男女の体力は高齢で逆転する。
水泳で、「男女の体力比較」をした。
体力のスポーツ、水泳で、
男性が女性に負けるはずがない、と思っていた。
が、それは、若いうちで、高齢になると逆転して、
女性が男性に勝るのである。それに、
大会記録者の最高年齢者は、女性が占める。
道具を使わない水泳は、体力勝負になる。
ゴルフは、道具の進歩で、飛距離が違っている。
サッカーはボールさばきの技術力のほかに、
とっさの判断力が必要である。
水泳は、誰でも、どこでもできる。
小学生では、川や諏訪湖だった。やがて、プール。
テニスは、20代で始めた。ゴルフは、40代で始めた。
リタイアを機に、ジム通い。そして、水泳大会に出たことがある。
「長野県マスターズ スイミング フェスティバル」と、
「JSCA信越マスターズ スイミング フェスティバル」、2018年。
後者は、山国の信濃(長野県)と、海国の越後(新潟県)との交互開催。
ともに、数百名が参加する大会。
一生懸命泳いだ。そして、大会記録には、気が付いたことがある。
高齢では、女性の方が速いのである。
☆男女の体力は高齢で逆転する、
☆参加する最高年齢は、女性が上である。
これらを、参加した水泳大会の大会記録で、調べてみる。
5歳ごとにグループ分けして、競技するから、
年齢による、男女の体力比較と、さらに、
参加する最高年齢の男女比較ができる。
種目は、5種目全部。
1)平泳ぎ、2)自由形、3)バタフライ、4)背泳ぎ、5)個人メドレー。
泳ぐ距離は、25mよりも体力が必要な、最長種目200mを選んだ。
長野大会。
1)平泳ぎ200m-長野。
縦軸は[秒]、横軸は年齢。男子は青、女子は赤。
☆男女の大会記録は、
70歳~74歳で、女性は男性に追いつき、
75歳~79歳では、女性は男性に勝る。
80歳~84歳では、女性は参加するが、男性は参加を止める。
高齢になると、女性が追いつき、そして、男性を追い抜く。
☆参加する最高年齢は、
女性が80歳~84歳。
男性は75歳~79歳。女性より、5歳下。
この傾向は、平泳ぎだけの特徴だろうか?
ほかの種目では、どうだろうか?
参加者が多い、自由形をみる。
2)自由形200m-長野。
☆男女の大会記録
80歳~84歳になると、女性が男性に勝る。
85歳~89歳では、女性だけが参加。男性は参加しなくなる。
☆参加する最高年齢
女性が85歳~89歳。
男性は80歳~84歳。女性より、5歳下。
自由形でも、高齢になると、女性の体力は男性に勝る。
それに、参加する最高年齢者も、女性である。
ほかの種目、バタフライ、背泳ぎ、個人メドレーをみる。
3)バタフライ200m-長野。
☆男女の大会記録
50歳~54歳で、女性は、男性に勝る。
55歳~59歳では、男性が勝るが、ガンバリはここまで。
60歳~64歳になると、女性が男性に勝る。
65歳~74歳では、女性だけが参加。。
女性の記録は、45歳~69歳までフラット。
200秒前後で、落ちが少ない。
☆参加する最高年齢
女性が70歳~74歳。
男性は60歳~64歳。女性より、10歳下。
バタフライでも、高齢になると男女の体力は逆転する。
参加する最高年齢は女性が、男性よりも上。
4)背泳ぎ200m-長野。
☆男女の大会記録
65歳~69歳で、女性は、男性に16秒差と縮めている。
70歳~74歳では、女性が勝る。その後、90歳~まで、負け知らず。
75歳~84歳で、男性が再び参加するが、女性が勝る。
85歳~90歳~では、参加するのは、女性だけ。
☆参加する最高年齢
女性が90歳~。
男性は80歳~84歳。女性より、10歳下。
女性は、驚くことに90歳~。女性の体力と、気力に圧倒される。
男性は80歳~84歳。女性より、10歳下。
背泳ぎは、女性の得意な種目。
70歳~74歳から25年間、女性の体力は男性を上回る。
それに、参加する最高年齢、女性の90歳~とは、驚きである。
私は、そこまで生きているか? そして、泳いでいるか? 分からない。
5)個人メドレー200m-長野。
☆男女の大会記録
60歳~64歳で、女性は、男性に10秒に迫っている。
65歳~69歳で、女性は、男性に並ぶ。
70歳~74歳では、男性がガンバッテ、女性に勝る。が、ガンバリはここまで。
75歳~79歳では、参加は女性。男性は参加をあきらめた。
☆参加する最高年齢
女性が75歳~79歳
男性は70歳~74歳。女性より、5歳下。
個人メドレーは、4種目を一人で泳ぐ厳しい種目。
女性には、不利の種目かな? と予測した。が、
男性がガンバルのは、70歳~74歳まで。
女性は、60歳~69歳で男性に並び、
75歳~79歳では、独壇場である。
高齢になると、女性の体力は男性に勝る。
それに、最高年齢者は女性である。これは、
海のない山国、信州の特徴、だろうか?
