秋の乗鞍岳から見る山々。
秋晴れが期待できる2014年9月19日に乗鞍岳に登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5a/341a7e2b6310cb9d6f511b30f5a9c201.jpg)
左端が乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートル。右に蚕玉岳、朝日岳。
御嶽山が2014年9月27日に噴火するから、その1週間前のこと。
乗鞍高原を朝4時10分発の「ご来光バス」に乗るには、
3時に松本を出る。ご来光バスは、乗鞍エコーラインを上がり、
終点の長野県と富山県の県境の「県境ゲート」へ、5時に着く。
ライトを点けて、富士見岳2,817メートルに登り、ご来光を拝む。
それから、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートルを目指す。
秋晴れに恵まれ、乗鞍岳から見る山々を留めておきたい。
富士見岳で、ご来光を待っていると、朝焼けに、
「北アルプス」が浮かんできた。日の出前の5時23分。
朝焼けに、北アルプスのシルエット。きれいだ!
Hは穂高連峰で、左が奥穂高岳、右が前穂高岳。
Yは槍ヶ岳、Gは野口五郎岳。Vは噴煙を上げる焼岳。
奥穂高岳は3,190メートル、前穂高岳は3,090メートル、
槍ヶ岳は3,180メートル、野口五郎岳は2,924メートル。
焼岳は2,393メートル。
野口五郎岳Gと槍ヶ岳Yの間に、4つのピークが見える。
左から旭岳、針ノ木岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。
手前の噴煙は焼岳。右端は槍ヶ岳。
そして、ご来光。5時29分。
八ヶ岳の左から陽が昇る。
ご来光を拝んでから、富士見岳を下りて、
乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートルを目指す。
周りの山々が雲に隠れてしまわないうちに、
休まずに登って、7時に山頂に着く。
「北アルプス」。剣ヶ峰から。
陽が昇って、北アルプスがきれいに見える。
雲も、かすみもかかっていなかった。
穂高連峰Hの下は上高地になる。
剣ヶ峰から、周囲の山を見回す。時計回りに、
槍ヶ岳Y、穂高連峰H、常念岳J、蝶ヶ岳C。
常念岳は、松本からピラミッド型に見える山。
常念岳は2,857メートル、蝶ヶ岳は2,677メートル。
「浅間山」。
右端が浅間山2,568メートル、左に国斑山(くろふやま)。
一番手前のモクモクした雲の下は松本。
松本市街から乗鞍岳は見える、浅間山は見えない。
「八ヶ岳」。
左から蓼科山2,531メートル、北横岳は北八ヶ岳、
天狗岳、硫黄岳、横岳、主峰の赤岳2,899メートル、権現岳は南八ヶ岳。
手前、中央は鉢盛山2,446メートル。
「南アルプス」。
甲斐駒ヶ岳T、仙丈ヶ岳S、北岳N、間ノ岳A.
間ノ岳Aの右の▼は農鳥岳、さらに右の▼は塩見岳。
北岳は3,193メートル、富士山3,776メートルについで高い山。
⇒は「富士山」。
富士山は、北岳Nの左で、Sの仙丈ヶ岳3,033メートルの右に見える。
「中央アルプス」。
左から駒ヶ岳2,956メートル、三ノ沢岳、空木岳2,864メートル、
赤椰岳(あかなぎだけ)、南駒ケ岳。
「御嶽山」。
御嶽山3,067メートルは南に見える。手が届きそうな距離だ。
この御嶽山が、8日後の9月27日に噴火する。
噴煙を上げる御嶽山。2014年10月12日。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/30/c17a050af1f7a54c8c2913142dd686c3.jpg)
2014年9月19日に、剣ヶ峰に登って、御嶽山を見た時も、
噴火の前日の9月26日に、御嶽山を見た時も、
「御嶽山が、噴火する!」
とは、予想もしなかった。
「白山」。
白山2,702メートルは西にきれいに見える。
日本海側にある白山は、曇っていることが多い。
「北アルプス」。
北アルプスがきれいに見える。どれかが雲に隠れているものだが。
北ノ股岳M、薬師岳S、奥大日岳O、立山T、野口五郎岳G、槍ヶ岳Y、穂高連峰H、焼岳V。
左手前のドームは、東大のコロナ観測所。
北アルプスを拡大して見る。
北ノ股岳M~薬師岳S~奥大日岳O。
薬師岳Sの左の▼は黒部五郎岳、右の▼は笠ヶ岳。
北ノ股岳は2,662メートル、薬師岳は2,926メートル、奥大日岳は2,611メートル。
黒部五郎岳は2,840メートル、笠ヶ岳は2,898メートル。
立山T~野口五郎岳G。
立山Tの左の▼は剱岳、右の▼は水晶岳。
