そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



つづき



エレファント・マン 【プレミアム・ベスト・コレクション1800】 [DVD]

UPJ/ジェネオン エンタテインメント


1980年の「エレファント・マン」
この年の作品賞は「普通の人々」
そんなどんな映画だか分からん映画に負けたとは。
デビッド・リンチが唯一のチャンスを逃した年。
無念。




インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


1981年の「レイダース/失われた聖櫃」
でもまあこの年は作品賞が「炎のランナー」だから、獲れなかったのも仕方ないか。




E.T. 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル


1982年の「E.T.」
SF差別だ。
この年の作品賞が「ガンジー」だから運も悪かった。
それでも、さすがにあの年のあの大ブーム時には「E.T.」に作品賞をあげてもよかったと思う。
SF差別だよなぁ。





ライトスタッフ [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ


1983年の「ライトスタッフ」
獲っていないのが不思議。
これもSF差別のカテゴリーに含まれると思う。
だってこの年の作品賞は「愛と追憶の日々」だ。
別にあれ作品賞をやらんでもいいだろ、いい映画だけど。




フィールド・オブ・ドリームス 【ベスト・ライブラリー1500円:80年代特集】 [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル


1989年の「フィールド・オブ・ドリームス」
これは許せない。
この年の作品賞は「ドライビングMissデイジー」だ。
どう考えてもこっちの方がいい映画だろ。
これもSF差別のカテゴリーに含まれるのだ、たぶん。




ショーシャンクの空に [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ


1994年の「ショーシャンクの空に」
この年の作品賞は「フォレスト・ガンプ/一期一会」なので、苦渋の選択だとは思う。
だが、後世の評価は「ショーシャンク」の方が圧倒的に上。
無念。




アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


で、2009年「アバター」
「ハートロッカー」よりも確実に後世の評価は高い映画になると思うが。





アカデミー作品賞がSFを差別しなくなったのは、2003年の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が初。
この年ようやくSF的な映画が作品賞を勝ち取ったのだが、そこまでの道のりは長かった。

なお、各映画の評価はあくまで個人的なモノです。
「アニー・ホール」のファンの人とか、怒らないでください。

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前回書いた「アカデミー作品賞を獲らせてやりたかった名画」の話では「スター・ウォーズ」「E.T.」「アバター」の3本と書いたのだが、調べてみたらほかにもたくさんあった。
作品賞にノミネートはされていたのに受賞を逃し、今思い返すと無念な名画は結構ある。
作品賞を獲った映画より、よほど後世の評価が高い映画がたくさんある。
ちくしょう。
……というのを2回に分けてまとめてみる。




市民ケーン [DVD]

アイ・ヴィ・シー


1941年の「市民ケーン」
なぜ獲っていないのか不思議な超名画。



ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


1953年の「ローマの休日」
後世の評価を考えても、獲らせるべきだった。



ジャイアンツ [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ


王様と私 (製作50周年記念版) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


十戒 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


1956年にはなんだかもったいない名画がたくさん。
「ジャイアンツ」「王様と私」「十戒」
作品賞獲ったのが「80日間世界一周」だから、どれも僅差だろう。
僕としては「ジャイアンツ」が一番かなぁ。



時計じかけのオレンジ [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ


1971年「時計じかけのオレンジ」
スタンリー・キューブリックが作品賞獲るなら、この年だっただけに、無念。



タクシードライバー コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


1976年の「タクシードライバー」
作品賞獲ったのが「ロッキー」だけに、無念。



スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードIV) (リミテッド・エディション2枚組) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


1977年の「スター・ウォーズ」
作品賞獲ったのが「アニー・ホール」だけに無念。
ウディ・アレン「アニー・ホール」って!
もう映画としては廃盤だろほとんど。
なぜそんな記憶にも記録にも残らない映画に負けたのか?
完全なSF差別だ。
ちくしょう。
(すみません、ここだけは若干個人的な恨みが入っています)




つづく

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