OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

私の旅行データ 38 鉄道乗車 8

2024年06月21日 | 旅行

B-10 瀬戸大橋線の四国側

 岡山から四国に渡る本四備讃線は、瀬戸大橋を渡ったあと、左にカーブして高松に向かう線と、まっすぐに丸亀方面に向かう線に分かれる。JTB時刻表では、高松に向かう列車(サンライズ瀬戸やマリンライナー)は岡山県の児島駅に停車したあと、香川県の宇多津駅を通過する記号が書いてあるが、実際には宇多津駅は通らないで左カーブの線に入る。時刻表で通過記号なのは、おそらく運賃計算で宇多津駅折り返しと同じ距離で計算するからだろう。

旅83 瀬戸大橋
 この高松方面の線を通る列車は特急「サンライズ瀬戸」上下各1本と「うずしお」「マリンライナー」の上下35本以上(下りは73号までの奇数、上りは70号までの偶数! JRで一番号数の大きな列車は「のぞみ」など新幹線を除けばこれだろうか?)が通過する。この部分の長さは約800メートル。瀬戸大橋・予讃線連絡の線路を通過するのは、特急「しおかぜ」「南風」それに快速の「ラ・マルことひら」で、上下約30本である。高松方面と予讃線・土讃線を結ぶのは特急「いしづち」や不定期に高松から琴平まで延長する特急「サンライズ瀬戸」などがある。
関係年表
瀬戸大橋 1988年3月20日本四備讃線として開業
予讃線 1897年2月21日 讃岐鉄道の高松・丸亀間開業。のちに予讃本線、さらに予讃線に。
私の予讃線乗車 1966年3月10日
私の瀬戸大橋線乗車 大橋から高松へ 1992年3月26日 大橋から松山方面 2004年4月19日
 いつのことはわからないが、四国に向かうときに車内で車掌さんにグリーン券をお願いした。茶屋町から宇多津の間だけである。数百円であったと思う。岡山から買うと少し高い。先頭列車がグリーン席で、正面の視界が確保されていて、通過に伴って吊り橋がたわむのが見える。橋を渡って高松に向かうが、「歌津駅で(グリーン券が切れるから)普通席に戻ります」と車掌さんに言うと、「そこまでしなくてもかまいません。」と言われる。そんなわけで四国内は不正乗車をしてしまった。

B-11 廃止された折尾短絡線

旅84 廃止された折尾駅周辺の線路

 折尾駅は鹿児島本線の下を筑豊本線が煉瓦造りのトンネルでくぐる立体交差駅であったが、筑豊本線ホームを鹿児島本線と北側に並列にして、博多方向に行ったところでトンネルにしてくぐる形に改変された。また以前あった黒崎から筑豊本線下り方向に連絡する線路は廃止された。通常「短略線」と呼ばれていたが、カーブ部分に折尾駅と別の改札口があって、「鷹見口」と名付けられ、改札を出てから鹿児島本線のホームに乗り換えることができた。連絡線の中に駅があるという珍しい形だった。1日にかなりの数の列車が通った。短略線のうち、本線と離れたところの長さは約410メートルだった。この部分の営業距離は設定されていなくて、折尾駅(本体)乗り換えと同じ運賃であった。

旅85 廃止される前の短絡線。前方に本線が見える。 2019年3月27日

関係年表 
JR鹿児島本線 1891年2月28日 九州鉄道として開通。折尾駅(九州鉄道)開業。
JR筑豊本線 1891年8月30日筑豊興業鉄道として開通。折尾駅(筑豊興業鉄道)開業。
折尾駅 1895年に共同駅となる.日本初の立体交差駅。

旅86 折尾駅の旧線の立体交差 2017年12月 21日

短絡線と「鷹見口」 1893年6月30日 貨物線として開通。1965年ごろから旅客列車が通るようになった。1988年3月13日「鷹見口」設置。2022年3月12日 短絡線と鷹見口を廃止。
私の筑豊本線乗車 1981年10月12日
私の筑豊本線新線乗車 2019年3月27日

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