のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

兄弟よ今から他人幸あれと

2010年06月19日 | 梨の虫
ナシ畑での作業中にカマキリの旅たちに出会いました。
「蜘蛛の子を散らす」は
「カマキリの子を散らす」でもいいような場面でした。

カメラを取ってくる間にほとんどのカマキリは姿を消し、
数匹だけが残っているだけ。
二匹の兄弟はどこへ行けばいいのか思案しているかのようなポーズで
しばらく固まっていました。

一つの卵から旅立ったカマキリのうちどれだけが
秋、次の世代を産み付けるまで生き残れるのかわかりません。

             

こちらはナミテントウが卵を産みたてたばかり。
今年はこういう光景をあまり見られません。
農薬を散布しているからというより寒さのせいで、
餌となるアブラムシがあまり繁殖しなかったからと考えたい。