
被子植物の分類は、APG(エーピージー)分類体形が主流になっています。
多くの種が含まれていたユリ科は9科に分割・再編されています。
これまでの分類は特定の形質の共有で、いわゆる見た目でほぼ見当がつきました。
APG分類体系は、DNAの塩基配列の差異に基づいていますので、目に見えません。
なかなか頭の整理がつきませんので、この冬に整理してみようと思います。

これまで親しんできた新エングラー分類体系のユリ科は表のようになりました。
また、同分類体系のヒガンバナ科もAPGでは整理され、ネギ属が加わりました。

APGⅢ分類体系でヒガンバナ科となったネギの花です。

各科の属を一覧表にしました(近隣に自生する植物の属)。

チシマゼキショウ科からサルトリイバラ科のうち、近隣に自生する種類名です。

そのうちの種類の画像です。

ユリ科とススキノキ科のうち、近隣に自生する種類名です。

ゼンテイカはニッコウキスゲの名の方がお馴染みです。

ヒガンバナ・キジカクシ科のうち、近隣に自生する種類名です。

キジカクシは “野生のアスパラガス” です。
次回からは、科、属、種ごとにまとめる予定です。