自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

シロフクロウ 3

2012年03月19日 | 動物 animals
頭骨標本を作りました。目の部分(眼窩、ガンカ)は大きな目をおさめるため大きくえぐられていますが、その中に眼球をおさめる円筒状のものがありました。これが骨みたいに見えました。骨標本を作るときは、お湯の中で煮てから肉をはずしますが、この円筒状のものは実はたくさんの台形のプレートでできていて、一度はバラバラになってしまいました。それを一枚一枚はりつけていきました。一枚として同じものはありませんから、一枚ずつ合わせていくと、中にピタリと合うものがあります。それをボンドでつけて、いとつ、またひとつと増やしていきます。全部がつながったときはけっこう達成感があるものです。嘴も骨ではなく、爪のようなものですから、一度はずし、あとではめこみます。いい標本ができました。


シロフクロウの頭骨
コメント
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