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野麦峠スキー場から御嶽山と乗鞍岳を見る

2015-04-05 00:00:05 | Weblog
野麦峠スキー場から、御嶽山乗鞍岳を、同時に見ることができる。
リフトに乗って、一番上まで上がる。そして、右へ行けば、御嶽山を見ることができる。
左へ行けば、乗鞍岳と穂高連峰を見ることができる。

御嶽山。3,067メートル。

御嶽山を見ながら、ラビットコースを滑走する。

乗鞍岳。3,026メートル。

「この先 上級者コースにつき 初・中級者はご遠慮下さい」
というエキスパートコースを、乗鞍岳、穂高連峰を見ながら滑走する。

野麦峠スキー場のリーフレットには、
「2,130mから一気に滑り降りる標高差730m」
「エキスパートを魅了する全長4,000mは圧巻のダウンヒル!」とある。

乗鞍岳の右には、焼岳穂高連峰が広がる。

Y焼岳、K笠ヶ岳、S霞沢岳、N西穂高岳、O奥穂高岳、M前穂高岳。

標高は、焼岳(やけだけ)2,455メートル、笠ヶ岳2,898メートル、
霞沢岳(かすみざわだけ)2,646メートル、西穂高岳2,909メートル、
奥穂高岳3,190メートル、前穂高岳3,090メートル。

N西穂高岳とO奥穂高岳の間には、
A間ノ岳(あいのだけ)、2,907メートル、
Gジャンダルム、3,163メートルが見える。


野麦峠スキー場からの眺めの素晴らしさは、山の仲間から聞いていた。
それで、晴れる日をねらっていた。2015年3月17日は晴れの予報。
松本から1時間半ほど。上高地へ向かう158号に乗って、
途中、奈川渡ダムを左折し、野麦峠スキー場へ行く。

9時からリフトが動くが、さて、どこへ行こうか?
チケット・ブースで、お嬢さんに聞いた。
「山の写真を撮りたいが、どこへ行ったらいいですか?
リフトに乗って、スノーシューで歩きながら写真を撮りたいが」
すると、リーフレットで、親切に説明してくれた。

野麦峠スキー場のホームページから。

「Ⓐスカイライナーから、Ⓑスカイラビットに乗り継いで、
一番上まで上がってください。素晴らしい眺めです」
ありがとうございます。

リフト券を買って、ベンチでスパッツを着けていると、
チケット・ブースから男性スタッフが出てきて、
さらに、説明してくれた。
「リフトで一番上に上がってから、
最初に奥へ行くと、松本方面が見えます。
それから、右側を下りてくるのがいいですよ。
御嶽山を見ながら、乗鞍岳や穂高連峰が見えます」
わざわざ、ありがとうございます。
そして、その通りにした。
「先週は曇っていたが、今日は最高の天気です」
に送られて。

小鉢盛山(左)と鉢盛山(右)。

鉢盛山(はちもりやま)2,447メートルは、北アルプスの眺望がいい。
2014年8月に朝日村から登った時は、曇りで眺めは良くなかった。
鉢盛山、小鉢盛山2,374メートルは、松本から見ることができる。

北信州の山

T鳥甲山(とりかぶとやま)2,038メートル、Y横手山2,038メートル、
I岩菅山(いわすげやま)2,295メートル、N根子岳2,207メートル、
A四阿山(あずまやさん)2,354メートル。

浅間山。2,568メートル。

浅間山は活火山。
手前は美ヶ原高原で、左の▽は王ヶ鼻、右の▽は王ヶ頭。
王ヶ鼻と王ヶ頭は、松本から見ることができる。

浅間山の右には八ヶ岳が見える。

左の▽は蓼科山2,530メートル、右の▽は主峰の赤岳2,899メートル。

八ヶ岳の右に南アルプス

左の▽は甲斐駒ヶ岳2,967 、右の▽は北岳3,193メートル。

南アルプスの右には中央アルプス

▽は木曽駒ケ岳2,956メートル。

そして、御嶽山と乗鞍岳の間には白山が見える。2,702メートル。

かすむことが多い白山だが、クッキリ見えた。
これで、360度を見回したことになる。

野麦峠スキー場からは、4つの活火山
御嶽山、乗鞍岳、浅間山、焼岳を見ることになる。
御嶽山

左のとんがった剣ヶ峰3,067メートルから、噴煙がわずかに見える。

乗鞍岳

乗鞍岳からは、噴煙は出ていないが、活火山として常時観測されている。
乗鞍岳の噴火は、右(北)から左(南)に移動してきた。

乗鞍岳は、「馬の鞍」の形をしていることから、名前の由来になっている。

右のピークは最高峰の剣ヶ峰3,026メートル、左は大日岳3,014メートル。

浅間山

いつも噴煙が上がっているが、今日は見えない。

焼岳

左の南峰から噴煙が、音を立てて上がっているが、今日は見えない。

野麦峠スキー場の4時間の雪歩きを終えて、
下にもどると、スタッフと目が合って、
見えた山の話になった。

快晴だったから、御嶽山と、


乗鞍岳はもちろんのこと、

焼岳、笠ヶ岳、霞沢岳、西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳、前穂高岳、鉢盛山、
根子岳、四阿山、浅間山、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプス、白山…、
と、3千メートル級の秀峰の、360度の眺望を楽しむことができた。
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