青木村と筑北村の村境の修那羅峠に車を置き、参道を30分ほど歩きました。
ここは、修那羅山安宮神社(しょならさんやすみやじんじゃ)です。
早速、2匹のしょならニャンコ様が迎えてくれました。
数カ月ぶりにお会いしたニャンコ様、しばしの間、友好を深めあいました。
毛の艶が良く、目やにもなく、春先に比べて随分ときれいな顔になりました。
安宮神社の境内や裏山には、たくさんの石神仏や木神仏が奉納されています。
参道沿いに鎮座する石神仏は自然にとけこみ、パワースポットの世界です。
参道の途中に大きなイヌブナの木があり、横には「ブナ観音」の案内があります。
イヌブナの幹にできた洞(黄色い←)に安置されています。
いい顔をされた十一面観音なのですが、頭上の観音様がクモの巣で見えません。
クモの巣をはらうべきか、はらわざるべきか、迷いましたが・・・。
お礼の参拝をしていると、ニャンコ様が音を聞きつけ、またまた登場です。
参拝中は横で神妙な面持ちで待ち、終わるとすぐさますり寄ってきました。
腰をかけて庭を眺めていると、3匹目のニャンコ様が膝に上がってきました。
ひとしきり話をすると、春の日差しを受けて気持ち良さそうにくつろいでいます。
帰りの参道、いつまでもいつまでもお見送りをいただき、ちょっとハラハラです。
修那羅石神仏様としょならニャンコ様に癒され、寿命が延びる思いの1日でした。
参道沿いは、オトコヨウゾメやコバノガマズミなど多くの樹の花の盛りです。
オトコヨウゾメは、やや下向きに少なめの花を咲かせ、葉の毛は目立ちません。
似たコバノガマズミは、多めの花を上向きに咲かせ、葉の毛は目立ちます。
他にも赤色花のヤマツツジ、淡黄色花のツクバネウツギなどで賑わっています。