そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



一日経ってもLOSTへの怒りがおさまらない。

なんなんだあれ?
あんなんでクリエイターといえるのか?
そもそもこの手のドラマは、基本的に本質的な謎に答えを出すのが最低限のマナーでは?
そう、マナーの問題だ。
謎解きを放棄して良いなら物語なんてどうにでもなんとでも出来るじゃん。
でもそれじゃダメだから、古今東西の作家たちは全員苦労してきたはずだ。
かつての映画やドラマや小説の中から、少し考えただけでも僕は、素晴らしい謎の提示とあっと驚くような回収を果たした秀逸なストーリーをいくつも思い出すことが出来る。
クリエイターたるもの、そこに命を賭けるのだ。
で、失敗したら「バカ」と後ろ指指されれば良いのだ(ルーカスみたいに)
そもそも最後に「なるほど!」と膝を打てるからこそ、謎は提示して良いのだ。
それが最低限ストーリーテラーを名乗る条件だろう。
全体のビジョンがないのに勝手なストーリーを作るな、と言いたい。
というか、よくこんなものを作って堂々としていられるものだと思う。
J・J・エイブラムスとかいう男。
マナー違反もいいところ。
ストーリー作りに苦しんできた過去の英霊たちをバカにしている。
人として見苦しいわ!
なにがLOSTだ。
お前がLOSTだわ!

LOST擁護派に聞きたい。
なんなんすか?
結局なんなんすかあの島は?
あの光ってるところとか栓とか歯車はなんなんすか?
白熊とか妊婦死ぬとか真田広之とかウィドモアの目的とかなんなんすか?
もう全てにおいて、いったいぜんたいなんなんすか?
この地球上にあれがなんだか分かっている人、1人もいないんでしょ?

下らなさすぎる。
いいからもう忘れよう。
あんなドラマを見たこと自体を。
ワンダーガールズの「Tell me」を聞いて忘れよう。

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