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女性の体力のピークは23歳か

2019-09-22 00:01:55 | Weblog
女性の体力のピークは23歳か?
男性の体力のピークについては、
体力のピークは25歳か」、2019年9月15日、
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c6276b5816f84cb93a9e8b9d2730d270
に掲載した。

そこでは、男子-平泳ぎ200mから、
☆体力のピークは、18歳~24歳
☆衰えは、毎年+2.2秒毎年-1.7%
体力の衰えを、技術、経験でカバーできる限界は、
 35歳~39歳まで。これが最後のあがきで、
 40歳以降は、確実に体力は落ちていくばかり。そして、
体力の衰えの最大は、70歳~74歳
 もう、体力は、あがらいきれない。老人。

女性の体力のピークは、どうだろうか?
 男性と、同じだろう?
 似た傾向だろう?
と、思っていた。

ところが、女子-平泳ぎ200mの記録を調べると、予想とは違っていた。
☆女性は、高齢になると、男性よりも体力が勝る。
 まさか! である。こんなことが、あるのだろうか?
☆女性は、男性より高齢でも、水泳大会に参加している。
 またもや、まさか! である。

女性の大会記録を見る。
女性の体力のピークは23歳か?
と思う、水泳の世界選手権があった。
世界水泳選手権2019韓国、2019年7月で、
日本選手は大活躍、6個のメダル。金2、銀2、銅2。

6個のメダルは、
瀬戸大也(だいや)選手、男子200m個人メドレーで
                   400m個人メドレーで
                   200mバタフライで
松元克央(かつひろ)選手、男子200m自由形で
渡辺一平(いっぺい)選手、男子200m平泳ぎで
大橋悠依(ゆい)選手、   女子400m個人メドレーで

大橋悠依選手。400m個人メドレーで銅。長野朝日放送から。

個人メドレーで銅である、素晴らしい!

メダリストの年齢と身長は、
瀬戸大也選手 25歳、174cm、
松元克央選手 22歳、185cm、
渡辺一平選手 22歳、193cm、
大橋悠依選手 23歳、174cm。
水泳で見る、女性の体力のピークは、23歳かな?

水泳のデータから、女性の体力を見る。
長野県マスターズ スイミングフェスティバル

アクアウィング、長野市。

2019年の参加人数は505人。女子239人、男子266人。
競技は、5歳ごとにグループ分けされている。
長野県マスターズ スイミングフェスティバルから、
女子-平泳ぎ200m 年齢別の大会記録を作成。


2019年の第36回の時点で、
女子は、80歳~84歳まで参加している。
男子は、75歳~79歳止まりだったが。

大会の最高年齢は、女子の方が高い。
女子は元気! 男子よりも体力がある。

大会記録から、
女性の体力のピークは、30歳~34歳、2分50秒82。
18歳~24歳の2分58秒81を、7秒99短縮している。
30歳~34歳以後は、年齢とともに、大会記録は落ちていく。
最後は、80歳~84歳の5分04秒75。

どのくらい落ちるのか?
18歳~24歳の、2分58秒81 (178.81秒)から、
80歳~84歳の、5分04秒75 (304.75秒)まで、
 2分05秒94 (125秒94)落ちる。
 この125秒94を、80歳と18歳の年齢差、62で割ると、
 毎年2.0秒、落ちていく。衰えは、毎年-1.6%
男性は、
 毎年2.2秒の落ちで、衰えは、毎年-1.7%だった。

女子-平泳ぎ200m-大会記録のグラフ。


大会記録は、右肩上がりで、落ちていく。が、
前の年齢から、落ちないときが3回ある。
30歳~34歳、60歳~64歳、そして、70歳~74歳。

30歳~34歳は、
18歳~24歳を上回って、女子全体の大会記録になっている。
前の年齢、25歳~29歳からは、-16秒87、短縮している。
次は、60歳~64歳で、
 55歳~59歳から、-9秒43、短縮している。
そして、70歳~74歳で、
 65歳~69歳から、-6秒92、短縮している。

前の年齢からの衰え/落ちを見る。
女子-平泳ぎ200m-秒/歳のグラフを作成。


前の年齢から、大会記録が短縮するのは(グラフで、0秒以下)、
30歳~34歳で、-16秒87。
 5歳で割ると、-3.37[秒/歳]、と大きく短縮している。
次は、60歳~64歳で、-9秒43。
 5歳で割ると、-1.89[秒/歳]の短縮。
そして、70歳~74歳で、-6秒92。
 5歳で割ると、-1.38[秒/歳]の短縮。
 この70歳~74歳の大会記録、4分06秒06は、
 男子の4分04秒68に、1.38秒の差に迫ってきた
 65歳~69歳では、男子との差が、34秒26と大差があったのだが。

ついに、男子を抜き去る歳が来る。
75歳~79歳である。
 大会記録4分15秒34は、
 男子の4分22秒40を、7秒06、抜いた
 これは、すごいことだ! 驚いた!

さらに、80歳~84歳では、男子に水を開けた
 大会記録は5分04秒75。
 男子は、参加をあきらめた。もう、お手上げだ!

30歳~34歳が、
体力のピークになっている。
技術、経験も盛り込まれているようだ。

次の35歳~39歳では、23秒25と落ち、
衰えは4.65[秒/歳]と、生涯で3番目の大きさになる。
 出産、子育ての大事業に取り組んでいる歳。

衰えの2番目は、65歳~69歳。
子どもが、結婚する歳か。
そして、孫が生まれる歳か?

衰えの最大は、80歳~84歳。しかし、
この80歳~84歳で、競技に参加している。
体力と、意欲は驚異である。

女子-平泳ぎ200mで見る、女性の体力。
☆体力のピークは、30歳~34歳
 技術、経験も、盛り込まれている。
☆衰えは、毎年+2.0秒毎年-1.6%
体力の衰えの最大は、80歳~84歳
 男性よりも、遅れて老人になる。
高齢では、女性は男性よりも体力が勝る。
 70歳~74歳で、男性に追いつき
 75歳~79歳では、男性を追い抜き
 80歳~84歳では、男性に大きく水を開ける

女性の体力と、意欲には、驚くばかりです。
女性のみなさん、いかがでしょうか?
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