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男女の体力比較、個人メドレー

2019-11-03 00:11:03 | Weblog
男女の体力比較」を、水泳の個人メドレーで見る。
これまで、平泳ぎ200mと、自由形200m
バタフライ200m背泳ぎ200mで、
「男女の体力比較」を見てきた。

平泳ぎ200mは、
男女の体力比較」、2019年9月29日、
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/a841c2addd95fce1cfd296ec281ba781

男子と女子-平泳ぎ200m-大会記録のグラフを掲載。





自由形200mは、
男女の体力比較、自由形」、2019年10月13日、
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/f60710333686a1564db6894057698863

男子と女子-自由形200m-大会記録のグラフを掲載。





バタフライ200mは、
男女の体力比較、バタフライ」、2019年10月20日、
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/37685c56c029b2c6f45d3e83ac6da491

男子と女子-バタフライ200m-大会記録のグラフを掲載。





背泳ぎ200mは、
男女の体力比較、背泳ぎ」、2019年10月27日、
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/de9e5276ac2425bf8883d462f5be0a65

男子と女子-背泳ぎ200m-大会記録のグラフを掲載。




4つの泳法で、
体力のピークと、大会記録、
大会に参加する最高年齢、の比較は次になる。

4つの泳法で、体力のピーク

男女とも体力のピークは、18歳~24歳から30歳~34歳の範囲にある。

4つの泳法で、大会記録


4つの泳法で、最高年齢


最高年齢は、
女子が、男子よりも5歳から10歳上。
平泳ぎと自由形は5歳上で、バタフライと背泳ぎは10歳上。

最高年齢が高い泳法は、
男子は、自由形と背泳ぎで、80歳~84歳、
女子は、背泳ぎで、90歳~

最高年齢が低い泳法は、
男子は、バタフライで、60歳~64歳。
 自由形と背泳ぎの80歳~84歳と比べて、20歳低い。
女子も、バタフライで、70歳~74歳。
 背泳ぎの90歳~と比べて、20歳低い。
バタフライは、キツイ泳法だ。

男女の体力比較は、
☆高齢になると、大会記録は、女子が優れている。
☆参加する最高年齢も、女子の方が高齢である。
特に、背泳ぎでは、90歳~でも、参加している。
それに、バタフライでは、
☆高齢になる前の、50歳~54歳で、
 女子の方が、男子の大会記録よりも勝っている。

「体力のスポーツで、男性が女性に負けるはずがない! 」
と、抱いていた常識は、崩れた。

これら4つの泳法のほかに、
個人が、この4つを泳ぐ、個人メドレーがある。
万能の種目、個人メドレーで、日本選手が大活躍をした。
世界水泳選手権2019韓国で、
瀬戸大也(だいや)選手は、男子200mと、400mで
大橋悠依(ゆい)選手、女子400mでである。

個人メドレー」で、
「男女の体力比較」を見る。
万能の泳者の体力比較は、男性が有利か?
女性が、高齢では、男子に勝るのか? 興味がある。

男子と女子 個人メドレー200m 年齢別の大会記録の表を作成。

長野県マスターズ スイミングフェスティバルから。

体力のピークは、
男子は、18歳~24歳、
女子は、30歳~34歳。

大会に参加する最高年齢は、
男子は、70歳~74歳、
女子は、75歳~79歳。
個人メドレーでも、女子の方が高齢である。

大会記録は、男子は、
18歳~24歳から、ガンバリが続いて、
35歳~39歳の2分13秒63まで、
9秒49の差と、落ちが少ない。

大会記録の、女子は、
18歳~24歳の、2分39秒17を、
30歳~34歳では、2分36秒61と、
2秒56短縮して、ピークになっている。

男子と女子の差 [秒]を見ると、
男子は、55歳~59歳までは、
女子に、61秒27~21秒49の差をつけている。

しかし、60歳~64歳では、女子と9秒34差に縮まり、
65歳~69歳では、1秒85差まで、迫られる。

次の、70歳~74歳では、男子は巻き返して、
48秒14の差で、女子に勝る。

しかし、次の75歳~79歳では、
女子は参加するが、男子は参加しなくなる。

男子と女子-個人メドレー200m-大会記録のグラフ。


男子は、18歳~24歳から55歳~59歳まで、女子に勝っている。
60歳~64歳では、女子との差は、10秒に縮まり、
65歳~69歳では、2秒差までになる。

しかし、次の70歳~74歳では、48秒の大差で巻き返す。
男子が勝るのは、ここまで。
次の、75歳~79歳では、男子の参加はない。

前の年齢からの衰え/落ちを見る。
男子と女子-個人メドレー200m-秒/歳のグラフ。


男子は、18歳~24歳から、35歳~39歳まで、衰えは小さい。
40歳~44歳から、55歳~59歳までは、
大きく衰えることはない。

60歳~64歳では、4秒49と大きくなるが、
極端な衰えではない。
65歳~69歳では、2秒03と平均的な衰え。
このとき、女子の衰えが、-5秒02と最小で、
大会記録は、2秒差まで迫られる。

次の70歳~74歳でも、男子の衰えは、1秒15と小さい。
女子の衰えは、最大の10秒40だから、
大会記録は、48秒差で、女子に勝っている。
男子は、ガクンと大きく衰えることがなかったが、
次の、75歳~79歳では、参加をしなくなる。

女子は、30歳~35歳は、-3秒32と衰えが最小になっている。
この時が、大会記録のピーク。

女子には、大きな衰えが3回ある。
35歳~39歳は、7秒66、
55歳~59歳は、5秒88、そして、
70歳~74歳は、10秒40と、最大である。

35歳~39歳は、出産、育児、
55歳~59歳は、子女の結婚、出産、
70歳~74歳は、夫の看病、
などの時期と重なるが。

これらの大事業のあとでは、衰えが小さい。
40歳~44歳から50歳~54は、0秒48から-0秒43と、衰えが小さい。
60歳~64歳は、-5秒02と、衰えが最小になる、
75歳~79歳は、-2秒82と、衰えを跳ね返す勢い。
このときの大会記録、4分02秒18は、
前の70歳~74歳の、4分16秒30よりも、
14秒12も短縮している。
体力も、意欲も、素晴らしい。

男女の大会記録差-個人メドレー200mのグラフ。

グラフで、0秒以下は、女子が男子に勝っていることを、示す。

男子は、18歳~24歳から、55歳~59歳まで、
女子に勝っている。21秒から61秒の差で。

60歳~64歳で、女子は男子に9秒差になり、
65歳~69歳では、2秒差に迫る。

次の、70歳~74歳では、男子は巻き返す。48秒差で勝る。
しかし、75歳~79歳は、女子は参加するが、男子は参加しない。
このとき、女子の大会記録は、前の70歳~74歳よりも、
14秒12も短縮している。ガクンと落ちてはいない。

個人メドレー200mに見る、
男女の体力比較-生涯


平泳ぎ200m、自由形200m、バタフライ200m、背泳ぎ200mと同じように、
個人メドレー200mでも、
高齢では、女性の体力は、男性よりも、勝っている。
大会記録が優れている。それに、
参加する最高年齢が高い。

個人メドレーの特徴として、
女性の最高年齢、75歳~79歳のときの、衰えが小さい。
そして、大会記録は、前の年齢、70歳~74歳よりも速くなっている。

「体力のスポーツで、男性が女性に負けるはずがない! 」
と、抱いていた常識は、崩れた。
水泳5種目で見る「男女の体力比較」は、
高齢では、女性の体力と意欲は、男性に勝る。
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