季節の変化

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ウスユキソウが咲く頃、霧ヶ峰

2022-08-21 00:04:15 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃霧ヶ峰
霧ヶ峰の車山 1,925メートルへは、
ビーナスラインの車山肩 1,805メートルから登った。
1時間ほどの、高原のハイキングは、ウスユキソウが、
迎えてくれた。2014年7月25日。

①異種隣り合わせ

異種が並んで咲いている!
初めて見る、こんなことがあるんだ。

左右のウスユキソウを拡大。
①-1) 左のウスユキソウは、白っぽい

白い毛が、包葉にも、葉にも、茎にもある。
上に伸びるように咲いている。白く、優美だ!
ミネウスユキソウだろうか? 分からなくなってきた。

①-2) 右のウスユキソウは、葉も、茎も

横に広がるように咲いている。頭花が大きい。

しかし、名前が分からない。それに、
隣同士で咲く事の、重大さも分からない。
仲がいいのか? 水や太陽の取り合いなのか? 進化なのか?

ここは、霧ヶ峰の車山
山頂にある気象レーダー観測所

360度の眺望があるところ。富士山、アルプス…が見渡せる。
冬の写真2枚。空気が澄んでいた、2016年3月17日。
北アルプス

H穂高連峰(奥穂高岳) 3,190メートル、日本で3番目の高さ、
Y槍ヶ岳 3,180メートル、日本で5番目の高さ、
J常念岳 2,857メートル、
T立山(大汝山 おおなんじやま) 3,015メートル、
R蓮華岳(れんげだけ) 2,799メートル)。
手前の白い平Sは、八島ヶ原湿原。

日本一のF富士山。山頂にある車山神社の鳥居から。

左は、八ヶ岳(主峰A赤岳 2,899メートル)、
右は、南アルプス(N北岳 3,193 メートル)、日本で2番目の高さ、
その右手前には、中央アルプス(木曽駒ケ岳 2,956メートル)。

車山には、ビーナスライン車山肩 から登山開始。2022年8月14日に撮影。

柵に沿って右に登り、それから、左に折れて、
山頂の気象レーダー観測所を目指す、高原のハイキング。

山頂から、ウスユキソウを探しながら、車山肩へ下りる。
スッポリと笹の中

倒れないように風対策。

③かたまり

風が直接当たらないところでは、大らかに咲く。

ハクサンフウロと同居。

ハクサンフウロと一緒は、よく見かける。

寄り合い

風が当たらない道路わきで、誇らしげ。

⑥登山道に、たくましく咲く。

人に踏まれないように、風を避けるように石の陰で。右奥は登山客。
これは、2022年8月14日に撮影。

霧ヶ峰は、眺望がすばらしいところ。
それに、ウスユキソウが迎えてくれた。
霧ヶ峰のウスユキソウは、エーデルワイスの、
優雅なイメージに、たくましさを教えてくれる。
① 異種が隣り合わせで咲いていた。
 仲がいいのか? 水や太陽の取り合いなのか? 進化なのか? 
② 風を避けて、スッポリと笹の中に埋もれる。
③ 風のないところでは、かたまりで咲く。
④ ハクサンフウロと同居。
⑤ 風のないところでは、寄り添って咲く。
⑥ 登山道の真ん中でも、ポツンと咲く。
 石の陰で、踏まれないように、風を避けるように。
霧ヶ峰は、素晴らしい眺望と、ウスユキソウは、
美しさと、たくましさで迎えてくれた。
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ウスユキソウが咲く頃、四阿山

2022-08-07 00:04:50 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃
これまで見た高山植物から、前回は、
高山植物が咲く頃唐松岳八方池、を掲載、2022年7月24日。

八方池、標高2,060メートルでは、
3種ウスユキソウを見ることができた。
ハッポウウスユキソウ、ミネウスユキソウ、エゾウスユキソウ。

ハッポウウスユキソウ。八方尾根の固有種

スイスイと上を向いて咲いている。

ミネウスユキソウ

八方池で、多く見かけた。

エゾウスユキソウ

花弁のような円い苞葉が、たくさんある。

八方池の標高2,060メートルでは、
3種のウスユキソウが迎えてくれた。
四阿山(あずまやさん) 2,354メートルでは、
ウスユキソウは、どんなだろうか? 探してみる。
ウスユキソウが咲く頃、四阿山
エーデルワイスの種類と言うから、興味は広がる。

四阿山頂。2015年8月6日。


四阿山頂付近で、ミネウスユキソウを見つけた。

左にミネウスユキソウ、右にヤマハハコが、並んで咲いている。

四阿山は、登山口の菅平牧場 1592メートルから、
高山植物を見ながら、頂上 2,354メートルまで、
標高差762メートル、3時間半の登り。

四阿山は、冬に眺めた写真がある。

野麦峠(のむぎとうげ)スキー場から、2015年3月に撮影。

I岩菅山(いわすげやま) 2,295メートル、
N根子岳(ねこだけ) 2,207メートル、
A四阿山(あずまやさん) 2,354メートル。
さらに、右には浅間山 2,568メートルがある。

見つけたウスユキソウを、
頂上から ⇒ 登山口まで、
① ⇒ ⑥の順番に掲載していく。

②ミネウスユキソウハクサンフウロ

ハクサンフウロと共存。

かたまりのミネウスユキソウがあった。


単独のミネウスユキソウ


⑤ミネウスユキソウヤマハハコが混じっている。


⑥ウスユキソウヤマハハコが隣同士。

⑥のウスユキソウは、⑤のミネウスユキソウとは別種だ。
「高山に咲く花」、山渓ハンディ図鑑8で調べると、
ホソバヒメウスユキソウか?
⑥の標高は、⑤より低く、撮影時間が35分の差。
2キロメートルほど離れている。

四阿山の、ウスユキソウは、
ほかの花と一緒に咲いているのろうか?
標高で違いがあるのだろうか?
① ミネウスユキソウとヤマハハコが、並んで咲いていた。
② ミネウスユキソウがハクサンフウロと一緒に咲いていた。
③ ミネウスユキソウの、こんもりとしたかたまりがあった。
④ 単独のミネウスユキソウもあった。
⑤ ミネウスユキソウとヤマハハコが隣同士だった。
⑥ ウスユキソウの別種があった。ホソバヒメウスユキソウか?

四阿山では、ウスユキソウは、
単独でも咲いている、かたまりでも咲いている、
ほかの花と並んで咲いたり、一緒に咲いている。
ウスユキソウの別種もある。標高差762メートル、
色んな姿・形で、ウスユキソウは迎えてくれる。
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