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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

音楽の父と母(1)

2023年01月26日 12時40分16秒 | 音楽系
ソプラノの森川郁子さんと次回のバロック音楽の旅16最終回で共演させて頂きます。プログラムはバッハとヘンデルの作品で固めてみました。バッハはアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳の作品を中心に組んでみましたので、実際にはヨハン・セバスチャン以外の作品も演奏することになります。でもヨハン・セバスチャンが妻のために選んだ、というくくりで強引にバッハ枠に入れてみました。(笑)

鍵盤楽器用に書かれたメヌエット(BWV Anh. 132)は作者不詳の曲ですが、これはリュートのソロで弾けそうなので、そのまま(全体をⅠオクターブ下げて)リュート用に編曲してみました。鍵盤楽器なら初心者用の曲ですが、リュートで弾くとあまりリュート的なバスのせいでそこそこ難しいです。

リュートのソロはそのほかBWV999と1006aからルーレとロンド風ガヴォットを演奏する予定です。BWV999はバロック・リュートでは原調のハ短調かⅠ音上げてニ短調で演奏できますが、短い曲なのに割に合わないくらい左手は大変です。右手のアルペジオのパターンもあまりリュート風とは言えないし。知らない人が聞いている分には充分リュート風のアルペジオではありますが。ニ短調で演奏します。





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