そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





傑作だと評判になっていた昨年公開のアニメ映画。
iTunesでレンタルして鑑賞。
その感想。

なるほど、評判が良いのも頷けた。
良く出来たアニメ。
めっちゃ感動するというわけではないけど、ジワジワ来る感動作。
星は3つ。★★★
興味がある人は見て損しないぐらいに良い映画。

ただし、僕の個人的な感想を言うと、「可哀想な映画だったなぁ」だ。
主人公の小学生の女の子、彼女の身に起こることは結構エグイ。
まぁ実際にああいうエグイ目に遭っている可愛そうな女の子は実在するんだろうし、それを物語で描くことに文句はないのだが、あんな超トラウマ級の出来事に巻き込まれた女の子に、映画のラストで起こることがまた余りにもエグすぎて、ちょっと引いた。
これはもう原作小説の問題なんだと思うし、完全に好き嫌いだと思うので、否定はしないけど、僕はこの手の物語仕立てが正直好きではない。
そりゃあんな目に遭った子にそんな酷い仕打ちをすれば、もう物語的な着地点は感動しか残ってないよね、と思っちゃう。
あくまでこれは好き嫌いの話なので、このアニメ映画が大好きだって人はそれでいいと思うのだけど、僕は苦手でした。
いい映画だとは思ったけどね。
この手のいい話って、そりゃそうだよねっていう感想しか僕は残らないのよ。
ひねくれてるのかもしれん(笑)。

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