のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

あれこれつべこべごたごたいうまえに

2010年06月24日 | 梨の土づくり
ここ数年、梅雨のこの時期に
11月に使うナシの元肥用のぼかし肥を積み込んでいます。

科学的農業?分析的農業?ですと、きちんと土壌分析して
足りない要素を加え余剰要素を控える施肥をするところですが…

あっ、もちろん、土壌分析は毎年行っています。
その結果は、毎年、問題のない数値が出てくるものですし、
ナシの木の生育をみても肥料分が原因の課題がありそうもないものですから
今のままでいいんだという判断をしているわけでして…

今年もやはり成分計算なんてせずに原材料を手当たり次第ぶち込んでいます。

もうひとつ言い訳させていただくと、
こんな乱暴な施肥設計でつじつまが合うのはナシ栽培だからで、
他の果樹や普通の野菜ですと、
こんなでたらめは許されませんよ、きっと。

さてその内訳はというと、

コメヌカ 20kg
大豆かす 10kg
オカラ  10kg
魚かす  10kg
カニガラ 10kg
シリカ  10kg
グアノ   5kg
く溶性苦土 7kg
モミガラ  3kg

これを撹拌機一回分の目安として混ぜ合わせて
10aあたり200kg入れるとすると
40回繰り返さねばなりません。
今回はその半分、四畳半の広さで1mぐらいの高さになりました。

グアノなどは在庫で残っていたもので
次回の積み込み時には使えませんが、それもよしとしています。

気温が高いので、数日経つと熱が上がってきて、
切り返してもすぐに50度ぐらいの温度になっています。
冬場の切り返しは温浴気分ですが、
梅雨時の切り返し作業は大汗ダラダラ。