のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

自然から学ぶことから始めよう

2010年06月28日 | 農のあれこれ
「全ては自然が書いた偉大な書物を学ぶことから始まる。
人類が造るものは全てその偉大な書物の中に書かれている」

スペインの建築家アントニ・ガウデイの言葉だそうです。
バロセロナにいまだに建設中のサグラダ・ファミリアを見れば
彼らしい言葉と納得させられます。

農業という営みはこの言葉そのものであり、
それ以外にないとも思えます。

この言葉、TV朝日「奇跡の地球物語」6月6日日曜日夜6時30分放送で教えてもらいました。

当日のテーマは「六角形(ヘキサゴン)」。

たとえばミツバチの巣。
社会性を持つ昆虫ですから、営巣するためにはたくさんのスペースが必要。
空間をきちんと埋める形には正三角形、正四角形、正六角形があるが、
同じ面積なら外周の長さがもっとも短いもの、
つまり少ない材料でできるのが正六角形。
もっとも効率良い材料で、強度を確保でき、軽量化も図れる。
そんなハニカム(honeycomb)構造は人間社会の様々な場に見られるのは
ご存じの通り。

溶岩の形、亀の甲羅、麦の茎…
自然界には数多くの六角形が存在しています。
その一つが水草のアミミドロ。
細胞が六角形となって広がっているそうです。
そんなアミミドロの写真はあるけれど、
もう少し遠景の写真はないかと探したら
わが家のブログがヒットしたそうです。

というわけで、当日、この写真が電波にのり、
「協力 すぎのファーム」がエンドロールに登場…

こうして情報発信していることが良いことなのか怖いことなのか、
考えさせられる出来事でした。