山の仲間と甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に登った。
梅雨さなかの2015年7月8日、9日。
長野県、川上村の毛木平(もうきだいら)から、
千曲川の源流をたどって、甲武信ヶ岳に登る道は、
緑と苔、それに、ハクサンシャクナゲの咲き始めだった。
緑と苔。
昨夜来の雨は止んでくれた。緑と苔が、いっそう映える。
苔。
ハクサンシャクナゲのつぼみだろうか?
咲けば、みごとだろうな! と眺めていると、
咲き始めがあった。
そして、咲いていた。
甲武信ヶ岳のルート。川上村の観光案内から。
長野県、川上村のM毛木平(もうきだいら)から、
右側のROUTE.1で、千曲川の源流をたどって、
K甲武信ヶ岳に登る。山頂近くの甲武信小屋に泊まり、
2日目は左側のROUTE.2で、S三宝山 ⇒ O大山
⇒ J十文字峠 ⇒ M毛気平にもどる。
甲武信ヶ岳のルートには、
シャクナゲのマークがK甲武信ヶ岳とJ十文字峠にある。
ということは、シャクナゲが売りの甲武信ヶ岳になる。
それに、山梨県に来たから、富士山を見たい。
そのシャクナゲの説明板が十文字小屋にあった。
シャクナゲには、アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲがあって、
アズマシャクナゲは、十文字峠付近では6月上旬~中旬ごろで、花は淡紅色。
ハクサンシャクナゲは、甲武信ヶ岳の稜線部では7月上旬~中旬ごろで、
花は白または、わずかに紅色、とある。
甲武信ヶ岳でシャクナゲを見るならば、
アズマシャクナゲは、6月上旬~中旬、
ハクサンシャクナゲは、7月上旬~中旬となる。
今日7月8日は、アズマシャクナゲは終わり、
ハクサンシャクナゲが咲き始め、ということになる。
初日のROUTE.1では、千曲川の源流をたどって、K甲武信ヶ岳に登る。
緑と苔、ハクサンシャクナゲの咲き始め、ナメ滝、千曲川源流を見ながら。
2日目のROUTE.2では、S三宝山、O大山を経て、急な鎖場を降りて、
J十文字峠から、M毛気平をもどる。
それでは、写真で追ってみる。
庭園のような流れと苔を眺めながら登るが、遊歩道のようだ。
ハクサンシャクナゲを見つけながら登る。
所どころに、淡いピンクがある。
ナメ滝。11時20分。
落差のある滝や、急流にはならない。
ここで昼食。苔を見ながら。
ナメ滝をさらに上がる。千曲川源流をたどる道の標識。
このころから、雨が降る。
千曲川 信濃川水源地。11時半。
⇒ここから、水が湧き出している。
コップですくって飲むが、うまい!
左下へ流れていくが、ここが千曲川か!
水源地から上は、これまでの遊歩道の感覚から、登山道になる。
ガレ場を登ると、甲武信ヶ岳の頂上2,475メートル。
甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境界にある甲武信ヶ岳。14時50分。
左の赤は、雨具を着けた女性。
視界は悪い。富士山は見えない。
10分ほど下りた先に、甲武信小屋がある。
写真は、雨が降らない翌日の2015年7月8日の朝に撮影。
2階の広間が寝るところ。
ありがたいことに、1枚の敷布団に1人だった。
雨の予報で、宿泊のキャンセルがでたおかげで。
朝焼けの富士山が見たくて、7月8日の朝4時、
甲武信小屋を出て、甲武信ケ岳へ登る途中の開けたところへ登る。
左奥に見えてもいい富士山は、現れなかった。
右端は国師ヶ岳、その右奥に見える北岳も見えなかった。
雲の上に顔を出してくれ! と、4時40分まで待ったがダメだった。
甲武信小屋にもどって、5時に朝食。6時に出発。
2日目は、左側のROUTE.2で、S三宝山 ⇒
O大山 ⇒ J十文字峠 ⇒ M毛気平にもどる。
三宝山2,483メートル。7時。
標識には、「埼玉県最高峰」とあった。
尻岩。7時50分。
大きさ比べをして、ニコニコして戻ってきた女性。
埼玉剱と長野県の県境の山、
武信白岩山(ぶしんしらいわやま)2,288メートル。8時35分。
頂上が奥に見えるが、崩落しやすいため、登山禁止。
大山2,226メートル。9時40分。
ガスで展望なし。
ポツンと咲いていたハクサンシャクナゲが出迎えてくれた。
大山からは、降りるだけになる。9時47分。
さらに、鎖が続く。9時56分。
鎖場は問題がない。鎖を手でしっかりつかむ。そして、足場を確保する。
3点を確実に確保できるわけだから、安全は保証できる。鎖が抜けない限り。
そして、十文字小屋。10時半。
外の庭で昼食。
自慢のアズマシャクナゲは咲き終わっていたが、
ハクサンシャクナゲが、ポツンポツンと咲いていた。
下りは長い。登りにROUTE.2を使わなくてよかった。
ROUTE.1は、千曲川源流までは、遊歩道の感覚で、
その後、甲武信ヶ岳の頂上までは登山だが、登山は短い。
千曲源流挟霧橋に着いた。12時半。
ここを渡ると、ROUTE.2とROUTE.1が合流する。
そして、M毛気平に戻った。
甲武信ヶ岳からの展望はなかったから、
初日に、川上村に向かう途中、
八ヶ岳高原ラインから見えた南アルプスと富士山を掲載する。
南アルプス。
右端は北岳、その左は間ノ岳。
富士山。
梅雨のさなかの甲武信ヶ岳は、
緑と苔、ハクサンシャクナゲが迎えてくれる。
梅雨さなかの2015年7月8日、9日。
長野県、川上村の毛木平(もうきだいら)から、
千曲川の源流をたどって、甲武信ヶ岳に登る道は、
緑と苔、それに、ハクサンシャクナゲの咲き始めだった。
緑と苔。
昨夜来の雨は止んでくれた。緑と苔が、いっそう映える。
苔。
ハクサンシャクナゲのつぼみだろうか?
