
チシマゼキショウ科イワショウブ属のイワショウブ(岩菖蒲)です。
夏の終わりから初秋にかけて、天空の湿原を彩ります。

チシマゼキショウ科は2属があり、長野県では6種類が確認されています。

イワショウブの花の特徴です。

果実が膨らみ始めると紅に染まり、華やかさを増します。

葉は、名のとおりショウブの葉に似ます。
名にイワもつきますが岩場には生えません。

蕾、花、果実がそれぞれの存在感を示しています。

イワショウブは花茎の上部から花序にかけて腺状突起を有して粘ります。
この腺に虫が粘りつくことから、別名をムシトリゼキショウと呼ばれています。

果実は、アキアカネの赤トンボより一足先に赤くなり、3個の花柱を残します。

同じ科のチシマゼキショウとの見分けは、苞につく花の数と腺状突起の有無です。
また、イワショウブは種子には尾があり、チシマゼキショウにはないとのことです。
まだ見ていませんので、こらからの楽しみです。

科の異なるイワイチョウは、イワショウブと同様に亜高山帯の湿地に生えます。
名にイワがつきますが岩場には生えず同様、白花で、遠目には似た者同士です。