信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

冬でも歩けば花に当る

2019年02月09日 | 山野草

ようやくの雪景色もあっという間に解け、根雪にはなりませんでした。
暖かさのおかげで、歩きながらの道すがら、陽だまりに咲く野草が楽しめます。


キク科キオン属のノボロギク(野襤褸菊)です。
黄色い花、緑色の総苞、総苞片先と小苞片の黒色の色彩が目立ちます。


厄介な雑草ともいわれる野草も、冬に見ればお花畑でしょうか。


オオバコ科クワガタソウ属のオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)です。
寒さに強い機能を持ち、秋に発芽して他の植物が少ない冬に株を広げます。


シソ科オドリコソウ属のホトケノザ(仏の座)です。
春の七草で言う「ほとけのざ」は、キク科のコオニタビラコです。


アブラナ科ナズナ属のナズナ(薺)です。
果実の形から、ぺんぺん草やシャミセングサとの別名で親しまれています。


花の数が多く、蕾が丸く、雄しべは6個です。


アブラナ科タネツケバナ属のミチタネツケバナ(道種漬花)です。


花数はナズナより少なく、蕾は長めで、雄しべは4個が多いです。


キク科キンセンカ属のヒメキンセンカ(姫金盞花)です。
古くに渡来し、栽培株から野外に広がって野生化したとか、花期は通年です。
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