立山(大汝山)は3,015メートル、剱岳は2,999メートル、水晶岳は2,986メートル。
右手前のVは焼岳2,393メートル。
野口五郎岳Gの右にある4つのピーク~槍ヶ岳。
左から旭岳、針ノ木岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。
旭岳2,867メートル、針ノ木岳2,821メートル、
白馬岳2,932メートル、白馬鑓ヶ岳2903メートル。
そして、「槍ヶ岳と穂高連峰」。
剣ヶ峰から360度の眺望があった。
7時から8時半まで、剣ヶ峰で、
360度の景色を眺めていたことになる。
1時間半もいたのだが、時間のたつのが速かった。
360度の眺望を楽しみ、山の色が変わっていくのが楽しめた。
急いで下りて、9時半に畳平に着き、10時5分発のバスに乗る。
乗鞍エコーラインを下りて、乗鞍観光センターへ、11時。
そして、車で松本へ、12時に着いた。
午後は、別の予定があったから、
午前だけの乗鞍岳だった。
乗鞍岳の7回の登山は、ねらいが変わってきている。
1回目は、 2008年9月10日、
3,000メートル級の山に登りたかった。
剣ヶ峰から富士山を見た。
2回目は、2013年9月22日、
ご来光を拝みたかった。
大黒岳から富士山を見た。
3回目は、2014年6月15日、
雪の乗鞍岳に登って、雪の富士山を見たかった。
アイゼンを着けて、剣ヶ峰を直登した。おっかなかった!
しかし、富士山は見えなかった。
4回目は、2014年8月20日~8月21日、
剣ヶ峰から富士山を見たかった。
しかし、曇っていて見えなかった。
2日目に大黒岳と富士見岳から富士山を見た。
それに、多くの高山植物を見た。
5回目は、 2014年9月19日、
剣ヶ峰から富士山を見たかった。
そして、富士山を見ることができた。
御嶽山が噴火する1週間前。
このあとも、 御嶽山が噴火する前日の2014年9月26日と、
噴火した後の、2014年10月12日にも登ることになる。
6回目は、 2014年9月26日、
乗鞍岳の紅葉狩りに来て、剣ヶ峰に登った。
富士山を見ることができた。
御嶽山が噴火する前日。
7回目は、 2014年10月12日、
御嶽山が噴火した2週間後。
富士山も御嶽山も見ることができた。
御嶽山の噴火は、つぎに掲載したので、参照してください。
「怒れる御嶽山」、2014年10月5日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/90d8716d3c05a0f831d2cb003e741e11
「乗鞍岳から見る怒れる御嶽山」、2014年10月19日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ce47256b2e2c4e578747ccdb6c6fb060
乗鞍岳の7回の登山とは別に、乗鞍高原には何回か訪れている。
花、滝めぐり、紅葉、氷柱群、大雪渓、バーベキュー、
温泉、そば、ご来光、スノーシューで駆け巡る・・・。
季節の変化を楽しむには、いいところだ。
秋の乗鞍岳から360度の山々を見ることができる。
北アルプス、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、
富士山、中央アルプス、御嶽山、白山。
この眺望は、乗鞍岳のもの。
秋晴れが期待できる2014年9月19日に乗鞍岳に登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5a/341a7e2b6310cb9d6f511b30f5a9c201.jpg)
左端が乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートル。右に蚕玉岳、朝日岳。
御嶽山が2014年9月27日に噴火するから、その1週間前のこと。
乗鞍高原を朝4時10分発の「ご来光バス」に乗るには、
3時に松本を出る。ご来光バスは、乗鞍エコーラインを上がり、
終点の長野県と富山県の県境の「県境ゲート」へ、5時に着く。
ライトを点けて、富士見岳2,817メートルに登り、ご来光を拝む。
それから、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートルを目指す。
秋晴れに恵まれ、乗鞍岳から見る山々を留めておきたい。
富士見岳で、ご来光を待っていると、朝焼けに、
「北アルプス」が浮かんできた。日の出前の5時23分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/dd/c29baee921ba4426e831ef6aec06cd6e.jpg)
朝焼けに、北アルプスのシルエット。きれいだ!
