大きなクレーン車で、カラマツの実のついた枝を切り落とす採種作業をしていました。
最近は、カラマツ材の加工法の改良が進み人気が高く、種子の需要も多いそうです。
切り落とした枝についている実を馴れた手つきで、もぎ取っています。
カラマツの実にはヤニがついていますので、手袋はベタベタになるそうです。
この実を乾燥させて種子を取り出し、ゴミや不良種子の精選作業をするのだそうです。
まつぼっくりとか松かさとか言われる、マツの仲間の実を球果(きゅか)と呼びます。
種鱗は、熟すと反りかえるうろこ状の部分で、この内側で種子を守り育てるのです。
翼は、種子を遠くへ飛ばす役割を担っていますが、採種では取り除かれます。
種子は、一枚の種鱗(しゅりん)に2個ずつ入っています。(9月18日)
最近の大雨で水に浸ったリンドウ、周囲の木々の葉は紅く染まり始めています。
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