信州と越後で交互開催される、
「JSCA信越マスターズ スイミング フェスティバル」
から、海国の状況もみる。
信越大会。
6)平泳ぎ200m-信越。
☆男女の大会記録
60歳~64歳で、女性は、男性に10秒差に縮めている。しかし、
65歳~79歳では、男性は、ガンバッテ、女性に勝つ。でも、
80歳~84歳では、女性だけが参加する。男性は力を出し切った。
☆参加する最高年齢
女性が80歳~84歳。
男性は75歳~79歳。女性より、5歳下。
7)自由形200m-信越。
☆男女の大会記録
18歳~24歳から、75歳~79歳まで、男性の完勝である。
さすがに、海国は山国よりも強い! そう思って、大会記録者をみると、
男性は、越後8人、信州4人。
女性は、越後6人、信州6人。合計では、
越後14人、信州10人。越後が6割を占める。
☆参加する最高年齢
男性、女性ともに、75歳~79歳。
8)バタフライ200m-信越
☆男女の大会記録
25歳~29歳で、女性は、男性に並ぶ、4秒差。
30歳~49歳まで、男性が勝る。そして、
50歳~59歳まで、男性の参加がない。
60歳~64歳で、男性は、再び参加するが、女性と4秒差。
65歳~69歳では、女性だけが参加。
☆参加する最高年齢
女性が65歳~69歳。
男性は50歳~59歳まで、参加がないが、60歳~64歳で再参加。5歳下。
バタフライは激しい種目だが、女性のガンバリがある。
9)背泳ぎ200m-信越。
☆男女の大会記録
50歳~64歳まで、男女の競り合いが続く、10数秒。
65歳~69歳で、女性が勝る、2秒差。
70歳~79歳まで、男性が勝る。
80歳~84歳では、女性が勝る。
☆参加する最高年齢
男性、女性ともに、80歳~84歳。
背泳ぎは、男女が大接戦。
10)個人メドレー200m-信越。
☆男女の大会記録
55歳~69歳まで、女性が男性に迫る、10数秒差。しかし、
70歳~84歳まで、男性が勝る。
80歳~84歳では、女性は参加しない。
☆参加する最高年齢
女性が75歳~79歳。
男性は80歳~84歳。女性より、5歳上。
4つの種目を泳ぐ個人メドレーは体力勝負。
男性の完勝だった。大会記録も、参加年齢も女性より上。
大会記録者が、海国か? 山国か? をみると、
男性は、越後が9人、信州が4人。
女性は、越後が6人、信州が6人。合計は、
越後15人、信州10人。越後が6割だった。
以上の、長野大会、信越大会から、種目別に
☆「女性が男性に勝る年齢」と、
☆「大会記録者の最高年齢」の表を作成。
「女性が男性に勝る年齢」
男性:M、女性:F、同タイム:▲、参加者なし:/
45歳~49歳までは、男性の体力は、女性に勝る。男性:女性は10:0。
50歳~54歳からは、男性は女性に負け始める。男性:女性は7:2、1分け。
75歳~79歳では、男性:女性は、5:3。女性の勝率4割。
80歳~84歳では、男性:女性は、1:5。女性の勝率8割。
85歳~89歳では、男性:女性は、0:2。女性の勝率10割。
90歳~では、男性:女性は、0:1。女性の勝率10割。
「大会記録者の最高年齢」
男性:M、女性:F、参加者なし:/
☆最高年齢は、女性9種目、男性1種目。女性の勝率9割。
男性の1種目は、10)個人メドレー-信越。女性より5歳上。
☆女性が男性を、10歳以上離しているのは、
3)バタフライ-長野、10歳。
4)背泳ぎ-長野、10歳。
8)バタフライ-信越、20歳。
☆4)背泳ぎ-長野では、女性が90歳~に参加。これは、驚異的である。
水泳から、
☆男女の体力は高齢で逆転する、
☆参加する最高年齢は、女性が上である。
山国と海国を見たが、皆さんの県も同様でしょうか?
