そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



CMを見ていたら、こんなフレーズが耳に入ってきた。

「こっちのが近いのか!」

なんだか気持ち悪い。
これって正しくは「こっちのほうが近いのか!」ではないのだろうか?
どうやら「ほう」を略しているようだが、どうも耳障りが良くないのは僕だけか?
少なくとも、僕は、僕だけは、とても気持ちが悪い。

そういえば最近、こういった感じで「ほう」が略されているケースをよく耳にする。
「こっちのが大きい」
「あっちのが美味い」
文面でもたまに目にするような気がする。
とくに若いADが送ってきたメールや、若いADが作った議事録とかで。

これってどうなの?
「ほう」を略したら気持ち悪いんだけど。
日本語は正しく使おう。
「ほう」のほうはちゃんと使おう。

僕は絶対に「ほう」を入れるが良いと思う。
いや、入れるほうが良いと思う。
ん、入れる、が良いと思う。
入れる、ほうが……
入れるが……
ほう、が……
入れるが良い……
入れるが良いと思う。

書いているうちに慣れてくるから不思議だ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )



« ダム(2) 2年経過 »
 
コメント
 
 
 
Unknown (てーとく)
2009-09-25 09:40:58
自分も気持ち悪いですねぇ。
でも、最近職場の若者たちとたくさん話して居たら
慣れて来ました。

...どうしよう?悩
 
 
 
Unknown (Yusuke)
2009-09-25 11:42:05
「ファミコン言葉」の影響ではないでしょうか。

僕も今年の新卒に「ほう」は「方角」を指し示すときのみ、
使える言葉だよ、と教えています。

「ほう」を正しく使えばいいのですが、
正しい/正しくないの基準の判断がつかないのではないでしょうか。

とはいえ、「ほう」は結構便利な言葉ですよね。
「使わない」って制限をかけると、
結構大変です。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。