そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





ブラッド・ピット主演の宇宙SFもの。
会議と会議の間に、ひまつぶしとして六本木ヒルズで観賞。
特に見たいわけでもなかった、その感想。

うーん。
前半ものすごく面白そうなんだよこの映画。
ブラッド・ピットのモノローグで進む感じとか「ブレードランナー」の劇場公開版を思い出して「ハードボイルドかよカッケー」ってなってたし、海王星の辺りで消息を絶った父を捜しに行くというストーリーも意味深でワクワクしたし、とにかく前半はいい感じなのよ。
ところが中盤、なんだか唐突に出てくる「猿」(少しネタバレ)のあたりで少し雲行きが怪しくなり、映画のラストはなんだかなぁ〜となっちゃう中途半端なお話。
友人が言っていたけど「2001年に地獄の黙示録を足して3とか4でで割った」みたいな映画になっていて、とにかく映画が中盤以降あんまり面白くならない。
前半期待値が上がった分、ラスト周辺の展開がなんだかモッサリしていて、だったらもっと2001年みたいに意味不明方向に振り切ってスゴイ映画に見せきるか、地獄の黙示録みたいな本気で人間のエグさみたいなモノを血みどろで描ききるか、どちらかにして欲しかった。
とにかく中途半端。
宇宙SFモノとしても、いろいろ無茶苦茶だったりする。
星2つ。★★
実にもったいない映画でした。

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