そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



フライト ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
デンゼル・ワシントン
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


こちらも長らく寝かせたままになっていたBlu-rayソフト。
デンゼル・ワシントンのアカデミー脚本賞と主演男優賞ノミネート作。
ジェット機を背面飛行で救った英雄の航空機パニックムービー、ぐらいに思っていた。
その感想。

まず驚いたのは、映画を見終わった瞬間、クレジットに『監督ロバート・ゼメキス』と出たこと。
そうか、ロバート・ゼメキスがこの映画の監督だったのか。
ゼメキス監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズと『フォレスト・ガンプ/一期一会』までは最高の監督だったのだが、それ以降(ぶっちゃけ『コンタクト』から)なんだかよく分からない映画を作るようになり、あまり名前を見なくなっていた。
だが、こんな映画を作っていたんだな。
とはいえ、否定的な意味ではない。
この映画、なかなか面白いのだ。
それも、アル中ヤク中映画として、だ。

宣伝が『背面飛行』にだいぶ寄っていたので、てっきり映画のクライマックスがその事故シーンかと思ったのだが、背面飛行はいきなり冒頭にやってくる。
で、そのあとはデンゼル・ワシントン演じる英雄的操縦をしたパイロットが実はアル中でヤク中だったという事実を巡る人間ドラマとして展開する。
決して航空機パニックムービーではないのだ。
そして、これがなかなか見応えがあって、面白かった。
ストーリーがあっちにこっちに揺れ動き、リアルで面白い。
星は3つ。★★★
脚本賞にノミネートされるのもうなずける。

宣伝の仕方が悪い。
航空機パニックものではないのだ。
そうとしか思えないよね、このポスターじゃ(笑)

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