信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

山野草の萌えが始まる

2011年03月25日 | 山野草
小さな、小さな庭の山野草達の萌芽(ほうが・芽生え)が始まりました。
冬に耐えた山野草との感動の出会いから1年のつきあいが始まります。
特別早いフクジュソウ以降、数十種が今年も元気に萌えています。




オキナグサです。
4,50年前、私が小さい頃は野山にいくらでもありました。
学校の帰り道、春一番で目立って咲いていたのを思い出します。
ジジバナとかチンコログサとかいっていたような覚えがあります。
その頃は、なぜチンコロか分からなかったのですが、今日ふと納得しました。
種でいくらでも増えます。この株もそうです。
日当たりのよい場所が大好きで、春の日射しを浴びてご機嫌です。


ヤマホタルブクロです。
母が大好きだった花で、両親の庭で30年ほど暮らした株の一部を昨年移しました。
生育旺盛で、株元から横に這う茎(ほふく枝)で、どんどん増えます。
子供の頃、塩漬けにした花を、息を吹いて膨らまし割って遊んだ気がします。

 
テッポウユリとサクラソウです。
テッポウユリは種子島にいる頃、畑の脇の野生種を掘ったた株です。
サクサソウは茅野市にいる頃、隣の空き家の庭で発見し、大喜びで株分けしたものです。
これらを見ると、当時の思い出がよみがえります。

 
父の庭にあった株を分けてもらったもので、いずれも国外種です。
ラナンキュラス・ゴールドコインとアデノフォラ・ポタニニーと思われます。
この2種は非常に強健で、狭い庭がまたたく間に占領されてしまいます。
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筋・筋肉痛を湯で治す

2011年03月24日 | 温泉
相性のいい温泉に巡り会いました。
霊泉寺温泉共同浴場です。
源泉は男湯の窓の脇から汲み上げており、源泉かけ流しです。



入り口に懐かしい赤い大きな郵便ポストがあり、すぐに分かります。
ドアには、「入浴料大人200円」と書かれています。
なんとも年金半額生活者にはありがたい料金です。


これが浴槽に注ぎ込む豊富なお湯です。
さらに、飲んでみるとほのかに甘みを感じるのです。
効能書には「微苦味を有す」とあるので、番台の方に聞いてみました。
その方曰く、苦みは感じないが味のことはよく分からない が・・・
胃の調子はすこぶるよく、晩酌の量が衰えずに増える一方、とか???
それはともかく、「テニス肘」痛さを忘れるこの頃です。


温泉の入り口に無料駐車場があります。
そして、火の見櫓の後ろが霊泉寺「不開門(あかずのもん)」で右隣が大ケヤキです。
幹まわり約 9.4m、樹の高さ約35mで当地方指折りの大木なのです。
アレー・・・なんと、なんとどうしたことか、株元しか残っていません。
近所の方にお聞きすると、去年は株元から芽を吹いたとのことです。
ケヤキの回復に霊泉寺の温泉どうかなあー。
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湯道百体観音めぐり3

2011年03月23日 | 石仏
観音巡り3回目は、地震被災地の平穏をひたすら祈り巡りました。
被災された方々の悲惨な状況に涙し、心を痛める毎日です。
そんな中、感動の救出や中高生の支援活動などに、心が暖まります。
大変な難儀の中で、苦難を乗り越える人々の大きな力を感じております。
今日は、百体観音を五十一番から百番までを巡りました。
ひとつ、ひとつの観音様に手を合わせて祈りました。
平穏の日を迎えられる日が一日も早く訪れますように。



五十二番の十一面観音です。
十一面観音は災難よけの観音様で、頭上に十の仏面をつけています。
この仏面には十の誓願がこめられ、拝むと災難から免れるということです。
五十二番は新旧2体の観音様があり、ともに両手をあわせ祈っております。


百番の千手観音です。
雪を覆いながらも、すべてに救いの手を差し伸べておられることでしょう。

一番から百番までの距離は約14kmでした。
通算の歩行時間は調査の時間も含めて5時間35分でした。

今日巡った観音様
如意輪観音(60,63,67,88,94番)
十一面観音(52,53,57,58,59,69,74,80,81,85,89,93,97,98番)
千手観音(51,54,55,61,65,72,75,76,84,87,92,99,100番)
聖観音(56,62,64,66,68,71,73,77,78,79,82,83,86,90,91,95,96番)
馬頭観音(70番)

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湯道百体観音めぐり2

2011年03月11日 | 石仏
今日は、1時間20分で三十一番から五十番までを巡りました。


これは四十番の准胝観音(ジュンテイカンノン)です。延命長寿の霊験があるそうです。
写真のようにたくさんの手を持っており、私には、千手観音との区別がつきません。


これは大きく存在感のある、五十番の馬頭観音です。
観音様は優しい顔が多いのですが、馬頭観音は忿怒相をしています。
怖い顔で、人をたしなめ、悪や傷害を取り除くとのことです。
今日巡った観音様:如意輪観音(39,44,47番)、十一面観音(31,34,42,48,49番)
千手観音(32,33,37,41,番)、聖観音(35,36,38,43,45,46番)、准胝観音(40番)
馬頭観音(50番)


五十番のシナノキの力強い枝振りと、静かに旅人を見守る馬頭観音です。
シナノキは「弘法大師のさかさ杖」として森の巨人たち百選にも認定されています。
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湯道百体観音めぐり

2011年03月10日 | 石仏
東御市新張から地蔵峠を経て、嬬恋村の鹿沢温泉までの通称「湯道」の脇に、
一番から百番までの観音様が1町(約110m)ごとに祀られております。
今日は、一番から三十番までを巡ってきました。
写真を撮ったり簡単な調べごとをして、1時間30分で歩きました。



新張のJA前の十字路脇に一番があります。
大きな美しい「如意輪観音」で、願いをかなえてくれる観音様だとか。
明治2年、伊那高遠の石工、中山暉雲 の作だそうです。


十番は悩みを聞いてくれる観音様との「聖観音」です。
10番毎に大きな観音様が祀られており、ここまで30分です。


二十番は千手観音、千手千眼で万人をもれなく救ってくれるとか。
観音像は6種類あり、一体ごとに趣が異なっていました。
如意輪観音 ニョイリン(1,7,14,18,20,29番)
十一面観音 ジュウイチメン(2,4番)
千手観音 センジュ(3,5,6,9,12,16,19,20,22,23,25,26,30番)
聖観音 ショウ(8,10,13,15,17,21,24,28)
准胝観音 ジュンテイ(11番)
馬頭観音 バトウ(29番)

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