Hは穂高連峰で、左が奥穂高岳、右が前穂高岳。
Yは槍ヶ岳、Gは野口五郎岳。Vは噴煙を上げる焼岳。
奥穂高岳は3,190メートル、前穂高岳は3,090メートル、
槍ヶ岳は3,180メートル、野口五郎岳は2,924メートル。
焼岳は2,393メートル。
野口五郎岳Gと槍ヶ岳Yの間に、4つのピークが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/9c/93d0610f7f56e3a00fcaf2f331a9790c.jpg)
左から旭岳、針ノ木岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。
手前の噴煙は焼岳。右端は槍ヶ岳。
そして、ご来光。5時29分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f4/1fced45f0f69c5485b34fec60c7a06c1.jpg)
八ヶ岳の左から陽が昇る。
ご来光を拝んでから、富士見岳を下りて、
乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートルを目指す。
周りの山々が雲に隠れてしまわないうちに、
休まずに登って、7時に山頂に着く。
「北アルプス」。剣ヶ峰から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e6/5145f513df8a74bfdde58d2090a4c33f.jpg)
陽が昇って、北アルプスがきれいに見える。
雲も、かすみもかかっていなかった。
穂高連峰Hの下は上高地になる。
剣ヶ峰から、周囲の山を見回す。時計回りに、
槍ヶ岳Y、穂高連峰H、常念岳J、蝶ヶ岳C。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/72/d6c2b4ff407201867228edbd0ab9b9b3.jpg)
常念岳は、松本からピラミッド型に見える山。
常念岳は2,857メートル、蝶ヶ岳は2,677メートル。
「浅間山」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1d/bb2daa3f162f878016bd6a46824eff6c.jpg)
右端が浅間山2,568メートル、左に国斑山(くろふやま)。
一番手前のモクモクした雲の下は松本。
松本市街から乗鞍岳は見える、浅間山は見えない。
「八ヶ岳」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/14/7eb05cebe84bc872c9ba2c6b8f0d782f.jpg)
左から蓼科山2,531メートル、北横岳は北八ヶ岳、
天狗岳、硫黄岳、横岳、主峰の赤岳2,899メートル、権現岳は南八ヶ岳。
手前、中央は鉢盛山2,446メートル。
「南アルプス」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/4b/1ca2b2cb8e593b4bd43dd2f493a71a7b.jpg)
甲斐駒ヶ岳T、仙丈ヶ岳S、北岳N、間ノ岳A.
間ノ岳Aの右の▼は農鳥岳、さらに右の▼は塩見岳。
北岳は3,193メートル、富士山3,776メートルについで高い山。
⇒は「富士山」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/3f/60bd6448316b4a06d03552b20526302e.jpg)
富士山は、北岳Nの左で、Sの仙丈ヶ岳3,033メートルの右に見える。
「中央アルプス」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/cb/8c19ae1a8499d7cd14176808cb3c9316.jpg)
左から駒ヶ岳2,956メートル、三ノ沢岳、空木岳2,864メートル、
赤椰岳(あかなぎだけ)、南駒ケ岳。
「御嶽山」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f4/c54bd44971f31b9288f324084e15b6c9.jpg)
御嶽山3,067メートルは南に見える。手が届きそうな距離だ。
この御嶽山が、8日後の9月27日に噴火する。
噴煙を上げる御嶽山。2014年10月12日。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/30/c17a050af1f7a54c8c2913142dd686c3.jpg)
2014年9月19日に、剣ヶ峰に登って、御嶽山を見た時も、
噴火の前日の9月26日に、御嶽山を見た時も、
「御嶽山が、噴火する!」
とは、予想もしなかった。
「白山」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b0/02bf50ad8a554640f57e17a2d9a0e138.jpg)
白山2,702メートルは西にきれいに見える。