咲けば、みごとだろうな! と眺めていると、
咲き始めがあった。
そして、咲いていた。
甲武信ヶ岳のルート。川上村の観光案内から。
長野県、川上村のM毛木平(もうきだいら)から、
右側のROUTE.1で、千曲川の源流をたどって、
K甲武信ヶ岳に登る。山頂近くの甲武信小屋に泊まり、
2日目は左側のROUTE.2で、S三宝山 ⇒ O大山
⇒ J十文字峠 ⇒ M毛気平にもどる。
甲武信ヶ岳のルートには、
シャクナゲのマークがK甲武信ヶ岳とJ十文字峠にある。
ということは、シャクナゲが売りの甲武信ヶ岳になる。
それに、山梨県に来たから、富士山を見たい。
そのシャクナゲの説明板が十文字小屋にあった。
シャクナゲには、アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲがあって、
アズマシャクナゲは、十文字峠付近では6月上旬~中旬ごろで、花は淡紅色。
ハクサンシャクナゲは、甲武信ヶ岳の稜線部では7月上旬~中旬ごろで、
花は白または、わずかに紅色、とある。
甲武信ヶ岳でシャクナゲを見るならば、
アズマシャクナゲは、6月上旬~中旬、
ハクサンシャクナゲは、7月上旬~中旬となる。
今日7月8日は、アズマシャクナゲは終わり、
ハクサンシャクナゲが咲き始め、ということになる。
初日のROUTE.1では、千曲川の源流をたどって、K甲武信ヶ岳に登る。
緑と苔、ハクサンシャクナゲの咲き始め、ナメ滝、千曲川源流を見ながら。
2日目のROUTE.2では、S三宝山、O大山を経て、急な鎖場を降りて、
J十文字峠から、M毛気平をもどる。
それでは、写真で追ってみる。
庭園のような流れと苔を眺めながら登るが、遊歩道のようだ。
ハクサンシャクナゲを見つけながら登る。
所どころに、淡いピンクがある。
ナメ滝。11時20分。
落差のある滝や、急流にはならない。
ここで昼食。苔を見ながら。
ナメ滝をさらに上がる。千曲川源流をたどる道の標識。
このころから、雨が降る。
千曲川 信濃川水源地。11時半。
⇒ここから、水が湧き出している。
コップですくって飲むが、うまい!
左下へ流れていくが、ここが千曲川か!
水源地から上は、これまでの遊歩道の感覚から、登山道になる。
ガレ場を登ると、甲武信ヶ岳の頂上2,475メートル。
甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境界にある甲武信ヶ岳。14時50分。
左の赤は、雨具を着けた女性。
視界は悪い。富士山は見えない。
10分ほど下りた先に、甲武信小屋がある。
写真は、雨が降らない翌日の2015年7月8日の朝に撮影。
2階の広間が寝るところ。
ありがたいことに、1枚の敷布団に1人だった。
雨の予報で、宿泊のキャンセルがでたおかげで。
朝焼けの富士山が見たくて、7月8日の朝4時、
甲武信小屋を出て、甲武信ケ岳へ登る途中の開けたところへ登る。
左奥に見えてもいい富士山は、現れなかった。
右端は国師ヶ岳、その右奥に見える北岳も見えなかった。
雲の上に顔を出してくれ! と、4時40分まで待ったがダメだった。
甲武信小屋にもどって、5時に朝食。6時に出発。
2日目は、左側のROUTE.2で、S三宝山 ⇒
O大山 ⇒ J十文字峠 ⇒ M毛気平にもどる。
三宝山2,483メートル。7時。
標識には、「埼玉県最高峰」とあった。
尻岩。7時50分。
大きさ比べをして、ニコニコして戻ってきた女性。
埼玉剱と長野県の県境の山、
武信白岩山(ぶしんしらいわやま)2,288メートル。8時35分。
頂上が奥に見えるが、崩落しやすいため、登山禁止。
大山2,226メートル。9時40分。
ガスで展望なし。
ポツンと咲いていたハクサンシャクナゲが出迎えてくれた。
大山からは、降りるだけになる。9時47分。
さらに、鎖が続く。9時56分。
鎖場は問題がない。鎖を手でしっかりつかむ。そして、足場を確保する。
3点を確実に確保できるわけだから、安全は保証できる。鎖が抜けない限り。
そして、十文字小屋。10時半。
外の庭で昼食。
自慢のアズマシャクナゲは咲き終わっていたが、
ハクサンシャクナゲが、ポツンポツンと咲いていた。
下りは長い。登りにROUTE.2を使わなくてよかった。
ROUTE.1は、千曲川源流までは、遊歩道の感覚で、
その後、甲武信ヶ岳の頂上までは登山だが、登山は短い。
千曲源流挟霧橋に着いた。12時半。
ここを渡ると、ROUTE.2とROUTE.1が合流する。
そして、M毛気平に戻った。
甲武信ヶ岳からの展望はなかったから、
初日に、川上村に向かう途中、
八ヶ岳高原ラインから見えた南アルプスと富士山を掲載する。
南アルプス。
右端は北岳、その左は間ノ岳。
富士山。
梅雨のさなかの甲武信ヶ岳は、
緑と苔、ハクサンシャクナゲが迎えてくれる。