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ライフステージに見る男女の体力差

2022-03-20 00:11:50 | Weblog
山国(信濃)の水泳大会と、
 (「長野県マスターズ スイミング フェスティバル」)
海国(越後)と交互開催される水泳大会に参加して、
 (「JSCA信越マスターズ スイミング フェスティバル」)
男女の体力は高齢で逆転」することに気が付いた。
体力勝負の水泳で、男性が女性に負けるはずがない、
と抱いていた常識が崩れた。

「男女の体力が逆転」する転機は「更年期」。
女性の「ライフステージ」で重要な「更年期」を境に、
「男女の体力が逆転」する。

なぜだろうか? 「性ホルモン」に注目した。
性ホルモンから見た女性の「ライフステージ」は、
思春期」⇒「成熟期」⇒「更年期」⇒「老年期」。
10代~、「思春期」。女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が始まる
18歳~、「成熟期」。「エストロゲン」の分泌が最盛となる。
45歳~、「更年期」。「エストロゲン」が急激に減少し、閉経になる。
  人生のステージでは、出産、育児の大事業から手が離れる。
55歳~、「老年期」。「エストロゲン」の分泌が最低になる。
  一方、男性ホルモンの「テストステロ」は、
  少しづつ減少するから、相対的に、
  男性ホルモンの「テストステロン」が、
  女性ホルモンの「エストロゲン」を上回る。
  
  「テストステロン」の持つ、筋力、積極性が働いて、
  「男女の体力は高齢で逆転」する。
  「男女の体力逆転は性ホルモン」として掲載。2022年3月6日。

男女の体力差 更年期~老年期」の表。


女性の「ライフステージ」で重要な「更年期」、
45歳~49歳、50歳~54歳を、ピンクで色塗りをした。
「更年期」後の「老年期」55歳~を黄で示した。

「更年期」から、「老年期」に向けて、
「男女の体力差」は、70% ⇒ 80% ⇒ 90% ⇒ そして、100%と、
女性が男性に追いつき ⇒ さらに、100%を超えて、逆転する。

「更年期」~「成熟期」の「男女の体力差」を見て、
ライフステージ」から見る「男女の体力差」を調べる。

男女の体力差 成熟期~更年期」の表。

18歳~44歳の「成熟期」を青で色塗りをした。
その後の45歳~54歳の「更年期」はピンクで示す。

「成熟期」の体力は、男性の完勝である。
どうでしょうか? 予想された通りだったでしょうか?
男性の完勝は、「更年期」の半ば、45歳~49歳まで続く。

前に示した表「男女の体力差 更年期~老年期」と、
今回の表「男女の体力差 成熟期~更年期」を併せた、
成人の「ライフステージ」の「男女の体力差」は次になる。

「成熟期」は、男性の完勝。
 最下段の男性対女性は、男性の500敗。
「更年期」の前半まで、男性100敗。
  後半になると、女性が勝ち始める。男性の721分。
「老年期」全体では、男性の3818敗。女性の勝率は32%
  年齢が増えるとともに、男性の勝率は落ちていく。
70歳~90歳~では、男性の1313敗と均衡し。
75歳~90歳~では、男性の611敗と、負け越す。さらに、
80歳~90歳~では、男性の18敗と、大きな負け。
85歳~90歳~では、男性の03敗と、完敗
さらに、最高年齢を見ると、10種目中、8種目を、女性が占める。

水泳大会に参加して、
高齢になると、「男女の体力が逆転」することから、
ライフステージ」に見る「男女の体力差」に、思いを巡らせた。
成熟期」の、男性の完勝。そして、「更年期」以降の、
女性のハツラツは、いかがでしょうか?
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男女の体力逆転は性ホルモン

2022-03-06 00:09:01 | Weblog
水泳大会に参加した。
山国(信濃)の水泳大会と、
海国(越後)と交互開催される水泳大会。

山国(信濃)の水泳大会は、
長野県マスターズ スイミング フェスティバル」、
海国(越後)の状況も分かる、水泳大会は、
JSCA信越マスターズ スイミング フェスティバル」。2018年。

水泳で、「男女の体力比較」をした。
体力勝負の水泳で、男性が女性に、
負けるはずがないと思っていた。
ところが、この常識が崩れた。
高齢になると、女性の体力は、男性に勝るのだ。

前回の、2022年2月20日に、
男女の体力は高齢で逆転」として記載。
☆男女の体力は高齢で逆転する、
☆参加する最高年齢は、女性が上である。

女性が男性に勝る年齢」の表は次だった。

縦に種目、横に年齢。
男は:M、女性はF、同タイムは、参加者なしは

「男女の体力は高齢で逆転」するが
どうして、逆転するのだろうか? これが、つぎの関心。
男女の体力逆転は性ホルモン」に、よるのだろうか?