日本海側にある白山は、曇っていることが多い。
「北アルプス」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/57/eeb3d8c699bf28c5efa1419c907382ee.jpg)
北アルプスがきれいに見える。どれかが雲に隠れているものだが。
北ノ股岳M、薬師岳S、奥大日岳O、立山T、野口五郎岳G、槍ヶ岳Y、穂高連峰H、焼岳V。
左手前のドームは、東大のコロナ観測所。
北アルプスを拡大して見る。
北ノ股岳M~薬師岳S~奥大日岳O。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/54/d882d9d58d21f34f20e49938331b2e85.jpg)
薬師岳Sの左の▼は黒部五郎岳、右の▼は笠ヶ岳。
北ノ股岳は2,662メートル、薬師岳は2,926メートル、奥大日岳は2,611メートル。
黒部五郎岳は2,840メートル、笠ヶ岳は2,898メートル。
立山T~野口五郎岳G。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/cb/e7ae5abdb15f0a38e6ddf5169771ead0.jpg)
立山Tの左の▼は剱岳、右の▼は水晶岳。
立山(大汝山)は3,015メートル、剱岳は2,999メートル、水晶岳は2,986メートル。
右手前のVは焼岳2,393メートル。
野口五郎岳Gの右にある4つのピーク~槍ヶ岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f5/8f9969608818681d40709c252e34f46a.jpg)
左から旭岳、針ノ木岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。
旭岳2,867メートル、針ノ木岳2,821メートル、
白馬岳2,932メートル、白馬鑓ヶ岳2903メートル。
そして、「槍ヶ岳と穂高連峰」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/19/a939cdd0891c7c744255b5acdc3952a1.jpg)
剣ヶ峰から360度の眺望があった。
7時から8時半まで、剣ヶ峰で、
360度の景色を眺めていたことになる。
1時間半もいたのだが、時間のたつのが速かった。
360度の眺望を楽しみ、山の色が変わっていくのが楽しめた。
急いで下りて、9時半に畳平に着き、10時5分発のバスに乗る。
乗鞍エコーラインを下りて、乗鞍観光センターへ、11時。
そして、車で松本へ、12時に着いた。
午後は、別の予定があったから、
午前だけの乗鞍岳だった。
乗鞍岳の7回の登山は、ねらいが変わってきている。
1回目は、 2008年9月10日、
3,000メートル級の山に登りたかった。
剣ヶ峰から富士山を見た。
2回目は、2013年9月22日、
ご来光を拝みたかった。
大黒岳から富士山を見た。
3回目は、2014年6月15日、
雪の乗鞍岳に登って、雪の富士山を見たかった。
アイゼンを着けて、剣ヶ峰を直登した。おっかなかった!
しかし、富士山は見えなかった。
4回目は、2014年8月20日~8月21日、
剣ヶ峰から富士山を見たかった。
しかし、曇っていて見えなかった。
2日目に大黒岳と富士見岳から富士山を見た。
それに、多くの高山植物を見た。
5回目は、 2014年9月19日、
剣ヶ峰から富士山を見たかった。
そして、富士山を見ることができた。
御嶽山が噴火する1週間前。
このあとも、 御嶽山が噴火する前日の2014年9月26日と、
噴火した後の、2014年10月12日にも登ることになる。
6回目は、 2014年9月26日、
乗鞍岳の紅葉狩りに来て、剣ヶ峰に登った。
富士山を見ることができた。
御嶽山が噴火する前日。
7回目は、 2014年10月12日、
御嶽山が噴火した2週間後。
富士山も御嶽山も見ることができた。
御嶽山の噴火は、つぎに掲載したので、参照してください。
「怒れる御嶽山」、2014年10月5日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/90d8716d3c05a0f831d2cb003e741e11
「乗鞍岳から見る怒れる御嶽山」、2014年10月19日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ce47256b2e2c4e578747ccdb6c6fb060
乗鞍岳の7回の登山とは別に、乗鞍高原には何回か訪れている。
花、滝めぐり、紅葉、氷柱群、大雪渓、バーベキュー、
温泉、そば、ご来光、スノーシューで駆け巡る・・・。
季節の変化を楽しむには、いいところだ。
秋の乗鞍岳から360度の山々を見ることができる。
北アルプス、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、
富士山、中央アルプス、御嶽山、白山。
この眺望は、乗鞍岳のもの。