そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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昨年度アカデミー賞で、主演男優賞と脚本賞を受賞した本作。
なぜ作品賞に輝いたのか分からなかった「ムーンライト」に続いて観賞。
その感想。

はい、これは素晴らしかったです。
星4つ。★★★★
「ムーンライト」にはほぼ共感できなかったけど、こちらは共感できました。
ストーリーを云々解説するのは簡単だけど、言葉にすると陳腐になるだけ。
これは行間の心情を浴びるように感じる映画。
「ムーンライト」よりも100倍素晴らしいと思うのだけど、こちらが作品賞ではないというのは何か恣意的というか、結局マイノリティへの忖度が「ムーンライト」を押し上げただけで、映画としての本質的には脚本賞を獲ったこちらの方がいい映画なのではないかと思います。
とーーーーーーーーーってもいい映画でした。
ありがとうございました。

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昨年度のアカデミー作品賞受賞作。
ずっとBlu-rayを寝かせていたのだが、ようやく観賞。
その感想。

想像していたのとだいぶ違った。
これが「ラ・ラ・ランド」を押しのけて作品賞受賞とは納得がいかない。
いや、だってさ、ぜーんぜん面白くないんだもん。
描きたいことは分かるし、映像は綺麗だし、いろいろ深いっちゃあ深いよ。
黒人の置かれた環境をリアルに切り取っていて、いろいろ考えさせられるよ。
でもさー、だとしてもあまりにもインディペンデントすぎるというか、雰囲気モノすぎねーか?
これが作品賞ってのは「ハートロッカー」とか「バードマン」のときより納得いかない。
「ラ・ラ・ランド」が実質昨年のアカデミー作品賞だな。
アカデミー賞はたまにこういうことが起きるからウザイ。
星は2つ。★★
まったく面白くもなんともないのだから。

明日、とても期待している「スリー・ビルボード」を観てくるのだが、大丈夫かな。
こういうインディペンデント系の映画って苦手なのよねー。
だってまったく面白くないんだもん。

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