水泳で、「男女の体力比較」をした。
体力のスポーツ、水泳で、
男性が女性に負けるはずがない、と思っていた。
が、それは、若いうちで、高齢になると逆転して、
女性が男性に勝るのである。それに、
大会記録者の最高年齢者は、女性が占める。
道具を使わない水泳は、体力勝負になる。
ゴルフは、道具の進歩で、飛距離が違っている。
サッカーはボールさばきの技術力のほかに、
とっさの判断力が必要である。
水泳は、誰でも、どこでもできる。
小学生では、川や諏訪湖だった。やがて、プール。
テニスは、20代で始めた。ゴルフは、40代で始めた。
リタイアを機に、ジム通い。そして、水泳大会に出たことがある。
「長野県マスターズ スイミング フェスティバル」と、
「JSCA信越マスターズ スイミング フェスティバル」、2018年。
後者は、山国の信濃(長野県)と、海国の越後(新潟県)との交互開催。
ともに、数百名が参加する大会。
一生懸命泳いだ。そして、大会記録には、気が付いたことがある。
高齢では、女性の方が速いのである。
☆男女の体力は高齢で逆転する、
☆参加する最高年齢は、女性が上である。
これらを、参加した水泳大会の大会記録で、調べてみる。
5歳ごとにグループ分けして、競技するから、
年齢による、男女の体力比較と、さらに、
参加する最高年齢の男女比較ができる。
種目は、5種目全部。
1)平泳ぎ、2)自由形、3)バタフライ、4)背泳ぎ、5)個人メドレー。
泳ぐ距離は、25mよりも体力が必要な、最長種目200mを選んだ。
長野大会。
1)平泳ぎ200m-長野。
縦軸は[秒]、横軸は年齢。男子は青、女子は赤。
☆男女の大会記録は、
70歳~74歳で、女性は男性に追いつき、
75歳~79歳では、女性は男性に勝る。
80歳~84歳では、女性は参加するが、男性は参加を止める。
高齢になると、女性が追いつき、そして、男性を追い抜く。
☆参加する最高年齢は、
女性が80歳~84歳。
男性は75歳~79歳。女性より、5歳下。
この傾向は、平泳ぎだけの特徴だろうか?
ほかの種目では、どうだろうか?
参加者が多い、自由形をみる。
2)自由形200m-長野。
☆男女の大会記録
80歳~84歳になると、女性が男性に勝る。
85歳~89歳では、女性だけが参加。男性は参加しなくなる。
☆参加する最高年齢
女性が85歳~89歳。
男性は80歳~84歳。女性より、5歳下。
自由形でも、高齢になると、女性の体力は男性に勝る。
それに、参加する最高年齢者も、女性である。
ほかの種目、バタフライ、背泳ぎ、個人メドレーをみる。
3)バタフライ200m-長野。
☆男女の大会記録
50歳~54歳で、女性は、男性に勝る。
55歳~59歳では、男性が勝るが、ガンバリはここまで。
60歳~64歳になると、女性が男性に勝る。
65歳~74歳では、女性だけが参加。。
女性の記録は、45歳~69歳までフラット。
200秒前後で、落ちが少ない。
☆参加する最高年齢
女性が70歳~74歳。
男性は60歳~64歳。女性より、10歳下。
バタフライでも、高齢になると男女の体力は逆転する。
参加する最高年齢は女性が、男性よりも上。
4)背泳ぎ200m-長野。
☆男女の大会記録
65歳~69歳で、女性は、男性に16秒差と縮めている。
70歳~74歳では、女性が勝る。その後、90歳~まで、負け知らず。
75歳~84歳で、男性が再び参加するが、女性が勝る。
85歳~90歳~では、参加するのは、女性だけ。
☆参加する最高年齢
女性が90歳~。
男性は80歳~84歳。女性より、10歳下。
女性は、驚くことに90歳~。女性の体力と、気力に圧倒される。
男性は80歳~84歳。女性より、10歳下。
背泳ぎは、女性の得意な種目。
70歳~74歳から25年間、女性の体力は男性を上回る。
それに、参加する最高年齢、女性の90歳~とは、驚きである。
私は、そこまで生きているか? そして、泳いでいるか? 分からない。
5)個人メドレー200m-長野。
☆男女の大会記録
60歳~64歳で、女性は、男性に10秒に迫っている。
65歳~69歳で、女性は、男性に並ぶ。
70歳~74歳では、男性がガンバッテ、女性に勝る。が、ガンバリはここまで。
75歳~79歳では、参加は女性。男性は参加をあきらめた。
☆参加する最高年齢
女性が75歳~79歳
男性は70歳~74歳。女性より、5歳下。
個人メドレーは、4種目を一人で泳ぐ厳しい種目。
女性には、不利の種目かな? と予測した。が、
男性がガンバルのは、70歳~74歳まで。
女性は、60歳~69歳で男性に並び、
75歳~79歳では、独壇場である。
高齢になると、女性の体力は男性に勝る。
それに、最高年齢者は女性である。これは、
海のない山国、信州の特徴、だろうか?
