そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



タクシー運転手 約束は海を越えて [Blu-ray]
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント


2017年の韓国映画。
アカデミー外国語映画賞に韓国代表として出品された作品(選出はされなかったが)。
1980年に起きた光州事件をテーマに扱っている。
その感想。

これはね、事実をベースにしていると知らなかったので衝撃だった。
光州事件については調べてもらえばいいと思うので割愛するけど、なかなかのエグイ事件で、日本で言えばなんだろう、東大安田講堂事件とか、あさま山荘事件ぐらいの感じかな。
ただ死者が154人も出ているので、あさま山荘とも東大安田講堂とも比べものにはならない。
そのとんでもない大事件を、この映画、コメディであり、父娘ものであり、バディムービーであり、そしてなかなかのアクション映画になっていくという怒濤の展開を見せ、まぁ、凄い。
映画としてはイマイチなのだが(特に脚本の詰めが甘く……さらにいつものように韓国映画特有のギャグセンスに食傷してしまうのだが……)、ベースが実話だし、映画後半は激アツで、マッドマックス的展開を見せるあたりとか、なかなか面白かった。
星は3つ。★★★
前半異様にかったるいけど、見て損はしないです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )