自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

アファンの森、3月、3冬景色

2012年03月30日 | アファンの森
このあたりは標高1000mに近いと思います。左手に見えているのはカラマツ、赤味がかった茶色はナラなどの冬芽です。正面の山の緑はスギ植林で、中央には縦長の落葉樹林が挟まっています。左手奥は黒姫山の亜高山針葉樹林でコメツガなどが多い林です。
 あと一ヶ月あまりたてば、冬芽がはじけて一気に新緑になります。この景色を見るだけでは死んだようとはいわなくても、眠ったような林に見えますが、木々の中に、無数の枝先の芽には確実に命が育って、そのときを待っています。現場で想像力を発揮させたら、そのことが感じられるような気がしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする