のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

雨煙る瑠璃の花園竹生島

2011年06月28日 | わが家の時時
20日 21日の両日 滋賀県湖北地方と福井県を旅してきました
目的は福井市の農産加工所を見せてもらうこと
ついでに行く先々でふらふらと寄り道する気楽な夫婦旅

まずは西国観音めぐりで訪れた方から噂を聞き
前々から気になっていた竹生島へ渡ります

琵琶湖北部に浮かび古くから信仰の対象となっている島
島内には日本三大弁財天のひとつに数えられる宝厳寺と
都久夫須麻神社が舟廊下と呼ばれる屋根付き通路で結ばれています

             

ガイドブックでも島に渡る船内で流れていたビデオでも
竹生島は「神を斎く島」と紹介されています
神を敬い大事に扱うくらいの意味であろうと想像はできるのですが
“斎く”はどう読むのか
調べてみると“斎く”は“いつく”と読み
“心身を清めて神に仕える”という意味とか

長浜市のHPによれば
島の名前は「神の斎く(いつく)住居(すまい)」を意味し
その中の「つくすまい」が「つくぶすま」と変じ「竹生島」になったとのこと
なるほど

島の船着き場の正面には「琵琶湖周航の歌」の歌碑がありました
京大で若き日を過ごした川きた二郎先生を送る会で
参列者皆でこの歌をうたったことを思い出しました