OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北海道新幹線に乗ってきました その9 札幌へ

2017年06月09日 | 旅行
北海道新幹線に乗ってきました その9 札幌へ

 5月18日朝の特急「スーパー北斗5号」で札幌に向かう。当初計画していた10時過ぎ発の特急(同7号)を変更して一つ早い便に乗った。

9-1 スーパー北斗5号 函館駅 2017.5.17

 噴火湾を右に見て大回りし、さらに苫小牧を経由するという逆S字のコースをたどるから、走行距離318.7kmで、直線距離約153kmのちょうど二倍。それを4時間半ほどかけて走る。では、昔はどのくらいかかったかというと、1970年の北海道旅行の帰途に、札幌を2115に出た夜行列車が函館に着いたのが519。夜行列車だし、小樽経由だったかもしれないから比較にはならないがずいぶんかかったことは確かである。
 車窓から撮った写真をいくつか示しておこう。まず藤城線。

9-2 藤城線分岐 2017.5.18

 函館からの下り列車が七飯駅をすぎてすぐに単線非電化の線路が左に分岐し、コンクリートの高架で本線を超えて右に消えていく。これが通称「藤城線」山登りとなる下り線の勾配を緩和するための迂回線である。現在も貨物列車と1日3本の普通列車が運行されている。特急列車は力が強いので勾配の大きい本線を通る。私は1972年に通った記録がある。

9-3 藤城線から見た本線を走る上り蒸気機関車 1972.8.30

 この写真があるから、私が藤城線を通過したのは間違いない。ちょうど写っているあたりに新函館北斗駅ができることになる。なお、この線の分岐は新函館北斗より函館寄りなので、ここを通る普通列車は新函館北斗を通らない。またこの峠の反対側には森・大沼間に通称「砂原線」があるが、途中に駅があるから上り列車も下り列車も通る。

9-4 小沼越しに見る駒ケ岳 大沼付近 2017.5.18

 昔たくさんの写真を撮った大沼公園を通る。天候は快晴である。森付近では噴火湾越しに羊蹄山も見えたが、右車窓で写真撮影はできなかった。

9-5 昭和新山 伊達紋別付近 2017.5.18

9-6 函館から札幌へのチケット 2017.5.18

 1241札幌着。駅で昼食をとる。
(つづく)