そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン


Amazonプライムに来ていたので観てみた。
ゲイリー・オールドマンがアカデミー主演男優賞を獲った作品。
その感想。

これはね、名作だね。
星4つ。★★★★
まず史実である点。
ゲイリー・オールドマン演じるチャーチルの演技が(アカデミーメイクアップ賞を日本人辻一弘氏が獲った凄いメイクも含めて)とても凄い点。
この2点をもって、揺るぎない名作の風格をともなっていて、クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」と合わせて観ると、とても興味深い英国史映画となっている。
結局第二次世界大戦での連合国最初のポイントは、ダンケルクの撤退戦であり、チャーチルの戦う姿勢だったということが、よく分かる映画。
おまけに、アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトのクソ具合も分かる(笑)。

というわけで、世界の近現代史に興味がある人にとっては、間違いなく面白い1本。
メチャクチャオススメ。
ゲイリー・オールドマンと辻一弘に乾杯!


補足
チャーチルもまた人種差別主義者的側面があったとのこと。
まぁあの時代の白人は誰しもそのような面はあったのかも知れません。
でも日本人の骨で作ったペーパーナイフを自慢していたルーズベルトほど酷くはないです。
許してあげましょう。

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