣な雑談 第10回 」 ・・伊藤貫X水島総特別対談 ( R4/11/12 )
9.と10.を先に読み要点だけを紹介する予定なのに、今回も10.まで我慢できず 9. の紹介です。プラトンの名前がタイトルになっているように、雑談のメインは哲学・思想の世界史的な流れです。彼は、これを下記のように大きく4つに区分してお喋りします。
1. ギリシャ哲学と科学の時代 ・・真善美と徳の追求
・ソクラテス、プラトン、アリストテレス
2. キリスト教文明の時代 ・・神への帰依と信仰
3. 啓蒙主義思想の時代 ( 18世紀 )・・人間中心主義、個人の欲望と権利、実利・実益の主張
・ルソー
4. 帝国主義、植民地主義、民族主義、国家主義の時代 ( 19世紀 以後 )
動画の要点を紹介しますと、7割が事実の説明、2割が「祭りの薬売り」の個人的意見、最後の1割が日本への悪口という構成でした。およそ240件ほど入っているコメントは、いつも通りのやらせなのか賞賛がほとんどです。
彼の悪口へ反証するだけでは、レベルの低い退屈な「ねこ庭」になります。今回は彼の履歴に加え、周辺情報をウィキペディアで調べたので紹介します。
・1953 ( 昭和28年) 東京生まれ、現在69才。 東京大学経済学部卒業 日本の評論家、国際政治解説者、米国金融解説者
・ワシントンD.C在住 ビジネス・コンサルティング会社とロビィスト事務所で、国際政治・米国金融アナリストとして勤務
・姉は政治家の山谷えり子 ( 自由民主党・参議院議員 )
〈 彼が寄稿している新聞・雑誌 〉
・シカゴ・トリビューン ロサンゼルス・タイムズ セントピーターズバーグ・タイムズ
・コモンウィール フォーリン・ポリシー Voice 正論 表現者 表現者クライテリオン
〈 彼の著書 〉
・『中国の「核」が世界を制す』 2006年2月刊 PHP研究所
・『中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力』2011年2月刊 小学館 (『中国の「核」が世界を制す』の改訂版 )
・正論の2011年2月号に、田母神俊雄との対談収録
・『自滅するアメリカ帝国 日本よ、独立せよ』2012年3月刊 文春新書
・『歴史に残る外交三賢人 ビスマルク、タレーラン、ドゴール』2020年2月刊 中公新書
〈 彼の共著 〉
・『「日本核武装」の論点 国家存立の危機を生き抜く道』 2006年9月刊 PHP研究所
鼎談者・・中西輝政 日下公人 平松茂雄 櫻井よしこ 西岡力 兵藤二十八
・『自主防衛を急げ! 日本人の覚悟 』2011年4月刊 李白社