信州と越後で交互開催される、
「JSCA信越マスターズ スイミング フェスティバル」
から、海国の状況もみる。
信越大会。
6)平泳ぎ200m-信越。
☆男女の大会記録
60歳~64歳で、女性は、男性に10秒差に縮めている。しかし、
65歳~79歳では、男性は、ガンバッテ、女性に勝つ。でも、
80歳~84歳では、女性だけが参加する。男性は力を出し切った。
☆参加する最高年齢
女性が80歳~84歳。
男性は75歳~79歳。女性より、5歳下。
7)自由形200m-信越。
☆男女の大会記録
18歳~24歳から、75歳~79歳まで、男性の完勝である。
さすがに、海国は山国よりも強い! そう思って、大会記録者をみると、
男性は、越後8人、信州4人。
女性は、越後6人、信州6人。合計では、
越後14人、信州10人。越後が6割を占める。
☆参加する最高年齢
男性、女性ともに、75歳~79歳。
8)バタフライ200m-信越
☆男女の大会記録
25歳~29歳で、女性は、男性に並ぶ、4秒差。
30歳~49歳まで、男性が勝る。そして、
50歳~59歳まで、男性の参加がない。
60歳~64歳で、男性は、再び参加するが、女性と4秒差。
65歳~69歳では、女性だけが参加。
☆参加する最高年齢
女性が65歳~69歳。
男性は50歳~59歳まで、参加がないが、60歳~64歳で再参加。5歳下。
バタフライは激しい種目だが、女性のガンバリがある。
9)背泳ぎ200m-信越。
☆男女の大会記録
50歳~64歳まで、男女の競り合いが続く、10数秒。
65歳~69歳で、女性が勝る、2秒差。
70歳~79歳まで、男性が勝る。
80歳~84歳では、女性が勝る。
☆参加する最高年齢
男性、女性ともに、80歳~84歳。
背泳ぎは、男女が大接戦。
10)個人メドレー200m-信越。
☆男女の大会記録
55歳~69歳まで、女性が男性に迫る、10数秒差。しかし、
70歳~84歳まで、男性が勝る。
80歳~84歳では、女性は参加しない。
☆参加する最高年齢
女性が75歳~79歳。
男性は80歳~84歳。女性より、5歳上。
4つの種目を泳ぐ個人メドレーは体力勝負。
男性の完勝だった。大会記録も、参加年齢も女性より上。
大会記録者が、海国か? 山国か? をみると、
男性は、越後が9人、信州が4人。
女性は、越後が6人、信州が6人。合計は、
越後15人、信州10人。越後が6割だった。
以上の、長野大会、信越大会から、種目別に
☆「女性が男性に勝る年齢」と、
☆「大会記録者の最高年齢」の表を作成。
「女性が男性に勝る年齢」
男性:M、女性:F、同タイム:▲、参加者なし:/
45歳~49歳までは、男性の体力は、女性に勝る。男性:女性は10:0。
50歳~54歳からは、男性は女性に負け始める。男性:女性は7:2、1分け。
75歳~79歳では、男性:女性は、5:3。女性の勝率4割。
80歳~84歳では、男性:女性は、1:5。女性の勝率8割。
85歳~89歳では、男性:女性は、0:2。女性の勝率10割。
90歳~では、男性:女性は、0:1。女性の勝率10割。
「大会記録者の最高年齢」
男性:M、女性:F、参加者なし:/
☆最高年齢は、女性9種目、男性1種目。女性の勝率9割。
男性の1種目は、10)個人メドレー-信越。女性より5歳上。
☆女性が男性を、10歳以上離しているのは、
3)バタフライ-長野、10歳。
4)背泳ぎ-長野、10歳。
8)バタフライ-信越、20歳。
☆4)背泳ぎ-長野では、女性が90歳~に参加。これは、驚異的である。
水泳から、
☆男女の体力は高齢で逆転する、
☆参加する最高年齢は、女性が上である。
山国と海国を見たが、皆さんの県も同様でしょうか?