男女の体力差」の表を作成。


100%以上は、女性の対力が男性に勝っている。
+100%は、男性の参加がないから、男性の大会記録はない。
-100%は、女性の参加がないから、女性の大会記録がない。

男女の体力差。
☆45歳~49歳までは、女性の体力は、男性の75%~85%ほどである。
☆50歳~54歳では、女性の体力は向上し、男性に追いつき始める。
 4)背泳ぎでは、男性に追いつき、3)と9)のバタフライでは男性に勝る。
☆60歳~64歳では、女性の体力は、男性の90数%に迫る。
 3)のバタフライでは、女性の体力は、男性を上回る。
 7)の自由形は、男性が水をあけている。
☆65歳~69歳では、5)メドレーは、男女が並ぶ。
 さらに、3種目で、女性は男性を上回る。3)と8)のバタフライ、9)の背泳ぎ。
 男女を分けるのではなく、一緒の水泳大会をしてもおかしくない状況。
☆80歳~からは、女性の5勝1敗。
☆85歳~からは、男性の参加は、2)自由形、4)背泳ぎになる。
☆さらに、90歳~でも、女性は参加できている。が、男性は参加しない。
☆男女の体力差は、70% ⇒ 80% ⇒ 90% ⇒ 100% と、
 女性が男性に追いつき ⇒ 100%を超える、逆転がある。

女性ライフステージで、重要な「更年期」は、
45歳~49歳、50歳~54歳に、相当する。
表中、ピンクで色塗りをした。

女性ホルモンの「エストロゲン」が、急激に減少して、閉経になる。
一方、男性ホルモンの「テストステロン」の減少は徐々にである。
相対的に、男性ホルモンの「テストステロン」が、
女性ホルモン「エストロゲン」を上回る。

「更年期」の後に、「老年期」になる。
「エストロゲン」の分泌は、最低となる。
「更年期障害」を乗り越えた女性は、元気になる。
「テストステロン」の持つ、筋力積極性が貢献する。

「テストステロン」は、男性は精巣で作られるが、
女性は、副腎で作られる、という。

つぎに、「男女の最高年齢」の表を作成。

青棒は男性、赤棒は女性。

男女の最高年齢。
☆女性の最高年齢は、10種目中、7種目が、男性より高齢である。
 7種目で、女性の最高年齢は、男性よりも5歳~10歳上である。
 男女が同じ年齢は、7)自由形と、9)背泳ぎ。男性の方が高齢は、10)メドレー。
☆最高年齢は、4)背泳ぎの女性で、90歳~。これは、驚異的。
☆男性は、最高年齢の前に、参加を一旦あきらめて、再び参加する種目がある。
 4)背泳ぎの70歳~74歳、8)バタフライの50歳~59歳。

表中、女性の「更年期」に相当する、
45歳~49歳、50歳~54歳を、
ピンクで色塗りをしてある。
☆男性は、8)バタフライで、50歳~54歳から欠場する。
 これは、男性にもあるという更年期障害だろうか?
 もう、体力も気力も途切れた? 欠場は55歳~59歳まで続く。
 しかし、 奮起して、60歳~64歳では、再び参加する。
 そして、218秒で、女性の222秒より、4秒勝る。
☆バタフライは、体力が必要な厳しい種目。
 男性は、3)も8)も、最高年齢が60歳~64歳。
 女性は、8)では、最高年齢が65歳~69歳。
 何れも、全種目中、一番若い最高年齢になっている。

水泳大会に参加して、自分が速いのか? 遅いのか? 気になる。
そして、そのほかにも、比較をしたり、調べることになった。
☆年齢の比較をした。ピークはいつか?
☆男女の体力比較をした。男性が優位か?
☆男女の最高年齢の比較をした。
☆山国と海国の比較をした。
☆人生の「ステージ」を調べた。
☆「更年期」から、「老年期」になると、
 男女の体力が逆転することに気が付いた。
☆どうして、逆転するのだろうか? 「性ホルモン」を調べた。
☆女性ホルモンの「エストロゲン」が急激に減少するのに対して、
 男性ホルモンの「テストステロン」は漸減するから、
 「テストステロン」は、相対的に優位であることが、
 「男女の体力は高齢で逆転」することになる。

これらは、皆さんの県でも、同じ傾向だろうか? 日本では? 世界では?
女性のスイマ-、女性の医師も、思い当たるだろうか?
水泳は、小さいころから、気軽にできる運動である。
健康維持や体力、それに、「ライフステージ」まで、
教えてもらえることになった。
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