信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

八重山島巡り最終日

2020年04月04日 | 旅行

地図を広げて日本の南方の広さを意識してみました。


与那国島の車道沿いには潮害に強く近年需要の多い長命草の畑が続きます。
長命草は和名をボタンボウフウ、アシタバと同様にセリ科の野草です。
健康的な成分が豊富とか、サプリメントなどに使われ、若芽は春の山菜です。


車道沿いのあちらこちらに下がっているカゴはウリミバエ対策です。
ウリミバエはウリ科やナス科の作物、マンゴウなどに大被害を及ぼします。
国境の島与那国で南方からの本虫の侵入を防ぐために見守っています。


与那国町は冬季の季節風と夏秋季の台風による「風のまち」だそうです。
そのため作物は限られ、風に強いサトウキビが主要農作物となっています。


収穫は12月から翌年の4月、株元から茎を切り取り、葉を除いて製糖工場へ。
収穫作業や製糖作業には多くの労力が必要で繁忙期には応援隊が来島するとか。


始めて出会ったというか、初めて意識して見た植物です。
名前を仮置きしてみましたが、また出会うことがあれば特徴点を確認してみます。


牧場で出会った初対面と思われる野花、雨と風で観察も画像も不十分です。
ホソバワダン(上右2)とイソノギク(下)? 他は残念ながらかなり?です。


この日は、海底遺跡かといわれている海底の岩場に船で案内していただきました。
かなりの波にもまれながら、半潜水艇の船底から海底のロマンを堪能できました。


半潜水艇が久部良漁港に帰着する頃、今回の旅で初めての青空が見えました。
この辺りはどれもこれも日本最西端、信号は子供たちの教育用なのだそうです。


あっという間の与那国島でしたが、荒れた天候も印象深く残ります。
帰りは那覇空港経由、この空港の楽しみは洋ランの飾りです。
コメント (2)
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